歓声を浴びないと死んじゃうタイプ!?【中島健人】が愛でる“美しい世界”とは♡
ソロデビューを果たした、男らしくて麗しい中島健人さんがRayに登場!今回は、そんな中島健人さんが愛でる「美しい世界」をテーマにお届けします。胸に残っている忘れられない景色や、創作活動においてインスパイアされたアートまで、たっぷり語ってくれました♡
【中島健人】と美しい世界
ケンティーが愛でる、美しい世界とは――。
胸に残っている忘れられない景色や、創作活動においてインスパイアされたアートについて語ってもらいました。
各都市満員のお客さんを見たとき、美しい情景だなと思いました
先日まで全国ラジオツアーを回っていて、各都市満員のお客さんを見たとき、ありがたいなと思ったのと同時に、美しい情景だなと思いました。
きれいごとに聞こえるかもしれないけど、2024年はツアーがなくファンの方と交流する機会がなかった分、こんなにもたくさんの方が来てくれるんだって、信じられなかったですね。
ジュニア時代を思い出したというか。かつてHey! Say! JUMPのバックで初めてステージに出たときに「みんなJUMPのファンなんだ!」って驚いた、あのときの気持ちでした。
しかも、お客さんにメンズが増えていて。僕と目があったら「来たよ」みたいな感じで、ひっそり手を振ってくれるんです。うれしかったです。
久々に歓声も浴びて、僕は歓声を浴びないと死んじゃうタイプだから(笑)。素敵な時間を過ごせました。
美しいものでいうと美術館が好きです
それから、美しいものでいうと美術館が好きです。国内の展覧会も行くし、旅と美術館はセットですね。
なかでも思い出深いのはNYのメトロポリタン美術館、The MET。
MET GALAというパーティーが開催される場所でもあるんですけど、普段は本当にシンプルな洗練された美術館で、すごく好きなんです。
あと、その近くにあるノイエ・ギャラリーも。僕はグスタフ・クリムトの絵が大好きなんですが、クリムトの「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像I」が飾ってある撮影禁止のスペースがあって。美しく、神秘的な空間でした。
クリムトの絵は家にもレプリカがあって、常に目に入るウォーターサーバーの真上に飾ってます(笑)。
ニューヨークの美術館に、音を拾いに行きました
そういえば、5年ぐらい前に1人でNYへ行ったときに書いた曲があるから、今度形にしようかな。
METには音を拾いに2日行ったんですよね。クリムトの「メーダ・プリマヴェージの肖像」という絵が飾ってあって、それを見ていると音楽のインスピレーションが湧く気がして。
1日目はなにも思いつかなかったから、あきらめきれずもう1度行きました。
だから(肖像画の)ゴッホにも2回会ってる(笑)。あのときの曲、ちょっと制作してみますね!
More!『N / bias』
中島健人個人の体験や感情にフォーカスし、これまでの自身に対する評価や偏見すべてを振り払い、殻を破っていく決意をこめた1stアルバム。
初回限定盤A、B、通常盤で10曲目は異なる楽曲が収録されているので要チェック!
中島健人
なかじま・けんと●1994年3月13日生まれ、東京都出身。2024年3月にグループを卒業し、ソロ活動に専念。
現在、Huluオリジナル『コンコルディア/Concordia』が配信中のほか、2025年2月28日には主演映画『知らないカノジョ』の公開をひかえる。
取材・文/山口昭子