吉澤要人（よしざわ・かなめ）くんの
プロフィールをご紹介っ♡

2003年7月12日生まれ。小さい頃からミュージカル俳優を目指しており、バレエ、ジャズダンスのレッスンに励んでいた時に、スカウトされて芸能界入り。バレエとジャズダンスの経験を活かして、7人組ダンス＆ヴォーカルユニット「原因は自分にある 」のメンバーとして音楽活動をする傍ら、俳優業にも挑戦。放送中のドラマ『FAKE MOTION -卓球の王将-』でテレビドラマ初出演を果たす。

吉野家のメニューを見ていたら・・・
人生が大きく変わりました！

――まずは、デビューのきっかけを教えて下さい。

中学１年生の終わりにスカウトされました。

バレエをやっていて、１人で渋谷のバレエスタジオにレッスンに行ったんです。
ふだん都心に出ることがなかったので、僕にとっては未知の世界で……。
原宿ってすごい若者が賑わってるから行ってみちゃおうかな、みたいな気持ちで
レッスンの帰りにお昼ご飯でも食べようかなと思って寄ったんです。

でも人が多すぎてなかなか入れるお店が見つけられなくて、
竹下通りの１番手前にある吉野家に行こうと思って外に貼ってあるメニューを見ている時に声をかけられたのがきっかけです。

ドラマ『FAKE MOTION -卓球の王将-』公式インスタグラムより

――その時はどんな服装だったんですか？

私服なんですけど、ニット帽をかぶってマスクもしていたので、
最初怪しい人だと思われて声掛けられたのかな、と思って（笑）。

――声を掛けられた時はどんな気持ちでしたか？

びっくり・・・というか職務質問されたかな？？って思いました（笑）。
本当に目しか見えない格好だったので……。
だから喜んでスカウト受けます！というよりかは恐怖と焦りと混乱でした。
「興味があれば電話を下さい」って名刺を渡されました。

ドラマ『FAKE MOTION -卓球の王将-』公式インスタグラムより

――スカウトを受けて俳優の道に進んだのは吉澤さんご自身のご希望ですか？

その時はミュージカル俳優になりたかったんです。
だから俳優としてデビューするのもあるかもしれないな～やってみようかなって思いました。

バレエを始めたのも劇団四季を見たのがきっかけなんです。
もともとミュージカルに興味があったわけではなかったんですけど、
小学４年生の時にたまたま父に劇団四季の『ライオンキング』を観にいこうと誘われて、
よくわからないまま劇場に行きました。
でも観たら帰り道にはもう自分があそこに立っていたいなって思うようになってました。
一目惚れみたいな感じですね。
だからスカウトがなくてもミュージカル俳優を目指していたと思います。

――念願叶ってデビューしてみてのお気持ちは？

今は映像俳優になりたいと思います。
ライブでパフォーマンスさせて頂いていることもとても素晴らしいと思っているんですけど、
カメラがまわっている状態がすごく楽しいので、今は映画に沢山出たいと思います。

EBiDAN勢揃いのドラマで
卓球の達人に？！

――今回のドラマはEBiDAN(※)が勢揃いしている作品ですが、現場の雰囲気どうですか？

先輩方のすごさと優しさを毎回感じています。
例えば、現場で板垣瑞生さんのお芝居を見させて頂ける機会があったんですけど、
瑞生さんの演技を見ていると、同じ空間にいれることが本当に幸せだなと思いました。

※スターダストプロモーションに所属する若手俳優集団（恵比寿学園男子部「EBIDAN」）。

――板垣さんに現場で助けられたことはありましたか？

何回もあります。
特に何かを言うことはないんですけど、
自分ができないと思っているところを、演技で自然とカバーして下さるんです。
そういう姿を見ていると、実力があるからこその優しさだなと感じます。
本当に瑞生さんのような後輩を助けられる先輩になりたいと憧れます。

――板垣瑞生さんはどんな人ですか？

半年くらい一緒にお芝居のレッスンを受ける機会があって、一緒にペア組んでお芝居をしたんです。
その頃からレベルが違うな～とは思ってました。

あとは周りの人を楽しませる雰囲気を持っています。
自分も凄く優しくして頂いて、こういう優しさを持った人に自分もなれたらと思います。
今回の現場で仲良くなれたんですけど、きっとそれは自然にではなくて、
瑞生さんたちが僕が緊張しないような空気を作ってくれたからだと思うんです。
そういう姿が本当にかっこいいな〜って思います。
だから僕も自分のことだけじゃなくて後輩にも気を遣えるようになりたいです。

――現場で特に楽しかった思い出を教えて下さい。

毎回の撮影も楽しかったんですけど、
今回、卓球のプロの先生に色々な技をご指導頂いたんです。
その中でラケットの上で球を高速回転させる技があるんですけど、
それをずーーーっと練習していて、できた瞬間は最高でした！！！！

――吉澤さんはサッカーをずっとされていたそうですが、今回の撮影までに卓球のご経験は？

家族で温泉に行った時に１回やったくらいです（笑）。
なので撮影が始まる前から特訓をしていました。

――特訓の中で印象に残っていることはありますか？

筋肉痛です（笑）。
普段使わない筋肉をつかっているのか、いつもは筋肉痛にならない場所が筋肉痛になって……。
途中からはなくなってきたんですけど、最初の頃は筋肉痛が本当に酷かったです。

――特訓の期間はご自宅でも練習をされたんですか？？

プロの先生に細かくフォームを教えてもらっているところを動画に撮っておいていたので、
鏡を見ながらフォームの練習をしていました。

――特訓を経て、自分でも卓球がうまくなったと感じますか？

ちょっと調子にのっちゃってるかもですが・・・
卓球部と対戦しても結構いい試合ができる自信はあります（笑）。

ドラマ『FAKE MOTION -卓球の王将-』公式インスタグラムより

――この撮影期間中にプライベートで卓球をする機会はありましたか？

ありました！　みんな弱かったです！なんちゃって（笑）。
でも圧勝でした！！！
やっぱりプロの先生に教えてもらうと伸びるスピードが全然違うんだということを痛感しました。
撮影の１～２ヶ月前から特訓が始まったんですけど、
同時期に始めた先輩方の習得のスピードが全然違って……。
その姿を見て、いい意味で焦らせてくれたからこそ、自分も追いつけたのかなとは思います。
先輩方と特訓できたからこその成長スピードの早さです。

――共演、田中洸希さんの印象は？

怖く見えて凄く優しい(笑)。
最初はオーラがすごすぎて近寄るな感があるな～と思っていたんです。
撮影が始まったばっかりの頃は話す機会もなかったんですけど、
たまたま現場で洸希くんが睡魔に襲われている時があって。
ツンツンって起こしたら「ありがとう」ってくれたから意外と優しいのかな？？と思えて(笑)。
そこから安心感を持って隣にいられるようになって、自然と仲良くなれました。
今回の現場で仲良くなれて嬉しかったです！

釣りにハマり中。
釣った魚は自分でさばきます！

――作品では登場人物たちが卓球に熱中していますが、吉澤さんが今熱中していることは何ですか？

結構色々熱中しているんですよね（笑）。
例えば釣り。空いてる日は行きます。
竿を投げる練習は１人でも行くんですけど、本格的に釣ろうと思ったら父と行きます。
始めたのも父の影響です。
今まで釣った中で１番大きかったのは80cmのウツボ。
もともと狙っていたのは別の魚で、たまたまウツボが釣れちゃっただけなんですけど(笑)。

――自分で釣った魚を食べたこともありますか？

食べられる魚が釣れたら食べます。
さばいてもらえるお店で調理してもらうこともありますし、自分でやりたい時は家に持ち帰って自分でさばきます。
下手なんですけど、アジが釣れた時になめろうくらいなら自分で作れます。
ただ叩くだけですけど(笑)。
さばきは父と日々訓練中です。父も僕と同じくらいのレベルなので(笑)。

――他にハマっているものは何ですか？

ルービックキューブ！
家で暇な時にずっと触っていて、２分以内には全部揃えられます！
パターン覚えちゃえば１日でできるようになります。
普段は外出したい派なんですけど、雨の日は出たくないので、
ひたすら家にこもってYoutubeでやり方を見ながら、10～20往復練習していたら、
いつの間にか手が覚えてできるようになりました。

――熱中していること、他にもありますか？

そうだ、カメラを買いました！ミラーレスの一眼レフ。
３年前からずっとカメラ始めたいと思ってたんですけど、高価なものなので、買うか迷っていたんです。
でも始めるからには本格的なものをと思って、３年間でお金溜めてやっと買いました。

始めようと思ったきっかけは・・・カメラができる男性がかっこいいからです(笑)。

ドラマ『FAKE MOTION -卓球の王将-』公式インスタグラムより

――どんなものを撮影されますか？

空ばっかりです。
僕空が大好きなんですよ。
キレイだな～って思った空はだいたい撮ってます。

――空って逆にちょっと難しそうですね。写真の技術が問われそう……。

そうですね。
どんどん上手くなってかっこいい写真を撮れるようになりたいです。
僕、人はあんまり撮らないんですけど、姉だけは撮ります。
ピント合わせの練習で(笑)。

ーー今回共演されている北村匠海さんもカメラがお好きですよね。

そうなんですよ！！
実は今回の現場ではカメラの話ができなくて・・・
カメラはひとつ憧れだったっていうのはあるんですけど、
憧れ始めてから匠海さんがカメラ持ってる写真を見て
僕もカメラ持って、同じようになりたいなってすごく思いました。

ドラマ『FAKE MOTION -卓球の王将-』公式インスタグラムより

――北村さんとはどんなお話をしましたか？

釣りの話をしました。
結構色々釣りについてはお話させて頂きました！
もともと匠海さんには憧れていたのでお話出来て嬉しかったです。
DISH//というグループで音楽をされていて、お芝居でもすごく活躍されていて、その両立がまず凄いと思います。
あとは匠海さんのお芝居が僕はすごい好きで……。
匠海さん独特のあの落ち着く感じがずっと好きなんです。
隣でお芝居しても雰囲気が凄くて更に憧れました！
今回は同じ学校のメンバーの役で本当に嬉しかったです。
お話するシーンがそこまで多かったわけではないんですけど、
いつも同じシーンに立たせて頂けたので、
同じ現場で同じシーンにいられるだけで本当に幸せでした！

――憧れの俳優さんは他にもいますか？

山田孝之さんです。
見ていると引き込まれちゃうんですよね。
すごい遠い存在の憧れって感じです。
いくら頑張っても追いつくことはすぐにはできないだろうから、憧れの先の憧れというか……。
凄く遠い存在だけど、そこから勉強したいなって思っています。