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【市原隼人】“真剣に生きること”の大切さとは?ドラマにかけた思いをインタビュー!

【市原隼人】“真剣に生きること”の大切さとは?ドラマにかけた思いをインタビュー!

今注目の縦型ショートドラマアプリ「タテドラ」で配信中のドラマ作品『最期の、ありがとう。』主人公の先輩役として出演した市原隼人さんに突撃して、現場のエピソードや作品を通して伝えたいことについてお話を伺いました♡

「人のためになにができるか」にまっすぐ向き合った“命”の物語

Questionこのドラマへの出演が決まったときの気持ちは?

この作品への出演オファーをいただいたのは、ちょうど私⾃⾝が⼤切な友⼈を亡くし、⾔葉にできない思いに苛まれていた時期でした。

ですので、⼈の“死”に真正⾯から向き合うこの作品のオファーをいただいたときは、救いを求めるような気持ちで覚悟を持ち出演を決めました。

“死”を扱う題材は少し怖いと感じたり、⽬を背けたくなってしまう⽅もいらっしゃるかもしれません。ですが、短い尺の中でそうしたテーマとしっかり向き合えることは、なかなかない機会です。冨安徳久という⼀⼈の男の成⻑物語を通して、“命”や“死”と向き合うことの意義を感じていただけたら幸いです。

Question演じたのはどんな役?

私が演じたのは、主⼈公・冨安徳久の先輩にあたる葬儀会社のスタッフ、藤⽥純⼈という⼈物です。

彼は主⼈公が⼤学進学を諦めてまで葬儀の仕事を志すきっかけとなった存在であり、⼈⽣の師でもあります。彼なりの⽣き⽅や、目には見えない⼤切なものを主⼈公に伝えていく姿は、私⾃⾝にとっても⾮常に印象深いキャラクターです。

Question人生の“先輩”としてRay読者に伝えたいこと

10代、20代の皆様に伝えたいことは、“常に真剣であってほしい”ということです。

時間は巻き戻らないからこそ、後悔しないように過ごしていただきたい。

例えば、「いい⽇になったらいいな」と願うのではなく、「⾃分の⼒でいい⽇にしよう」と心がければ、いい日になるんです。そうやって⾃分のやりたいことやなりたい姿に近づくためにもがいていれば、⾃然と仲間も増えていきます。

そしてなにより、⼈道的であっていただきたい。家族や友⼈、恋⼈はもちろん、すれ違う誰かにも愛を持って接すること。それは必ず⾃分に返ってきます。

Question主人公を演じた永田崇人さんとの撮影現場でのエピソードは?

崇人は作品やお芝居に対してとても真摯に向き合う⽅でした。印象的だったのは、リハーサルを夜遅くまで行ったあとにも、崇人は自身が演じる役について、スタッフの⽅々と「どうすればもっと良くなるか」とことん話し合っていたと聞いたことです。

その姿はまさに、彼が演じた冨安さんそのものでした。

実際の冨安さんも、お会いした際に「⼈のためにできることがあるなら全⼒でやるべきだ」とよくおっしゃっていましたし、それを体現するような崇人の姿に、私⾃⾝もとても感銘を受けました。

Question最後に、作品をご覧になる方に向けてメッセージをお願いします!

この作品は、誰もがいつか直⾯する“命との向き合い⽅”という⼤きな議題について、深く問いかける物語です。

⾃分⾃⾝の命だけでなく、⾃分のまわりにいる⼈々の命とどう向き合い、なにをすべきなのか。

そんな現実から⽬をそらさずに真摯に命と向き合った⼈間の物語です。ご覧いただく皆様にとっても、⼼に残る貴重な経験となると思います。ぜひお楽しみください。

More!『最期の、ありがとう。』

タテドラで配信中

「死」と「生」に一途に向き合い
葬儀に人生をかけた男たちの感動の物語

18歳で葬儀の世界に飛び込み、偏見と闘いながらも葬儀界の革命児となっていった青年の実話をベースにした本格派長編ショートドラマ。

運命的な出会いをした藤田先輩の仕事への愛とひたむきさに心突き動かされた徳久は、シンガーソングライターを目指すのをやめて葬儀の道へのめり込んでゆく。

藤田の背中を追い続ける徳久は、伝えられなかった”ありがとう”を胸に、たくさんの「最期の瞬間」に心で向きあってゆく。

主人公の冨安徳久役を演じるのは、ネクストブレイク筆頭の永田崇人。

「仏様を最愛の人だと思ってやるんじゃ!」と葬儀の真髄を教える徳久の人生の師・藤田先輩役を市原隼人が演じ、葬儀・所作・方言など細部までリアルに拘って作り上げた。

永田・市原が全身全霊で臨んだ納棺シーンや、警察も目を背けるようなご遺体と向きあうシーンは必見。

豪華出演者にも注目!

永田崇人、市原隼人、大石愛陽、川上麻衣子、國村諒河(カラフルダイヤモンド)、今野浩喜、さがね・まさひろ(X-GUN)、櫻井淳子、杉江大志、鈴木美羽、設楽賢(カラフルダイヤモンド)、高垣博之(カラフルダイヤモンド)、高城れに(ももいろクローバーZ)、田村亮、月野有菜、寺島進、中山翔貴、西尾季隆(X-GUN)、西村まさ彦、橋本マナミ、堀田眞三、本田剛文(BOYS AND MEN)、槙あやな、松林慎司、黛英里佳、宮本龍之介、室田真宏、山村美智、吉木遼、レ・ロマネスクTOBI、渡辺いっけい

気になる話題作が続々登場!

『最期の、ありがとう。』のほかにも、「タテドラ」ではバラエティ豊かな作品を多数配信中!

ぜひお気に入りの作品を探してみてくださいね♡

Profile

市原隼人

いちはら・はやと●1987年2月6日生まれ、神奈川県出身。「リリイ・シュシュのすべて」の主演・蓮見雄一役でデビュー。

「偶然にも最悪な少年」のカネシロヒデノリ役で日本アカデミー賞新人賞受賞。

「WATERBOYS2」の水嶋泳吉役、「ROOKIES」の安仁屋恵壹役、「おいしい給食」シリーズの甘利田幸男役など、多数の映画、TVドラマ、CMに出演。

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