憧れの姿になったと錯覚する

『アイ・フィール・プリティ！人生最高のハプニング』レネー・ベネッサに学ぶテク

◎大事なのは外見じゃなくて、あなたの気持ちです

大変身したと思い込んでいるレネーはどんどん自信がついて、ついに彼氏もできる。彼との出会いのシーンも最高で、クリーニング屋で予約番号を取ったら「何番？」と聞かれて「いいのよ、遠慮しないで。私の携帯番号を聞きたいんでしょ？」って（笑）。そんなレネーに彼も元気をもらうんです。鏡の前に立って憧れの姿になったと錯覚してみたら人生変わるかも！？

『アイ・フィール・プリティ！人生最高のハプニング』映画解説

外見にコンプレックスを持つレネーは、自分を変えるためにジムに通い始める。そこで頭を打って意識を失い、目覚めたとき、なぜか彼女は自分が超美人に変身したと思い込んでしまう。

攻めて攻めて、 急にそっけなくする

『モテキ』松尾みゆきに学ぶテク

◎僕だけを見てくれている！わけじゃない感じに翻弄される

彼氏がいるのに幸世を一番翻弄するみゆき。酔った流れで手をつないだり、目を見るのが苦手と話す幸世に「じゃあどっちが長く目を見て話していられるか勝負しよう」と持ちかけたり......。そんな猛アプローチをしてきたかと思えば、後日連絡してもそっけなくあしらわれる。ずっとこっちを向いてくれているわけじゃない！そんな不安定さが男心を惑わすんですよ。

『モテキ』映画解説

冴えない幸世にある日突然〝モテキ〞到来。タイプの異なる４人の美女たちが数々の思わせぶりな行動で幸世を翻弄しまくり！果たして幸世は彼女を作ることができるのか！？

相手のリズムを崩すいたずらっ子さ

『人のセックスを笑うな』ユリに学ぶテク

◎好感が持てるレベルの、予想外な言動は気になっちゃう

年上なのに、自由奔放で子供っぽい一面も。かといって、男に甘えるのではなく、気まぐれというユリの生き方がモテを誘います。例えば、みるめがユリのいる教室に会いに行くシーン。みるめがのぞいているのに気づくと隠れてから突然現れて驚かせます。相手のペースを不快感を与えない程度で崩したり、年上なのに自分より子供っぽい要素を見せちゃうあたり、男心を完全につかんでます。

『人のセックスを笑うな』映画解説

美術学校に通う19才のみるめは非常勤講師で39才のユリと恋に落ちる。友人に彼女との仲をうれしそうに話すみるめだが、実はユリが既婚者であることがわかり、混乱する。

ストレートな気持ちを言葉にして伝える

『脳内ポイズンベリー』櫻井いちこに学ぶテク

◎傷つくことを恐れず、まっすぐ伝えることが大切

本能に従うとモテるということを教えてくれる本作。例えば意中の彼を食事に誘った場合、もし本能のいちこなら「私はあなたと話がしたかったの。あなたのことをもっと知ろうと思ったの。あなたのことを好きになったの。だから誘ったんだよ」と、素直な気持ちを伝える。傷つくのが怖くて相手の気持ちを探ろうとしがちだけど、押すべきときに思いを伝えれば、恋愛はうまくいくってこと！

『脳内ポイズンベリー』映画解説

三十路を目前に７才年下のフリーターに恋をしたいちこ。どうする？頭の中ではポジティブ、ネガティブ、理性、衝動、記憶の５つの思考が脳内会議！果たして恋の行方は！？

相手の親切に派生する 幼少期の思い出を語る

『ナラタージュ』工藤泉に学ぶテク

◎さりげない自己開示は恋愛において大事なポイント！

注目したいのは、泉に片思いしている小野くんとのシーン。飲み物を買いに行って、２人でひとつのビニール袋を持つところ。そのときの泉が「やさしいね、ありがと」と、とても自然体で可愛いんです。さらに「なんか懐かしいなぁ」と昔の思い出話をし始めて......。自己開示は恋愛において大事なポイントですが、話しすぎずに自然とやってのける泉は本当にすごい！

『ナラタージュ』映画解説

大学2年の春、高校の演劇部の顧問教師・葉山と再会し、葉山への気持ちが募っていく泉。ところが葉山には妻がいて、自分を思ってくれる大学生の小野との幸せに傾きかける。

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