「割愛」はなんて読む?仕事で使ったことがあるかも!
TRIVIA
普段の生活でよく使う言葉なのに、実は間違って読んでいた!そんな漢字、意外と多いですよね。今回は、大人でも間違えてしまいがちな常識漢字クイズをご紹介。就活や社会人生活で恥をかかないように、今一度確かめておきましょう!
「割愛」はなんて読む?
割愛という熟語は、必要だけど試行錯誤の末、省略するという意味。
使い方としては、「時間が押しているのでここは割愛させてもらう」や「雑誌の掲載をするかどうか検討したが紙面の都合で割愛した」などがあります。
割愛の語源を知ると、この使い方があっているかどうかわかってきますよ。
正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。
果たして、正解は?
正解は、「かつあい」と読みます。
割愛は仏教用語ともいわれていて、出家することを表わした言葉です。
出家とは、愛するものから旅立つことを意味していたので、考えぬいて決断していたものだったんですね。
この一連の流れを愛する人から離れるという、後ろ髪をひかれながらも自分の気持ちを手放す意味で使われるようになっていったのです。
「割愛」には養蚕用語でもあります。蚕が交尾の時に雄と雌がかなり固く結びついていて離れようとしないのを、人の手によって無理矢理割くので、これを愛を割くで割愛と表現したのです。
この二つの意味から考えると、普段目にしている割愛の使われ方は間違っていることがわかります。
漢字の語源に触れていくと、本当の意味が知ることができるので楽しく漢字を覚えることができますね。
みなさんは分かりましたか?
家族や友達にも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!
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