ボーイッシュなアイドルはダメですか? NMB48太田夢莉の「絶対に譲れない◯◯◯」
太田夢莉の「自分力」のヒミツ♡
今の自分を見つけたのは、高校2年生のときです。古着のスエットに出会ったのをきっかけに、こういう服がもっと似合うようになりたいなと思って髪を切りました。
最初は鎖骨くらいの長さにして、だんだんとショートになって。 同時にカジュアルな服装を極めるようになりました。そんな自分を好きになってくれる方もいたので、このままつらぬこうと思えるときもあれば、急に不安になるときもありましたね。
このままの自分でいいのか悩んだ時も
メンバーはキラキラしたワンピースを身につけてるけど、わたしが好きなのは古着とかボロい服で(笑)。みんなと同じじゃないとダメなのかな、アイドルらしくはないよなぁと思ったり。ときには「スカートはいたらいいのに」っていわれることもあって、自分の中で怖さや葛藤がありました。
「Queentet」に救われた
そんなときに結成したのがQueentetです。吉田さんには「みんなが同じじゃなくていい。ゆうりがスパイスやから」っていわれて。ボーイッシュ担当としてQueentetがあったからこそ、自分らしくいられたのかなって思います。
絶対に譲れないモノ
たまには可愛い服装してみようかなって思うときもあるんですけど、やっぱりベースはブレたくない。
自分は自分、量産型になりたくないなって思うと......いつも流行に乗れないんですよ! 最先端のときにはとり入れることができなくて、そこはちょっと反抗心があります。いらないプライドなんですけど(笑)。でも 、それも含めて自分かなって思うんです。ショートカットも譲れないし、これは絶対つらぬきます!
「Queentet」からみた夢莉
- 「わたしにはない感性を持ってる人。お互い相手のことがわからないのが当然って思えるから、一緒にいてラクなんだろうな。正反対すぎて魅力に感じるし、2人でいるとおもしろい」(AKARI)
- 「ゆうりちゃんは3回生まれ変わってるんですよ。NMB48に入ったときは全然できないコ、次にめっちゃ可愛いロリのコ、そして今。全部自分の力で生まれ変わってるからすごいです」(NAGISA)
- 「めちゃくちゃ人思い。たとえば、いつの間にかわたしの分の資料をとりに行ってくれてたり。いつもまわりを見て気にかけてるからこそ、まわりもゆうりに何かしてあげたくなるんですよね」(SAE)
Profile
太田夢莉(おおた・ゆうり)
1999年12月1日生まれ、奈良県出身。NMB48の3期生として活動し、2019年11月にグループを卒業。現在は活躍の幅を広げ、映画『せみのこえ』が公開予定。
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Photograph : MARCO Styling : NOZOMI SHIROTA(KIND)Hair & Make-up : YUKA NOGUCHI(ROI), WAKANA GOTO(ROI)Model : YUURI OTA