【裄】はなんて読む?着物にまつわる難読漢字!
TRIVIA
日常生活で使う機会はあまりないけれど、知ってるとちょっと自慢できる!そんな難読漢字を今回ご紹介します。社会人の多くが間違えてしまうこの漢字、あなたは読めるかな?
「裄」はなんて読む?
「裄」という漢字を見たことはありますか?
着物に関する言葉で、今でも衣服の売り場で使われています。
いったい、「裄」はなんと読むのでしょうか?
正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。
果たして、正解は?
正解は「ゆき」でした!
一般的に衣服は背中部分の中央に縫い目があるのですが、その縫い目から袖口までの長さのことを「裄」と言います。
「裄丈」という言葉もあり、その場合は裄の長さという意味だけでなく、物事の程度を表す言葉です。
「裄丈もない」で、裄丈に足りないくらい小さく幼いという意味になります。
また、「裄丈合う」で、裄丈と体が合うことから転じて、ものごとに過不足がなくなってうまく整うことを意味するんだとか。
みなさんは分かりましたか?
家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!
《参考文献》
・『デジタル大辞泉』(小学館)
・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
・『日本大百科全書』(小学館)
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