季節の変わり目に要チェック!乱れがちなお肌を復活させる【肌育Q&A】特集

夏バテを引きずりながら、気温の低下や乾燥などの気候の変化に揺さぶられる秋は、想像以上にお肌に負担のかかる時期。そこで今回は、季節の変わり目に乱れがちなお肌を復活させる「肌育ケア」をご紹介します。お肌のプロの先生の解説をしっかりチェックしてね♡
肌育Q&A
夏→秋の今、肌にはなにが起きている!?
季節の変わり目に乱れがちなお肌を復活させるには、現状を正しく把握して、適切なケアを選ぶのが最短ルート。お肌のプロの先生の解説をもとに自分のお肌をよーく観察してみましょう。
教えてくれたのは...
青山ヒフ科クリニック・窪田泰夫 院長
医学博士。香川大学医学部皮膚科教授を20年以上務める。皮膚科学の研究を行いながら、診療にも注力。美容皮膚科領域では、さまざまな肌治療や機能性化粧品の開発にも従事。
Question夏終わりの今、肌はどんな状態?
A. 夏の紫外線と秋の乾燥両方の気候の影響によってバリア機能が下降ぎみ
夏に浴びた紫外線による肌ダメージが蓄積している一方で、9月後半ともなると、朝晩は少しずつ空気が乾燥し始めます。
そのダブルの影響で、肌のバリア機能が低下し、毛穴の目立ちやニキビ、くすみ、赤みなどの肌悩みが出やすい状態に。
まだ暑くてベタつくからとスキンケアを省略することなく、紫外線対策をコツコツと続けながら、日々の保湿ケアを丁寧に行うことが、肌のコンディションを保つコツです。
Questionなぜ季節の変わり目はゆらぐの?
A. 丁寧かつシンプルな基本のスキンケアを続けてバリア機能を回復
“ゆらぐ”という状況は、肌のバリア機能が低下し、外からの刺激を受けやすい状態のことをいいます。
対処法としては、第一に落とすケアの見直し。汚れをきちんとオフするだけでなく、クレンジングや洗顔による摩擦を抑えましょう。
そのあと、化粧水と乳液、クリームなどでシンプルな保湿を。これを続けて肌状態が落ち着いてから、美白や角質ケアなどの目的別のケアを再開するのがいいでしょう。
Question保湿が大事なのはわかるけど、ちゃんとうるおっているのかがわからない!正しい保湿とは?
A. 水分と油分をバランスよく、適切な順序で与えることが大切!
保湿でめざすのは、角層の水分を保ち、バリア機能が正常に働いている状態。
単にうるおいを補給するだけ、肌表面を油分で覆うだけのように、水分と油分どちらか一方のアプローチでは不十分。肌状態にあわせて、バランスよく補うことが大切です。
洗顔後の肌に化粧水で水分を与え、乳液やクリームを重ねて油分のカバーで蒸発を防止するのが基本。乾燥がひどくなる秋冬は、最後に油分を含むアイテムでうるおいを守りましょう。
Questionお悩みがいくつもある場合、スキンケアはどうすればいい?
A. 基本のケアを徹底した上で悩みにあった美容液を少しずつ投入!
どの悩みに対しても、まずは洗浄・保湿・紫外線対策の3つの基本のケアを徹底することが大事。
そのうえで、気になるお悩みに優先順位をつけて、目的にあったアイテム1〜2種類を取り入れるところから始めましょう。
複数の美容液を重ねづけするのはOKですが、あれもこれもと一気に取り入れるのは避けて。
成分の組みあわせによっては刺激になることもあるため、肌の状態をチェックしながら少しずつ追加するのがベターです。
Question美容施術にも頼りたいけど、なにがおすすめ?
A. ダメージを抱え込んだ肌のすこやかさと美しさを引き上げる低刺激な施術を
夏終わりの肌には、極力負担をかけない施術がおすすめです。たとえば、青山ヒフ科クリニックで行っている「ビタミンABCグルタチオン導入(エレクトロポレーション)」(19,800円)。
ビタミンABCや美白効果・活性酸素消去作用のあるグルタチオンを、肌の深くまで浸透させる施術で、炎症を抑えながら、肌代謝を上げ、透明感のある肌へ導きます。
今はコンディションを整えるのを後押しするために、美容施術を取り入れるのがいいでしょう。
Question夏終わりに増える肌悩み。それぞれどう対処すべき?
ニキビ
A. つぶすなどの自己流の刺激はNG炎症が強いときは皮膚科に相談を
ニキビは、皮脂や毛穴の詰まりを起点に、アクネ菌などが関与して炎症が起こることで生じます。
対処法としては、ビタミンCを取り入れたケアも有効ですが、炎症が強い場合は、自己流で刺激を重ねず、すみやかに皮膚科に相談を。
クリニックで行うニキビ注射など、炎症を的確に抑える方法に頼るのも手です。
毛穴
A. “落とす+うるおす”の基本がなにより大事!
過剰な皮脂分泌、メイクの落とし残し、加齢によるハリの低下など、要因はさまざまな毛穴目立ち。
対処法としては、クレンジングと洗顔で余分な皮脂と角栓を適切に落とし、保湿で肌のキメを整えることが基本。
そこに毛穴悩みへの多角的なアプローチが期待できるビタミンCの美容液などをプラスするといいでしょう。
シミ・そばかす
A. できたシミ・そばかすへは美白有効成分入りのスキンケアを
紫外線などによって作られるメラニンが肌に蓄積することで発生するシミへの対処は、日焼け止めを毎日塗ることが最重要。
そばかすは遺伝的要素もありますが、シミと同様に紫外線による新たなダメージを防ぐことが大切。
アフターケアで、ビタミンCやトラネキサム酸、ナイアシンアミドなどの美白有効成分を取り入れるのも◎。
くすみ
A. 乾燥と紫外線を予防してくすむ原因を遠ざけること!
くすみも、乾燥や紫外線、血行不良など複数の要因が重なって起こります。まずは保湿とUVケアで、影響の大きい乾燥と紫外線への対策を徹底することが基本。
さらに改善をめざすなら、シミ対策と同様の成分をスキンケアにプラスするといいでしょう。また、スキンケア時には、肌をこすらないよう気をつけるのも大事。
赤み・酒さ
A. ミニマムなスキンケアとUVケアで刺激レスを徹底
赤みは、肌への刺激による血管反応や炎症が関与して生じます。その原因は、乾燥や摩擦、紫外線、温度変化などさまざま。
酒さの場合は、刺激や紫外線、飲酒、辛い食べ物などで悪化することがあります。
どちらにせよ、刺激の少ない洗浄と保湿、紫外線対策を軸としたケアが必須。症状が続く場合は、皮膚科を受診しましょう。
まとめ
夏に受けたダメージの鎮静・リセット/秋に向けたお悩み解消・保湿強化

撮影/花盛友里(モデル)ヘア&メイク/室橋佑紀(ROI)スタイリング/城田望(KIND)モデル/櫻井優衣(本誌専属) 取材・文/政年美代子
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