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「灰汁」正しく読めますか?「はいじゅう」ではありません!

「灰汁」正しく読めますか?「はいじゅう」ではありません!
普段の生活でよく使う言葉なのに、実は間違って読んでいた!そんな漢字、意外と多いですよね。今回は、大人でも間違えてしまいがちな常識漢字クイズをご紹介。就活や社会人生活で恥をかかないように、今一度確かめておきましょう!

「灰汁」は何と読む?

「はいじゅう」と読みたくなるところですが、そうではありません。

特別な読み方で、ひらがなにすると2文字になります。

鍋料理をするときのあのやっかいものですが、正しい読み方は分かりますか?

正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。

果たして、正解は?

答えは「あく」でした。

野菜や肉などを煮たときに、煮汁の表面に浮き出る白く濁ったあれのこと。

そこから転じて、独特のしつこさや粘っこさなどがあって、なじみにくい人のことを「灰汁の強い人」ということもあります。

また、みんなでお鍋を囲むときに仕切りたがる人のことを「鍋奉行」と言いますが、それにひっかけて、「灰汁」を取り除きたがる人のことを「灰汁(あく)代官」と 言ったりもします。

そもそも、どうして「灰汁」は取らないといけないのでしょうか。

灰汁は取らないと、口の中に渋みやえぐみを感じることになり、お料理がまずくなってしまうんです。

また、レタスやキャベツ、白菜のようにそもそも灰汁をほとんど含まない野菜も多くあります。これらの野菜は生でサラダとして食べられるというわけですね。

玉ねぎに含まれている灰汁は、水に溶けやすいという性質がある上に、甘味があるので取る必要はありません。

ちなみに、野菜が灰汁を含んでいるのは、動物から食べられるのを防ぐためという説もあります。

灰汁は、野菜が生き延びるための知恵でもあるんですね。

みなさんは分かりましたか?

家族や友達にも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!

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