【岡崎紗絵】卒業前の思い出作り♡ 旅とともに振り返る”Rayへの思い”とは?
2025年2月号をもってRayを卒業する岡崎紗絵。そこで今回は、さらなる思い出作りとして香川県・直島に卒業旅行へ出発!旅のこだわりや楽しみとともに、約9年にわたって活動してきた「Rayへの思い」を語ってもらいました♡ 卒業まで1ヶ月、旅に出て思うこととは…?
岡崎紗絵の“Ray卒業旅行”
アートに自然に直島を大まんきつ
2025年2月号をもってRayを卒業する岡崎紗絵が、さらなる思い出作りに卒業旅行へ出発。
今回は、さえの旅のこだわりや楽しみを詰め込みつつ、都会の喧騒を忘れられる香川県・直島で振り返るRayへの思いを語ってもらいました。
Check!旅でこそ感じたいアートな刺激
私にとって旅はごほうびで、ドラマなど長期間の撮影のクランクアップ後や、チャレンジするような仕事を頑張ったあとの休暇に行くことが多いんです。
頑張った自分をねぎらいつつ、甘やかしたいなって思うので旅行地は自然豊かな場所や、温泉が必須ではあるんだけど、旅の楽しみとして欠かせないのがアートスポット。
美術館なんかも普段の休日というよりは旅先で行きたくなって探すんです。直島は美術館もたくさんある上に、島を歩いていると、いろんなところから突如、出現するアート作品と出会うのがとっても刺激的でした。
まさにアートな島って感じで!この「直島パヴィリオン」も海岸沿いに設置されていて、これこれ、これぞまさに思い描いていた直島の風景って見つけたときに興奮しましたね。
作品をただ眺めるだけじゃなく、中に入って歩き回ったり、座って島の風景とともに楽しんだり、潮の匂いや風を感じられたり。まさに体感できるアート作品で、まさにこの旅にピッタリというか。
旅先では、自然や、おいしい空気なんかにも敏感で普段より感覚が開いている気がするんです。だから、美しい刺激を旅先では求めてしまいます。
直島パヴィリオン
Check!ワクワクが高まるのは...レトロなのりもの
今回、直島へは高松港からフェリーに乗りました。やっぱり船旅ってすごくよかった!今までも何度か旅先でフェリー移動した経験があるんですが、旅が始まるぞっていうワクワク感が全然違うから、大好きなんです。
普段乗らない分、非日常感があるからかもしれないですね。船内は内装が懐かしい感じがして子どもの頃の家族旅行を思い出しました。ほっとする空気というか。
島に近づくにつれて普段の仕事モードから、どんどん素っぽい自分に切り替わっていく。船が好きな理由は、そういうゆったりした時間をくれるところです。
それから、船内を見て回れたり、甲板に出て景色を楽しめたり、もちろん椅子に座ってボーッとしてもいいしって自由に過ごせるところ。
お天気も最高だったので、潮風を感じられて気持ちよかったな~。50分くらいの船旅だったけど、本当にあっという間でした。
Check!地元グルメが旅の楽しみ
旅の楽しみで欠かせないのがその土地の食材を使ったメニューやご当地ごはんを食べること。ネットとかでみんなの口コミを調べて、時間がなくてもなんとか行くようにしてみたり(笑)。
でも、そう思うようになったのは実は最近で、前は観光重視というか、その土地ならではの風景や町並みを見たり、そこでしか体験できない経験をしたいっていうのが強くて、それこそごはんはパパッとすませられる、チェーン店のハンバーガーや定食屋に走ってました(笑)。
変わったきっかけがなにかあったとかではないんだけど、どちらかというと視野が広がった感じ。それぞれの場所においしいものがあるって知って、これもひとつの旅の体験だって思えるようになったんだと思います。
Check!思いっきり自然を感じたい
私の旅に自然はマスト!町並みを見て回るような場所も素敵だと思うんですが、最近旅行するときは、自然の中でデトックスされたいし、パワーチャージしたいって気持ちが強いっていうのもありますね。
でも、ゆっくりゆったりするだけじゃなくて、自然にアドベンチャー性も求めてます。自転車を借りて島を回ったり、旅先によってはカヌーに乗ったりとか。
思いっきり体を動かして、アクティブなことをするって普段なかなかできないじゃないですか。そういうところに満たされるな~って思うし、自然の中で体を動かすことが子どもの頃から好きなんです。
今回も自転車をガーッと漕いでるときにどんどん気持ちが解放された感じがありました。
Check!エモいのに新しい和なお宿
旅といえば温泉や畳に敷かれたお布団が大の楽しみ!なので、和なお宿に泊まることが多いです。温泉が大好きだから頑張って何度も入りますね。
到着したとき、夕飯のあと、翌朝早起きしてまた入ったり。ゆっくりするのが目的だけど実は忙しいかもしれない(笑)。
お布団も子どもの頃におばあちゃん家に家族で泊まった思い出があるからか、すごくホッとするのが好きなんです。横になったときに、これこれ!この感じって、夜にもう一度テンションがあがりますね。
今回も、Rayのスタイリストさんと同じお部屋だったんですけど、一緒にお風呂に入ったり、並んで寝たり。Rayでの思い出や、これからの話をして、修学旅行気分を味わいました。
Check!卒業まで1ヵ月......旅に出て思うこと
卒業旅行って実はプライベートでも経験がなくて、どんな感じなんだろうって憧れがあったんですよ。今回、そんなやってみたかった願望がかなえられてうれしいです。
どんな卒業にしたい?って聞かれたときに、今まで約9年、Rayを一緒に作ってきたモデルやスタッフさんと作るような卒業にしたいと相談したので、そういう私の思いに寄り添っていただいたのかなって。
今までは卒業の実感があまりなかったけど、今回は2日間の時間をかけたというのもあったからか、撮影中もふと考えちゃってましたね。
毎月必ず会っていた、Rayのメンバーとのこういう時間もなくなるのかなって。この旅を通して少しずつ実感しはじめたかもしれないです。
撮影終わりに、スタッフさん全員とゆっくり夜ごはんを食べたのが1番“卒業旅行”らしかった瞬間。Rayで初めての撮影のときにどれだけ緊張したかとか、大変だった撮影の話とか、お酒を飲みながら、たくさん笑った。
実は撮影終わりに飲みに行くとかって今までなかったんです。もっとこういうことやればよかった。私に強い統率力があれば……って少し後悔しましたね、楽しすぎて(笑)。
夜ごはんが終わったあと、みんなで旅館まで話しながら夜道を歩いたな~。今思い返すと、それだけでエモい~!しんみりするのは少し早いか(笑)。
私にとって、いい意味で当たり前の日常だったRayの撮影だけど、最後の日までのあと数回、それを大切にしていきたいと、改めて思った旅になりました。
さえの“直島スポット”
今回、直島の旅でさえと巡ったオススメスポットを最後におさらい!
Check!直島パヴィリオン
大小27の島々からなる直島の「28番目の島」というコンセプトで作られた、浮遊感のあるアート作品。その中に誰でも入ることができ、中を歩き回ったり腰かけてじっくり鑑賞できるのも魅力。
住:香川県香川郡直島町宮浦2249
営:年中無休展示
Check!四国汽船直島行きフェリー
香川県高松港発
香川県、高松港から出発して直島までのフェリーの旅は約50分間。大きな窓から景色を眺めたり、甲板で潮風を感じるのも旅の醍醐味。往復チケットを買うと少しお得なのでオススメです。
高松フェリーきっぷ売り場
住:香川県高松市サンポート8-22
営:7:30〜20:30
Check!直島カフェ コンニチハ
目の前に海が広がる、民家を改装したカフェ。おばあちゃんの家に帰ってきたようなノスタルジックな雰囲気とゆったりした時間を過ごせます。海の幸が入った、シーフードカレーやスイーツなど手作りメニューが人気。
住:香川県香川郡直島町845-7
営:10:00〜18:00(冬期)
休:不定休
Check!おうぎやレンタサイクル
島内観光には自然を感じられるレンタサイクルがおすすめ!電動自転車なので坂道が多い直島を自在に巡れます。サイトフォームからの予約も可能で繁忙期に行く方は事前予約が安心です。
Instagram:@ougiya_rentalcycle_naoshima
住:香川郡直島町宮浦2249-40
営:8:00〜18:00 無休
Check!ろ露
すべてのお部屋に露天風呂を備えたスイートルームで構成されるモダンで和なお宿。瀬戸内海の魚介料理がメインの会席料理や、すしを組みあわせたコースや、朝食など、お食事は紗絵も絶賛するおいしさ♡
住:香川県香川郡直島町1234
Check!マイロッジ直島
直島の街並みと瀬戸内海を見渡せる斜面に建てられたロッジ。大きな窓からは瀬戸内の陽光と海風が優しく入りこむ、絶景が楽しめるお部屋。エアコンやWi-Fiも完備されたラグジュアリーなお宿。
住:香川県香川郡直島町3718-56
撮影/女鹿成二 スタイリング/稲葉有理奈(KIND)ヘア&メイク/遊佐こころ モデル/岡崎紗絵(本誌専属)文/小田和希子