映画『BADBOYS -THE MOVIE-』で、演技初挑戦にしてメインキャストへ大抜擢！

2025年5月30日（金）公開の映画『BADBOYS -THE MOVIE-』で、INIの池﨑理人さんが演技に初挑戦！

メインキャストとして“極楽蝶の一員・川中陽二”を演じるなかで、葛藤と挑戦を重ねた撮影エピソードをたっぷり語ってくれました。

今回のインタビューでは、オファーを受けたときの心境や、共演者との絆、INIメンバーとの胸アツエピソードはもちろん、“クール”な印象とは裏腹な素顔やギャップにもクローズアップ♡

迷いとともに踏み出した第一歩――演技に挑むきっかけはメンバーの言葉

Question出演オファーを受けたとき、率直にどう思いましたか？

「本当に有難いなという気持ちと、メインキャストに選んでいただけてうれしいなという気持ち、それと同時に不安も込み上げてきました。

演技はほとんどやったことがなかったので、『自分に務まるのかな』という不安があり、うれしい気持ちと不安が半々で込み上げてきた感じですね。

でも、まわりの方からの助言もあって、『やってみよう』と決めました」

Question今回の出演について、誰かに相談しましたか？

「まずはマネージャーさんとしっかり話しあいました。

INIのメンバーだと（田島）将吾くんに、今回の出演について相談したんです。

『正直やらないべきかもしれないと思ってる』と伝えたら、僕の気持ちに共感してくれた上で、『とにかく考えずにやってみる、それがいいんじゃない？理人にお話が来たということが意味のあることだし』と言ってくれて。

すごく背中を押されました」

演技で得た“新たな表現”――INIとしての経験がアクションにも生きた！

Question実際に演技をしてみてどうでしたか？

「自分とは違う人物になって、違う人生を生きるような経験は初めてでしたし、そこで得た表現力がINIの活動でも自然に活きています。

素晴らしい経験になりました」

Question“これまでの経験が演技に活きた”ということはありますか？

「アクションシーンですかね。

ここで殴って、ここで避けて...という流れを覚えるのがダンスの振りつけと似ていたので、割とすんなり入ってきました。

でも、もちろん普段しているパフォーマンスとは違うことのほうが多くて…苦戦しました。

アクションでどんな風に演技をするかは自分次第だし、セリフを言うときもダンスのように振りつけはないし...違いすぎて戸惑った、という感じですね」

Question今後も演技の仕事を続けていきたいですか？

「続けていきたいです！

まだまだ成長しないといけない部分がたくさんあると思いますし、早く次の演技やりたいと思う反面、もっと勉強してからだなと思ったりもします。

でも、やっぱり続けていきたい！まずは観ていただいた方の反応が気になりますね」

“兄貴のような存在”と“甘やかしたくなる存在”って？

Question今回演じた“川中陽二”は”頼れる兄貴肌”というキャラクターでしたが、実際に池﨑さんにとって“兄貴のような存在の人”はいますか？

「INIメンバーだと、オファーを受けるかの相談もした（田島）将吾くんと、あと（西）洸人くんですね。

この2人は僕にとって、それこそ兄貴のような存在です。

『敬語は使わなくていいよ』と言ってくれていて、それを真に受けてタメ口で話しています（笑）。

すごく仲良くしてくれるし、たくさんかっこいいところも見せてくれて、本当について行きたい兄貴たちです。

ツアーの制作作業でも、ダンスや演出の面において意見を出して、みんなを引っ張って行ってくれます。

僕も常にいいものを追い求めることを大事にしているので、2人からはいい影響を受けています」

Question反対に、池﨑さんが“兄のように甘やかしてしまいたくなる人”はいますか？

「メンバーでいうと、やっぱり（髙塚）大夢かな。よく“りひろむ”と言われているケミなんですけど、大夢にはめちゃくちゃ甘やかしてしまいますね。

“甘やかす”と言っても大夢のほうが2歳年上なんですけど（笑）。

真面目が故によく悩む人なので、明らかに落ち込んでいそうなときがあると、かまって元気をわけたくなります。

相談されなくても、僕から話しかけに行って煙たがられています（笑）。

ついつい面倒をみたくなる存在ですね」

Question今回の役柄で、普段の生活に影響が出た部分はありますか？

「今までは、自分の意見は心のなかで押し殺して、言われたことには従わなければいけないと思っていたんですけど、“陽二”を演じてみて、ひとつの意見をぶつけることにすごく意味があるとわかりました。

陽二なら『ダメなものはダメ』『こうしたほうがいい』ということを包み隠さずに言うんだろうなと想像して、メンバー会議などでも意見を言うようになりました。

とにかく陽二みたいにまっすぐでいたいと思っていて、バカだと思われてもいいから、まっすぐで裏表のない部分がすごく男臭くてかっこいいと思います」

Question“陽二”を演じるなかで自分と似ていると思った部分はありますか？

「まずは、信念を曲げずまっすぐなところ。

あとはやっぱり仲間想いなところですかね。

自分も、INIのメンバーに支えられている分、メンバーのことを支えたいと思うし。

司のことが大好きで支えているところは、僕もメンバーのことが大好きで、支えたいと思うところに似ているかもしれないです」

「BADBOYS」メッセージグループも！共演者とのリアルな絆と撮影裏話

QuestionJO1・豆原一成さんと共演してみてどうでしたか？

「『PRODUCE 101 JAPAN』のときに1位でデビューしたのを見ていたので、今までは“JO1さん”という素晴らしいグループの憧れの先輩でした。

でも、今回の共演をきっかけに、アクション練習で初めて一緒になってからすぐに仲のいい友だちになりました。

そのときは、意外と内気でシャイな部分があるんだなと感じましたね。

自分からガツガツ話しかけに行くタイプというよりかは、僕がたくさん話しかけに行っていたので、それを喜んでくれてグループの話をしたり、音楽の話をしたりして盛り上がりました。

割と静かでインドアな部分があることを知れてよかったです。僕もインドアなので。

僕の家に来て遊ぶこともあって、特にゲームとかもせずにずっと話していたので、お互いにすごく似ているんだなと感じました。

今は、先輩・後輩を超えて“友だち”と思ってくれていたらうれしいです」

>>ちなみに、年齢は池﨑さんのほうが上ですが、お互いどんな風に接していましたか？

「そうなんです。僕のほうが年上で、あべこべな関係なんです（笑）。

最初はお互いに喋り方がわからなくて。

『一旦敬語辞めるか！』というタイミングがあって、『理人って呼んで』と言ったら『まめちゃんかまめって呼んで』と言ってくれました。

そこからは、先輩という意識はもちろんあるんですけど、もっと身近な“友だち”という感覚になりました」

Question撮影現場で映画のストーリーのような“友情”や“男らしさ”を感じたエピソードはありますか？

「メインキャストの4人（池﨑さん、豆原さん、山中柔太朗さん、井上想良さん）は本当に劇中の“極楽蝶“のような空気感で過ごしていました。

ずっと控室が一緒だったし、高校生みたいな他愛のない話から、普段音楽をやっている人が多いので、そんな話もしたり。

楽屋の空気感そのままでふざけながら撮れるシーンもめちゃくちゃありましたね。

『BADBOYS』というメッセージグループがあって、『Mステで今度一緒やな』とか『明日飲みに行ける人～？』とか、お芝居だけじゃなくて、プライベートの話もたくさんしています」

池﨑理人の意外な素顔とギャップを深掘り♡

池﨑さん演じる“川中陽二”は、「いかつくて怖い人に見えるけど、人一倍友情に厚い」性格。

高身長で端正な顔立ちが印象的な池﨑さんも、クールなルックスとは裏腹にやさしく親しみやすい内面を持つギャップが魅力♡

ここからは、そんな池﨑さんの“イメージと素顔のギャップ”に迫っていきます。

第一印象でよく言われることは？

Question第一印象でよく言われることはありますか？

「『声がいいね』『声が低くてダンディだね』はよく言われますね。

すでに声変わりはしていたはずなんですけど、高校生のときに言われていた記憶はないんですよね。

大学生あたりから、徐々に今の声のような渋い雰囲気が出たのかなと思っています」

Question福岡（北九州）出身でよく言われる印象はありますか？

「北九州出身と言うと、『不良だったの？』と言われますし、『すごくお酒飲むんじゃない？』ともよく言われますね。どっちもそんなことはなくて（笑）。

不良でもなかったし、お酒もそんなに飲まないです。

意外とみなさんが印象に抱いているような北九州っぽさはなかったですね。真面目な子でした」

Question2022年にRayに出演した際は、ご自身を「アバウトNo.1」と言っていましたが、それは今も変わらないですか？

「すごい！自分のことよくわかってたな～（笑）。変わらないですね。

一緒にいる人によってやりたいことも食べたいものも変わります。

相手に好みがあれば、それにあわせたいと思うタイプなんです。

自分主導で『この人をどこかに連れていきたい』というのはあまりなくて、どんな形にでも変わりたいと思うんです。

食とかにこだわりを持っていたほうがいいんだろうと思うこともありますが、なんでもウマいと思えるから...（笑）。

『これじゃなきゃ絶対ダメ！』ということはないですね。そこは、3年経った今も変わらないです」

2022/06/01

【INI】メンバー全員に聞いた♡ グループ内での「自称No.1」なコトとは？

SNSに寄せられている印象の実態に迫る！

ここからは、SNSなどで寄せられている池﨑さんの印象と照らしあわせながら、そのギャップを紐解いていきます♡

Voice「性格がよさそう！会社の同期だったら静かなタイプの私にも話しかけてくれそう」

「結構あっていると思います。

わちゃわちゃしている人と静かにしている人、どちらとも仲良くしたくて。

自分も静かな時間もはしゃぐ時間もどっちも好きだし。

INIでも全員のことが大好き、みたいな。

でも、どちらかと言えばわちゃわちゃしていることが多いですかね。

家のなかで一緒にいてもお互いに違う漫画を読んでいるとか、それぞれの時間を過ごすのも好きですし、静かに話す時間も好きです」

>>学生時代、静かなタイプの子にも自分から話しかけていましたか？

「そうですね。席替えで隣になった女子が静かな子でも、仲良くなりたくて話しかけていました」

Voice「普段はふざけているのに、体育祭で見たら真剣に取り組んでるイメージ」

「そうですね。でも基本的に真面目でした。

授業中も騒がしい人がいたら『うるさいな～』と思っていたし。

普段はわちゃわちゃしてうるさいときもあったんですけど、授業では切り替えを大事にしていましたね。

授業は真剣に取り組んでいたし、高校3年生では体育祭で応援団長をやりました」

>>応援団長には自分から立候補したんですか？

「結果的には自分から立候補したんですが、副団長の女子から『理人にやってほしい』と頼まれたんです。

それまでは、1、2年生で応援団をやっていた人が応援団長になる流れだったんですけど、僕は応援団をやっていなかったのに、急に3年生になって立候補しました。

袴を着て応援合戦をしましたね」

>>何組の団長でしたか？

「うちの高校はすごく特殊で、“海吼玄武”っていう組の団長でした（笑）。

中国の四神の名前から来ていて、ほかには“青龍”、“朱雀”、“白虎”がありました。

“海吼玄武”は亀と蛇が合体した神様で、緑色の組でした」

Voice「お遊戯会では王子さまなどの目立つ役ではなく、意外と小人役をやってそう」

「たしかに、実際にお遊戯会はなかったんですが、メインの役には控えめになっちゃうかもしれないですね。ちょっと照れるので（笑）。

でも、そういう部分を捨てたいという思いもあるので、今だったら目立つ役をやりたい気持ちもあります。

そのコメント通り、今までの僕なら控えめな役を選んでいたと思います。

高校の文化祭ではバンドでドラムをやりました。

ギターとかではなく、ちょっと後ろに隠れられるポジションが落ち着くんですよね。

友だちに誘われて、YouTubeですごく勉強しました」

「BADBOYS-THE MOVIE-」作品情報

映画「BADBOYS -THE MOVIE-」
2025年5月30日（金）公開
出演：豆原一成（JO1）、池﨑理人（INI）、山中柔太朗、井上想良、井頭愛海、岩永丞威、⼤下ヒロト、⼭⾕花純、兵頭功海、⻘柳翔
原作：田中宏「BADBOYS」（少年画報社 ヤングキングコミックス刊）
監督：西川達郎　
脚本：峰尾賢人 西川達郎
音楽：岩本裕司 ウチダアキヒコ
主題歌：JO1「Be brave!」（LAPONE ENTERTAINMENT） 
制作プロダクション：AOI Pro.
配給：東映