末澤誠也さんが推す！佐野晶哉さんの魅力って？

“最年少”の枠にとどまらないハイスペ末っ子！

Check!音楽の知識とこだわり

末澤誠也（以下、末澤）：アルバム収録曲の「Aぇ You Ready?」は佐野がレコーディングのボーカルディレクションもやったので、すごいなと思いました。

メンバーがレコーディングに立ち会うのは初めての経験で新鮮やったし、これは僕にはできないなって。

バンドリハも佐野が仕切ってくれるし、歌で気になることがあったら僕は佐野に聞くんですよ。音感があるんで。佐野の音楽の知識とこだわりは、さすがやなと思います。

グループの最年少って“可愛い、可愛い” ってされるイメージがあると思うけど、佐野はそういう感じじゃない。なにも心配することはないし、頼りにしてます。

年下って感じはないんですよ。関係性をたとえるなら、同級生で部活が違うみたいな。僕はサッカー部で佐野は吹奏楽部、そんな感じ。

Check!最年少のしっかり者

末澤：どれだけくだらないことでも、ツッコんでくれる。佐野だけなんですよ、ちゃんと返してくれるのって（笑）。その瞬発力は昔から変わらないし、推しポイントですね。

あと、去年メンバーでUSJに行ったとき、僕が一発目に佐野を車で迎えに行ったんですけど。そこでアイスコーヒーを買ってきてくれたんです。そういうやさしさ、気遣いがある。

その佐野きっかけで、全員なにか持ってくるルールにしようやっていうノリが生まれて。たしか正門は、パンを買ってきてくれた気がする。愛の伝染ですね（笑）。

（佐野晶哉：こんなメンバーについて話すの久しぶりやな。なんか照れるわ！（笑））

末澤：ほんまやな。

Check!お互いを上げあえる熱さ

末澤：バンドで演奏しているとき、1番目があうのは佐野なんです。僕も1番佐野を見るし、1番テンション上げてくれるから。

佐野はほんまに楽しそうにドラムを叩いてて、この瞬間を楽しんでるんだなって伝わってくるというか。

僕らってアイドルアイドルしてなくて、どっちかというと男らしいグループやけど、やっぱりメンバーみんなAぇ!が好きなんやなと思う。

僕も普段から、なにかしらAぇ! に関連づけて考えることが多いんです。夜中でもなにか思いついたらメモって翌日レーベルに話したりとか。どこか頭の片隅に、常にAぇ! groupがあるんですよね。

More!1stアルバム『D.N.A』2月18日発売

デビューシングル「《A》BEGINNING」から、このアルバムのために制作された数多くの新曲まで全13曲を収録した聴きどころ満載な1枚。アルバムを引っさげての全国アリーナツアー「Aぇ! group LIVE TOUR 2025 D.N.A」も2月末からスタート。

通常盤 3,520円／ユニバーサル ミュージック

末澤誠也

すえざわ・せいや●1994年8月24日生まれ、兵庫県出身。バンドではメインボーカルを務め、まわりを圧倒するようなハイトーンボイスはAぇ! groupの楽曲の強みのひとつ。昨年にはミュージカル『三銃士』でダルタニャン役を好演し、歌唱力と演技力の高さが話題に。

佐野晶哉

さの・まさや●2002年3月13日生まれ、兵庫県出身。バンドではドラムを担当。劇団四季の舞台に子役として出演した経歴も。2024年はドラマ『離婚後夜』で主演を務め、映画『明日を綴る写真館』にも出演。2025年3月公開のアニメ映画『ヨウゼン』では吹き替え声優に挑戦。

取材・文／山口昭子 文／政年美代子