【加藤ナナ】血のつながりがなくても、大好きな存在!父親との関係性や過去とは?
いつもRayを盛り上げてくれているモデルたちの、知られざる家族との㊙エピソードを初公開!今回は、加藤ナナの「父親との感謝エピ」をお届けします。誕生日にプレゼントしてくれた思いが込もったものとは…?血のつながり以上に熱く感じたという“家族の思い”は涙なしでは読めません♡
加藤ナナ×両親との感謝エピ
血のつながり以上に熱く感じた父の思い
私にはオランダ人のお父さんと日本人のお父さんがいます。
私が2才のころにお母さんが今のお父さんと再婚をして、お父さんが実の父ではないことを知ったのは中学生のころだったので、当時は理解するのにだいぶ時間がかかりましたね。
ちょうど反抗期と重なっていたし、家にいるのがイヤになって14才くらいのころにおばあちゃんの家に住むようになりました。
その後17才でモデルのお仕事をきっかけに上京したので、思春期はほとんど両親とは暮らしていないんですよね。
そのせいもあってか、オトナになり今は父とすごく仲よしです。お父さんは昔から厳格な人で、マナーや礼儀には厳しく育てられてきたのですが、私がオトナになってからは丸くなったというか……。
特別仲直りしたってわけではないけど、お互い接し方がマイルドになったかな。いつかの私の誕生日に、絵本をプレゼントしてくれたことがあるんですけど。
『あつかったらぬげばいい』っていう本で、すごいメッセージ性がある絵本なんです。暑かったら脱げばいいし、寒かったら着たらいいし、休みたかったら休めよ、みたいな。
“がんばりすぎず、肩の力抜けよ”ってことを言いたかったのかなぁと。どういう思いでくれたかはいまだにわからないんですけど(笑)。
口数も多いほうではないし、ぶっきらぼうなままではあるけど大事にしてくれてるなぁと思います。
たとえ血のつながりがなくても、私はお父さんを尊敬しているし、大好きな存在です。
文/小田和希子、一石沙永加