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回避依存症とは?心理や原因、治し方を徹底解説!

回避依存症とは?心理や原因、治し方を徹底解説!

回避依存症の人は、他者と深い関係になることを避けたり、短期間で出会いと別れを繰り返したりします。この記事では、回避依存症の特徴や治し方をご紹介。最後まで読めば、回避依存症とどのように向き合っていけばいいかわかりますよ。

回避依存とは?回避依存症者の恋愛傾向

回避依存とは、他者と親しくなることを避け、自身の精神バランスを保とうとすることです。

回避依存の傾向がある人は、人と深く関わることで自分が傷つくのを恐れています。しかし、一方で他者を避けてしまうことによる寂しさや虚しさも感じているのです。

回避依存症の人の心理とは、次の3つが挙げられます。

  • 自分の思い通りにしたい
  • 嫌われたくない
  • 干渉されたくない

以下で詳しく解説していきます。

自分の思い通りにしたい

回避依存症の人は自分軸であるケースが多いため、自分の気持ちや考えを重視します。そのため、まわりの人がアドバイスとして言ったことも受け入れず、距離を取ろうとする傾向があります。

嫌われたくない

回避依存症の人は自分から人を遠ざけたり、深い人間関係を築こうとしなかったりしますが、嫌われるのが怖いからという心理が働いていることがあります。そのため、自己防衛の一環として回避依存しているのでしょう。

干渉されたくない

回避依存症の人は親密な関係になった後に、連絡したり会ったりすることをプレッシャーに感じ、干渉されたくないという心理が働いていることがあります。

また、自分の自主性を大切にしているため、干渉されることで自分らしさや自分のペースが乱れ、ストレスを感じることがあります。

回避依存症の人には、以下のような特徴があります。

自分や気になっている異性に当てはまるか、チェックをしてみてくださいね。

  • 短期間で出会いと別れを繰り返す
  • 交際人数が多い、またはいない
  • 愛し合うような深い関係を避ける
  • 束縛や責任を嫌う
  • あまり自分のことを話さない
  • LINEなどのやり取りがサバサバしている
  • 相談をきちんと聞いてくれない

回避依存症の人は、恋愛初期のみ熱い愛情表現をする傾向があります。数ヶ月ほど経つと、別人かのように冷たくなることも。

愛情表現がわかりづらい

回避依存症の人は、愛情表現がわかりづらい傾向にあります。ストレートに愛情を伝えると、自身の中で責任が生まれ、深い関係性に近づいてしまうからです。

回避依存症の人と付き合うと、以下のような態度に不安を覚えることがあるかもしれません。

  • 好きと言ってくれない
  • 自分のスケジュールを教えてくれない
  • 日々の連絡内容がそっけない

これらは、深い関係性を避ける回避依存症だからこそとってしまう態度です。しかし、以下のような態度もとるのであれば、愛されていると判断できます。

  • プライベートな話をよくしてくる
  • 恋人だと認めてくれる
  • 急に連絡をしてくる

これらの行動は、深く踏み込まれても良いと思っているからこそとるものです。

試し行為をする

回避依存症の人の恋愛傾向に「試し行為をする」というものがあります。

試し行為とは、相手がどれだけ自分に尽くしてくれるかを試す行為。幼少期に親からの愛情が不足していたことが原因と言われており、自己肯定感が異常に低い人によく見られる行動です。

たとえば、以下のような行動は試し行為だと言えます。

  • 心配させるような発言をする
  • 無茶なお願いをしてくる
  • わざと「嫌い」と言う、すぐに別れ話をする
  • 気に入らないことがあると無視する
  • わざと他の異性と仲良くする
  • お金や高額なプレゼントを要求する

試し行為をする人は、要求を断られると態度が急変することが多いもの。脅しのような発言や、異常な数のLINE・電話をしてくる場合もあるため、注意が必要です。

▼回避依存の人の気持ちがわからない……そんな人は電話占いで相談してみよう!

気になる人が回避依存症かも!本命になる方法は?

気になるが回避依存症の場合、本命になるには安心感を与えられる存在になる必要があります。相手からの信頼を得られれば、回避依存症がとりがちな行動も減っていき、大切にされるでしょう。

回避依存症の人が求める安心感は、子供が母親からもらう無償の愛に似ています。素の自分を愛してくれて、何があっても決して見捨てない存在、それこそが回避依存症の求めるものです。

回避依存症の人に安心感を与えるには、相手に依存しないことも大切。依存と安心感は真逆のものだからです。

回避依存症の男性と付き合うと、急な音信不通やそっけない態度に不安を覚えるかもしれません。しかし、不安だからと過度な連絡をしてしまうと、相手は余計に離れていってしまいます。

回避依存症の人は、基本的に他人を信用していません。人は裏切るものだと思っているので、信頼してもらうには時間がかかると心得ておきましょう。

いくら自分が安心感を与えても、度々相手が音信不通になるかもしれません。しかし、相手の行動を何度も受け入れていくことで、彼に少しずつ安心感を与えることができるのです。

注意点は相手の都合の良い相手にならないこと

回避依存症の男性に安心感を与える際は、都合の良い存在にならないよう気をつけましょう。なんでも許してしまっていては、あなたの心がすり減ってしまう恐れがあります。

たとえば、以下のようなことはハッキリと断るべきです。

  • 現金の要求
  • 暴力や暴言
  • 肉体関係の強要

いくら好意がある相手でも、これらは許してはいけない行動です。きちんと線引きしておきましょう。

回避依存症の女性には美人が多い?回避依存症になる原因3つ

回避依存症の女性には美人が多いと言われていますが、科学的根拠はありません。「美人が多い」と言われるのには、回避依存症が持つ「他者から否定されることへの恐怖」が、関係していると考えられます。

回避依存症の人は、他者からの評価で自分の価値を決めてしまいがち。そのため、他者から高く評価されるために、体型やメイクなどの自分磨きを頑張る人が多いのです。

回避依存症の女性に美人が多いと言われるのは、自分磨きに力を入れている人が多いからなのかもしれませんね。

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回避依存症になる原因は、主に次の3つだと言われています。

  • 家庭環境が悪かった
  • いじめを受けたことがある
  • 過去の恋愛でトラウマを抱えた

それぞれ詳しく解説していきます。

家庭環境が悪かった

幼少期の家庭環境が悪かった人は、回避依存症になりやすいと言われています。家庭環境に問題があった人は愛着障害になりやすく、社交不安や愛着不安も抱えがちだからです。

社交不安とは、人間関係に不安を感じてしまい、相手への好意が強くなるほど接するのが苦痛になること。重症化すると、社交不安障害という病気になることもあります。

愛着不安は、他者と深い関係になることに対して不安を感じること。家庭環境が悪かった過去を引きずってしまい、深い仲になっても「どうせいつか裏切られる」と、考えてしまいがちです。

家庭環境が悪いと聞くと、親が厳しい・信頼関係が築けていなかったなどのイメージが強いかもしれません。しかし、過保護や過干渉などで愛情を注がれすぎた場合も、回避依存症になることがあります。

いじめを受けたことがある

過去にいじめを受けた経験がある人も、回避依存症になりやすいと言われています。いじめられた際に、自分が悪い・嫌われる人間なのだと思ってしまい、心の傷として残ることがあるからです。

すると、自分を好きになってくれる人なんていないと、思い込んでしまうことも。また、今まで仲良くしていた人にいじめられた経験のある人は、人を信じたら裏切られるという考えになりがちです。

いじめの事実を本人が忘れている場合でも、潜在意識として心の奥底に残っていることがあります。それゆえ、無意識で人との深い関係を避けてしまうのかもしれません。

過去の恋愛でトラウマを抱えた

過去の恋愛がトラウマになっている人も、回避依存症になりやすいでしょう。たとえ誠実な人と付き合ったとしても「また裏切られる」と、考えてしまいがちだからです。

もともと自尊心が低い人は、恋愛のトラウマが原因で回避依存症になりやすいと言われています。相手の裏切りによって自己肯定感がさらに下がり、やっぱり自分は愛されない人間だと考えてしまいがちだからです。

また、恋愛がトラウマになる原因は、裏切りだけではありません。相手からの激しい束縛や依存なども、トラウマとして心に残ることがあります。

回避依存症の治し方

回避依存症を治すには、次の3つを心がけてみてくださいね。

  • 自己肯定感を高め人や物への依存をやめる
  • 自分の行動・言動を反省し改める
  • 信頼できる相手を見つける

以下で詳しくご紹介します。

自己肯定感を高め人や物への依存をやめる

回避依存症を治すには、まず自己肯定感を高めて、人や物への依存をやめましょう。自分自身を認めることができないと、依存心は消えないからです。

自己肯定感を高めるには、目標を決めて達成に向かって頑張るのがおすすめ。たとえ小さなことでも、達成できれば自信に繋がります。

注意点として、目標は少し頑張れば達成できるものにしましょう。大きすぎる目標だと、途中で挫折した場合、余計に自己肯定感が下がってしまいます。

自分の行動・言動を反省し改める

回避依存症を治すには、これまでの自分の行動と言動を反省し、改めることも大切です。これまで自身や他者を傷つけてきた事実を認められないと、また同じことを繰り返してしまう恐れがあります。

これまでの行動を反省する際は、自分に問題があるという考えをしないようにしましょう。あくまでも自分の内面と向き合うのが大切なので、自分を責める必要はありません。

信頼できる相手を見つける

自分自身と向き合うことができたら、信頼できる相手を見つけましょう。心を開ける相手が見つかれば、少しずつ本音で話せるようになるはずです。

また、信頼できる相手が見つかったら、自分が回避依存症だと打ち明けるのも大切。ついとってしまいがちな行動を伝えておけば、相手も回避依存症を理解しやすくなります。

周囲の理解を得ながら自分と向き合い、回避依存症を克服しよう

回避依存症を治すには、自分自身と向き合うことが大切です。信頼できる人の理解も得ながら、少しずつ回避依存症を克服していきましょう。

回避依存症には、4つのタイプが存在します。自分がどのタイプに当てはまるかチェックすれば、改善もしやすくなるでしょう。

これまでの行動を反省して改めれば、少しずつ回避依存症の傾向は薄れるはず。焦らず、できることから取り組んでみてくださいね。

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