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【山﨑賢人×吉沢亮×橋本環奈】奇跡の美形『キングダム』㊙︎エピソード

【山﨑賢人×吉沢亮×橋本環奈】奇跡の美形『キングダム』㊙︎エピソード
実写化不可能といわれた『キングダム』が、ついに映画化。公開に先駆けて、Ray編集部が山﨑賢人・吉沢亮・橋本環奈の3人にスペシャルインタビュー! 撮影を通じて絆を深めた3人は、トークでも仲のよさがサクレツ。胸アツすぎる空気感をぜひ、お楽しみください♪ さらに、先日行われた完成披露試写会でのコメントも必見♡

目次

「全員、もともと原作ファンですから(笑)」

KENTO僕は『キングダム』連載10周年の実写特別動画で信役をやらせていただいて、そのときに作者の原泰久先生からメッセージをいただいたりもして。この先、映画化するならやりたいとずっと思っていました。本当に大好きな作品で、さらに大好きな信を演じられると聞いたときはビックリしたのと同時に、めっちゃうれしかったですね。

RYO 僕ももともと原作ファンで、20才くらいのときからずっとハマって読んでいて。嬴政・漂という役をいただいたときはすごくうれしかったんですけど、大好きなぶんヘタなものは作りたくないし。どう実写化するんだろう、大丈夫かな…と思っていたんですが完成作を観たら、率直にすごくおもしろかった!

KANNA私も原作を読んでいて大好きな作品だったので、これは実写化不可能だろうなという思いがあったんですけど、完成作を観たらその不安要素が完全に消えました。胸を張ってみなさんにオススメできる作品になったと思います。最初にお話をいただいたときは「え、何役?」って思ったんですけど(笑)。河了貂という、作品の中ではちょっと力の抜けているキャラクターをやらせていただきました。

KENTO僕はお亮と2人で映画について前々から話していたのもあって、最初にお亮の嬴政と漂が決まったと聞いたときは「よっしゃ!」ってなって。河了貂は誰がやるんだろうなと思っていたら環奈ちゃん、なるほど、めっちゃいい!みたいな。

RYO この役が似合うのは環奈ちゃんくらいだよ(笑)。

KANNAそれぞれのキャラクターも、みなさんぴったりですよね。

KENTO本当にぴったりだと思う。大沢たかおさんが演じる王騎とかね。

KANNA王騎はすごいよね。現場でお会いして、いちばん震えた!

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役づくりで「10キロ痩せました」

KENTO役に入る前に準備にしたことはアクションの練習。信が持っている野生っぽさ、型にはまっていないアクションをつくろうと意識しました。アクション映画もいっぱい観ましたね。信は孤児の少年なのでやせているだろうということでトレーニングと、炭水化物を抜いてブロッコリーと赤身肉などを食べる食事制限をして。10㎏くらい体重を落として挑みました。

RYO 僕は嬴政と漂の一人二役だったので、どう演じ分けるかっていうことを意識しました。嬴政はのちに始皇帝になる男なので、立場的に弱くても何かしらのすごみがあるんだろうなと思って、立ち姿や声の出し方とは別に内から出てくるオーラみたいなものを、どうやったら出せるのか考えながらやっていました。

KANNA凜々しいキャラクターがたくさんいる中で、貂は話すだけでちょっと笑っちゃうような役どころ。人間らしさや、強さもあるけど弱い部分も描きたいなと思ったのと、自分なりには、小さいけど堂々としている、男っぽい感じも意識しました。ちなみに、貂が着ている蓑の着心地は全然よくないです(笑)。

KENTO貂、嬴政、信の3人のシーンは、気を張らない部分もあって楽しかったね。

RYO 信が貂にツッコむシーン、オレあそこ好きだったなぁ~。

好きなシーンは“全部”!

KENTO好きなシーンは全部です!全部のシーンに力を込めて、気持ちを込めてやったので、それがひとつの映画となっているのを観て感動したというか。

KANNAそういえるのもすごいことだよね。どれも欠けてはいけないシーン。

KENTOあとラストシーンは、この映画のために原先生が書いてくださったセリフなので、それをいっているときは実際に自分も奮い立たされました。

RYO そこは映画で観てすごく泣いた!

KANNA私は序盤の信と漂、漂と嬴政のシーンもすごく好き。彼らの関係性があるからこその物語だなと思うので。でも、本読みのときはちょっと笑ったよね。

KENTOお亮が一人二役やるから…オレ、隣で聞いてて耐えられなかった(笑)。

RYO 「顔を上げてもよろしいのでしょうか」「かまわん」って(一同爆笑)。

KANNAそれが映画で観たら超感動して。本当に全部が山場だと思います

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キャスティングがぴったりすぎる!

RYO 最初に中国ロケをしてから日本での撮影に入れたのがストーリーとは逆ですがよかったなと。大沢さん演じる王騎との大事なシーンを先に撮ることができて気持ちもつくりやすかったですし。大沢さんは存在感、体の説得力がひとりだけ違ったので、撮影中もめちゃくちゃ緊張感があって。今振り返ってもすごいシーンだったなと思いますね 。

KENTO自分も同じです。信は小さいころに王騎を見て「天下の大将軍になる」と夢見るキャラクターなので、最初に王騎のオーラや人としてのデカさを感じることができてよかったです。それと、左慈役の坂口拓さんと戦えたことも大きな刺激になりました。坂口さんは本物の武人なので、撮影中も「本気で脳天を斬ってきていいよ」っていってくださって。でも全部よけられて、反撃もめちゃくちゃ早いんです。そのシーンは異様な空気が映画にも出ているんじゃないかな。

KANNAこれだけ豪華でキャラクターにぴったりのキャスティング、純粋にすごいなって思います。私が近くで見てとても印象に残っているのは、楊端和を演じる長澤まさみさん。アクションはもちろん、美しさと風格を持ち合わせているというか。私の語彙では表せないくらいカッコよかったです!

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