【豆知識クイズ】「クーポン券」というのは間違っている!?
「クーポン券」と言う日本語は間違っている!?
日常で当たり前に使っている「クーポン券」という言葉。
一定の条件でお得な利益のある割引券や、優待券のことを指すときによく使うのではないでしょうか。
実はこの言葉は間違いなんです。
いったいどこが間違っているのでしょうか?
正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。
果たして、正解は?
正解は…重言だからなんです。
重言とは何のことかわかりますか?
簡単に言うと、「クーポン」という言葉自体が「券」という意味を持っているので、「クーポン券」は「券券」という意味になってしまうということです。
つまり、重言というのは「馬から落馬する」や「頭痛が痛い」のように、意味が重複する日本語表現のことなんですね。
「馬から落馬する」や「頭痛が痛い」のように目で見て重複がわかる言葉は、わかりやすく誤用とされることが多く、知ってる人も多いと思いますが、「クーポン券」のように目で見てわからないものは今でも慣用的に使われているものが多いんです。
ちなみに、「クーポン」とはフランス語で「券」という意味ですが、「割引」や「優待」という意味だと思っていた人も少なくないのではないでしょうか。
他にも、「チゲ鍋」という言葉も同様に、「チゲ」は韓国語で「鍋」という意味なので、「チゲ鍋」という言葉は「鍋鍋」と言っていることになります。
「排気ガス」も「気」が「ガス」という意味を持つので、「排気」もしくは「排ガス」と呼ぶことが正しいんですね。
このように、外来語と日本語の組み合わせでは、重言とされるものは意外と多いです。
「クーポン券」や「排気ガス」といった重言はもう定着してしまっていますが、それが重言と知っているかいないかではだいぶ違うのではないでしょうか?
いかがでしたか?
会話のネタにもなる豆知識、家族や友達にもシェアしてみて!
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