スプーンでスープをすくう時、奥から？手前から？

テーブルマナーって、細かい決まりがあってややこしい！と、敬遠してる人も多いかもしれません。シルバーは外側から使い、食べ終わったら柄を４時の方向に揃える。こういった大まかなことは知っている人は多いかもしれませんが、スープのすくい方を意識したことはありますか？スープは手前からすくうのが正解？それとも奥からすくうのが正解？

正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。

果たして、正解は？

正解は、どちらでもOK！

「どちらでもいいんかい！」と思いましたか？どちらが正解不正解というのはないのですが、正式な【決まり】があるんです。

手前から奥へスプーンを運ぶのはフランス式。スプーンの先端は口に向くようにします。奥から手前にスプーンを運ぶのが英国式。スプーンの横を口につけて飲みます。日本ではどちらでも大丈夫ですが、日本の洋食文化はイギリスのマナーと一緒に入ってきたので、イギリス式の方がベターかもしれません。

スープって、飲むときにこぼしそうになってしまったり、首が前に出て美しさが崩れそうになってしまいがち。こういう知識をちょっと知っているだけで、綺麗に食べられる気がしますよね！

参考文献

小倉朋子『世界一美しい食べ方のマナー』高橋書店