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【King & Prince・永瀬廉】柄本さんに無茶振り?休憩中のエピソードとは

【King & Prince・永瀬廉】柄本さんに無茶振り?休憩中のエピソードとは
最近、ぐっと大人の魅力が増した永瀬廉くん。その活躍の幅はドラマや映画にまで及びます。今回は、主役をつとめる映画「真夜中乙女戦争」について、共演者の印象や休憩中のエピソードまで語ってくれました♡ 役を演じるうえで意識してこととは?さっそくチェックしてみて。

Voice「私」が抱える劣等感や閉塞感は共感できました

公開されたばかりの映画『真夜中乙女戦争』で主役をつとめる永瀬くんに映画のことを聞いてみました

原作を知らなかったので、タイトルを聞いて「女のコがたくさん出てくるの?」と思いました(笑)。でも、読んでみると心にズシッとくる言葉が数えきれないくらい出てきて、少し「くどい」くらいの表現が僕には心地よく感じられました。

僕が演じる「私」は、現代人が感じる閉塞感や孤独、悩みをギュッと固めたような感情を抱えた人物。僕も誰かと自分を比べて劣等感を持ったり、時代の流れを窮屈に感じることはあるので、そういう部分は共感できましたね。

「私」は攻撃的だし、孤独や喪失感といった感情を普段から出している。ということはあんまり楽しそうにしないよなと思って、表情をなくしてなくして......ということを意識して演じました。そんな彼が「先輩」と「黒服」に出会い影響されて、凝り固まったものがほぐれていきます。

「先輩」を演じた池田エライザさんとは、クランクインの面接のシーンがほぼ初対面。池田さんは「先輩」の知的な雰囲気に似合っていて、とても魅力的な方でした。「私」はそこで先輩にひと目ボレをするのですが、演じるうえで僕もその感情にすぐ入ることができました。

柄本佑さんは、僕が原作や脚本から感じ取っていた以上の「黒服」でした。予想外のセリフの言い回しをして、すごく迫力もあって。お芝居をさせてもらう者として「この人やばい」と思いました。

黒服は「私」にとっても自分を変えてくれる、ある意味愛しい存在。だから、柄本さんには劇中でも裏側でもたくさんの刺激をもらいました。

しかも、休憩中に僕が何の脈絡もなく「佑さんって催眠術ができるじゃないですか?」ってダルいことを言い出してもつき合ってくれるんです。

佑さんが僕の手を合わせて「あなたは手がくっついて離れなくなります。3、2、1、はい!」「離れました!」って。あれはめんどくさかっただろうなって思います(笑)。

PROFILE

永瀬廉

ながせれん●1999年1月23日生まれ、東京都出身。血液型O型。関西ジャニーズJr.で活動後、2018年5月にKing&PrinceとしてCDデビュー以来、俳優としても活躍の場を広げている。

Check!映画『真夜中乙女戦争』絶賛公開中

全国ロードショー 配給:KADOKAWA ©2022『真夜中乙女戦争』製作委員会

Text/Yuko Sakuma

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