女優&モデルとして活躍中の2人!Ray㋲・中村里帆×三浦理奈が語る「仕事観」とは?

Ray㋲たちの最大の魅力は、みんなとっても仲がいいということ♡ そこで今回は、そんな仲のよさをお見せするべく、Ray㋲の中村里帆&三浦理奈でケミを結成し、たっぷりと語りあってもらいました。女優業とモデル業という共通点をもつ里帆と理奈による、仕事観にまつわるクロストークをお楽しみあれ!
表現者たちの真剣トーク【りほ×りな】
女優業とモデル業、どちらの分野でも着実に前進し続けている里帆と理奈。惜しまず努力できる性格が垣間見られる、仕事観にまつわるクロストークをお届け。
右から、中村里帆、三浦理奈。

女優でモデルなふたり
中村里帆(以下、里帆):「理奈ちゃんは、女優を先に始めていて、そのあとRayでモデルをスタートしたんだよね?」
三浦理奈(以下、理奈):「そうです」
里帆:「私は先にモデルをしていて、そこから女優に挑戦したの。“女優でモデル”似てるようだけど道のりは逆。だから理奈ちゃんが、モデルを始めてどう変わったか気になるな」
理奈:「まだモデルとしての経験は浅いですが、Rayに加入してから顔や雰囲気が変わったねと言われるようになりました」
里帆:「それは、お芝居の表情も変わったってこと?」
理奈:「そうみたいです。表情が豊かになったって褒められるようになりました!」
里帆:「そうなんだ。私は、お芝居で自分と違う性格の役をやったあとに雑誌の撮影に入ると、写真の中の自分がいつもと違う雰囲気だなって思ったことがあったなぁ。女優とモデルって、相互作用のある仕事だよね」
理奈:「確かに、すごく明るい役をやってる期間のRayの撮影では、いつもより開放感があったかも。役の影響を受けてたのかもしれません。
ちなみに、里帆さん的に両方をやっててよかったなってことはなんですか?」
里帆:「うーん。それぞれの表現の幅が広がるっていうのはひとつだけど、女優の仕事をRayの誌面でフィーチャーしてもらったのは純粋にうれしかったなぁ。
ドラマの現場に密着取材に来てくれたり、女優としての活動を取り上げてもらった個人の特集ページがあったり」
理奈:「そういうのもあるんですね!」
里帆:「Rayの先輩のなかには、出演するドラマと連動した企画をやられた方もいて。自分の役の設定にあわせたファッション企画とか、できたら楽しそうじゃない!?」
理奈:「すごい楽しそう!いつか主演ができたときに、Rayの表紙を飾ったりできたらカッコいいですよね」
里帆:「女優でモデルだからこその夢が広がっていくね」
“どちらも”な私たちのアドバンテージ
里帆:「女優の現場へは、「次のシーンどうしよう」っていう不安や緊張を抱えながら向かうのね。
それに対してRayの撮影に向かうときは、「今日の衣装はどんなかな♪」って楽しみが大きい。女優とモデルって、気の持ちようが全然違わない?」
理奈:「たしかに。お芝居の仕事は終わるまでずっと不安な気持ちです」
里帆:「それでも女優を続けているのって、なにが原動力だと思う?」
理奈:「思うようにいかなかったり、まわりとの実力差を感じたり、お芝居のあとに残る悔しさですかね。後悔がある状態のまま終わりたくないなって気持ちで、次に挑んでる気がします」
里帆:「そこが、女優の難しさだし、もっと向きあってみたいと思わされるポイントだよね。私も一緒」
理奈:「作品を撮り終えた達成感は味わえるけど、女優として成長したぞっていう実感はそうそうない」
里帆:「そうなんだよね。きっと私たち根が負けず嫌いだから、その悔しさの沼にハマって女優を続けているんだろうね。
だから女優一本にしぼるよりも、モデルと両立してるほうが自分にとってはメンタルのバランスがいい気がしてて」
理奈:「私も、そうかもしれないです。Rayの撮影に来ると気分を上げてもらえますね」
里帆:「可愛くメイクしてもらって、おしゃれな衣装を着て、きれいに撮影してもらえるもんね。私もモデルの仕事で自己肯定感を回復させてる!」
理奈:「女優で鍛えられる負けず嫌いな部分と、モデルで磨かれる可愛くなろうとする気持ち。どっちも必要です」
里帆:「女優一本でやってる人、モデル一本でやってる人、それぞれのすごさがあるけど、“どっちも”だからこその相乗効果ってあると思う。
それを生かして、どっちでも成長できるのが私たちの強みかもしれないね!」
撮影/藤原宏(Pygmy Company)スタイリング/城田望(KIND)ヘア&メイク/Mien(Lila)モデル/三浦理奈(本誌専属)、中村里帆 取材・文/政年美代子