「友達の定義って何?」鈴木愛理&岡崎紗絵の【女友達】についての考え方が深い件
恋愛と友情の違いについて
Sae:女友達とはケンカしたくないけど、彼とはしたくなくても避けられないときがあるのかなって思う。彼はもしかするとゆくゆくは家族になる人かもしれないでしょ?ドライかもしれないけど、友達との関係性はどんなに仲がよくても常に平行。交わらないからこそお互いを尊重しつつ、深く刺激しなくても許される。
Airi:たしかに。私、昔からお世話になっ ている女性のスタッフさんでとても穏やかな人がいるの。その人が結婚したときに、結婚を決めた理由を聞いたら「初めてケンカした人だったから」っていってて。ステキー♡って思ったし、すごく腑に落ちたんだよね!
Sae:とはいえ、結婚はまだまだないし、あくまで想像の話だけどね(笑)。
ケンカしたらどうなる...?
Airi:私たちがケンカするのは想像つかないね。
Sae:うん 、お互い譲り合える同士だから。それにドライっていわれるかもだけど、波風が立つくらいだったら私はフェードアウトしちゃう。
Airi:それ、もう想像しただけで怖いし、悲しくなってきた。距離を置かれるほうが、ぶつかり合うよりもツラいかもー。
Sae:(笑)。ケンカらしいケンカって長いつき合いの地元の友達とくらい。めっちゃぶつかって、一旦冷戦になって、時間を経てから少しずつ復活みたいに。
Airi:私は怒りよりも情のほうが勝っちゃって、ムカついたことを忘れがち。
Sae:大人になってからのケンカは「まあいいか」って譲れちゃう。つまり私たちが怒るって、相当なことだよね。
どちらかに彼ができたら?
Airi:彼に対して「大事にしろよ!」とは思うけど、とられたっていう感覚はない。むしろ、なんかあったら「うちらがいるからね」ってホームになりたい。
Sae:きっと共有し合うだろうし、うまくいってなかったら素直に相談すると思う。
Airi:泣かせたら、まじでハンマー持って奇襲しにいくから。
Sae:!(笑) 私もとられたっていう独占欲はないし、あせりもない。ただ「がんばれ!」「幸せになってほしい!」っていう気持ちだよね。
Airi:私たち、毎日LINEしてるっていうと粘着質な関係に勘違いされがちだけど、全然依存はしてないよね。
Sae:LINEの内容もくだらないし意味がないことばっかだもん。「フルーツがおいしかった」とか(笑)。
Airi:そうそう。
どこからが友達なの?問題
Sae:仲よしだからといって友達かと聞かれると「?」ってなる。私は、3、4回以上ゴハンに行った人は友達。社交的な人は仲よくなるためにゴハンに行くけれど、私は仲よくなった人としかゴハンに行きたくないんだ。
Airi:私の中だと、「知り合い→仲よし→友達→親友」と段階があって、友達は一方通行じゃダメ。自分だけが一方的に会いたがったり、心を開くだけじゃ切ない。何もなくても相手から連絡が来るっていうのが友達。
Sae:会いたいと自分から思える人が友達、私はそう呼んでいる(真顔)。
Airi:名言いただきました!
Sae:だから私、友達って呼べる人、片手くらいしかいないかも。
Airi:わかる! 「知り合い」だけはどんどん増えるよね。
岡崎紗絵(おかざきさえ)
1995年11月2日生まれ、愛知県出身。2012年にモデルデビュー。15年からは女優としてドラマや映画に出演。主な出演作にドラマ『パーフェクトワールド』『アライブがん専門医のカルテ』、映画『mellow』などがある。
鈴木愛理(すずきあいり)
1994年4月12日生まれ、千葉県出身。2002年にハロー!プロジェクトに加入し、翌年CDデビュー。05年から17年までアイドルグループ °C-uteとして活動。ハロー!プロジェクト卒業後はソロヴォーカリストとして活躍中。
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Photograph / Hiroshi Fujiwara (Pygmy Company) Styling / Ayana Otsuka Hair&make-up / Hitomi Kawasaki (PEACE MONKEY) Model / Airi Suzuki,Sae Okazaki (all exclusive)