『中山優馬』とお仕事トーク♡ 人と距離をつめるのに大事なマインドとは?
Check!1アイドル活動もしつつ、役者をメインに活動していこうと決めたのはいつぐらいでしたか?
15才で役者になりたい!と思ってからですね。それから5年たって、20才になる頃が一番あせっていた。20才になるのに、自分、全然できていないなって。もっとあせればよかったと思っているくらいです。
Check!2あせることが、どうプラスに働く?
危機感を持つと、センサーが働くようになるんです。同世代で、この人、ヤバいな!っていう人に対してね。すごい人のすごさをちゃんと認識できるっていうのは、いいことやと思う。なにがすごいかがわかっていれば、いい影響を受けることができるから。
Check!3新しい作品に入るときは、まずどういった準備から入るのでしょうか
今回の『ダディ』という作品だと、体作りかな。体を大きくしようと思って台本を読んだら、もしかしたら絞ったほうがいいのかもしれない、と思い始めてきたところです(笑)。
Check!4人見知りはしますか?
もう、ほぼしないと言っていい気がします。実際は緊張も無理もしているし、がんばってますよ。でも、それでなんとかなっているなら、もはや人見知りじゃないのかなって。はじめて会う人、知らん人としゃべるのって、普通に考えたら緊張するものじゃないですか。
ー確かに。
Check!5作品ごとにそういう状況になるわけですが、どういったマインドで乗り越えてきましたか?
時短思考です。せっかちなので(笑)。どうせ話すようになるんだから、だったらいま、自分から話しかけようっていう。人見知りしているうちに、ただ時間が過ぎていくのがもったいない。どうせ距離を縮めないといけないんだから、少々強引だったとしても、自分からいっちゃえ!って。
ほとんどの場合、嫌われたくないと思うから人見知りするんですよね。そこをあえて、どう思われてもしゃーない!っていうマインドでいく。仕事だから、そう割り切れているのかもしれないです。
Check!6距離を詰める場合、どういう切り口で攻めますか?
共通点を見つけるところから入ります。どの現場でもね。
Check!7絶対に使う、黄金の質問みたいなのは!?
〝好きなごはんはなんですか?〟かな(笑)。あとは趣味とか。質問していけば、どこかで絶対に知っているもの、自分と合うものに当たると思うから。
知らなくても、〝あ、それ食べたことないです〟とか〝聞いたことなかったです〟って教えてもらう方向にいけば成り立ちます。
More!舞台『ダディ』
N.Y.とロンドンで上演され、話題となった衝撃的な作品の日本初上演が決定。人種やセクシュアリティ、家族、格差社会、アイデンティティなど多様なテーマを会話劇で描く。8月5日(金)~7日(日)にCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて。
Profile
なかやま ゆうま
1994年1月13日生まれ、大阪府出身。A型。2008年に『バッテリー』でドラマ初出演、主演を務める。以降、主に俳優として映像と舞台で活躍。『中山優馬×ジャニーズJr.@YUMA HOUSE』(BSJapanext)に出演中。
Text:Kiyoko Negishi