ついにソロデビュー! U-KISSの多才な末っ子『JUN』さんにロングインタビュー♥
U-KISS
2008年に韓国でデビューした5人組のK-POPボーイズグループ。2011年より日本活動も精力的に行い、確かなパフォーマンス力と流暢な日本語を駆使した軽快なトークで多くのファンを獲得してきた。メンバーそれぞれがソロでも活躍している。
JUN
2014年にU-KISSに加入した末っ子。アーティストや俳優などマルチに活躍中のJUNが、ついにソロ活動を始動!4月10日(水)に初のソロシングル『Phenomenal World』のリリースが決定。U-KISSのJUNとは違う、新たな魅力を見せてくれること間違いなし!
Q14/10にリリースされる『Phenomenal world』『Never too late』について、それぞれの曲のポイントは?
まず『Phenomenal world』には「鏡の中にいる自分との対話」というテーマがあります。2018年は僕にとって様々な場所で活躍できた1年でしたが、俳優としてのJUN、歌手としてのJUN、ひとりの人間としてのJUN…その中で、どれが本当の自分なのかを探すという意味が曲に込められているのがポイントです。ダンスもすごくかっこよく仕上がっているので、そこも魅力だと思っています。
次に『Never too late』ですが、僕はラッパーとしてのイメージが強いと思うんですけど、この曲にはラップがありません。全部歌なので、歌うJUNの姿と、自分で言うのも恥ずかしいんですけど、僕の優しい声を聴きながら歌詞に注目してほしいですね。
曲中でお気に入り歌詞はありますか?
「今更なアイシテル」という歌詞がすごくいいと思います。この歌詞は人に対してもそうですし、JUNの仕事に対しても使うことができるじゃないですか?そういう部分が気に入っています。
Q2ソロ活動をすることになったきっかけは?
多分、日本のスタッフさん達が今までJUNがダンスやラップや歌を一生懸命に練習している姿を見て、ソロとして活動するきっかけをくださったんだと思います。
初めてソロデビューの話を聞いたのは、韓国の事務所からお休みをもらって日本に来ている時だったんですけど、突然日本の事務所に呼ばれて(怒られるのかな?)と心配しながら会社に行ったら、スタッフさんから「ソロ出ます!」と言われてすごくびっくりました。(これ夢かな…)とぼーっとしてしまって、初めは嬉しかったんですけど段々と不安も大きくなっていきましたね。
Q3今回発売するソロ曲の中で、U-KISSの曲と比べて違う魅力や新しく挑戦したことは?
僕はU-KISSではラップを担当していますが、今回のソロシングルには2曲ともラップがありません。だから歌の練習をすごく頑張りましたし、JUNにとってはそれが新しい挑戦でした。
そしてU-KISSと違う魅力は、今回の曲は今までのグループのイメージとは全く違うジャンルになります。JUNも初めて聞いたんですけど「フューチャーポップ」というジャンルだそうです。ジャンルからスタイリングもそうだし、ダンスもそうだし、今までU-KISSとしては見せてこなかった新しい魅力を用意したので、それ自体も全て挑戦だと思っています。
あえてラップをせず、新しいジャンルに挑戦したのはどうして?
実は最近歌のパートが増えて、歌うことにも別の魅力を感じたし、今まで4年間ずっとラップをしている末っ子JUNの姿だけをお見せしてきたので、今回はもっと色んな魅力を見せたいと思っていたんですよ。初のソロだから色々やりたいことや挑戦したいこともありましたし。
Q4レコーディング中のハプニングや大変だったことは?
大変なことはなかったです。スタッフさんがすごく引っ張ってくれたのでとても楽にできた現場でした。
あと、これはハプニングではないと思うんですけど、JUNがONE OK ROCKのTakaさんの大ファンで、実はレコーディングで使ったマイクが、Takaさんがレコーディングする時にいつも使っているマイクだったんですよ。それを知った時、色んな気持ちで頭の中がごちゃごちゃになって…もともと自撮りとかあまりしない方なんですけど、そのマイクと一緒に写真を撮りました(笑)。
Q5ソロデビューが決まった時、U-KISSのメンバー達の反応は?
昔のJUNだったら心配されていたと思うんですけど「今のJUNだったら信頼できるから、ファンの皆さんにJUNが成長した姿をたくさん見せて韓国に戻ってきてね」とメンバーが言ってくれました。みんな大好きです。
Q6プライベートではどんな曲をよく聴くの?
JUNはミディアムテンポの曲を聴くことが多いですね。絵を描く時もそうだし、実際にJUNが作る曲もミディアムテンポとR&Bを混ぜたジャンルなんですけど、ゆったりしていて、いつ聴いてもリラックスできる曲が好きです。
ファンの皆さんにおすすめしたい韓国の曲は?
イ・ムンセさんの『雨の中で』という曲をおすすめします。結構昔の、歌手としては大先輩の方の曲です。元々お父さんが音楽好きで、昔から色々なジャンルの曲を聴いていたのですが、小学生の頃に「この曲すごくいい!」と思って以来ずっと聴いてきました。歌手を目指すようになってから初めて練習した曲でもあります。
Q7THE UNITのUNBとしての活動が先日終了しましたが、この活動を通して自分の中で成長したことは?
成長したと思うのは日本語ですね。U-KISSで活動している時はメンバー達が日本語を話せるので自分が担当している役割だけに集中してMCをすることができたんですけど、UNBの場合は僕とピルドクさんの2人しか日本語ができないので、どうすればファンの皆さんに僕達のMCをもっと面白いと思ってもらえるかなと思って、ずっと日本のバラエティー番組をたくさん見て、タイミングの勉強をしたりしていました。
具体的には何のバラエティー番組を見ていたの?
ダウンタウンさんの『絶対に笑ってはいけないシリーズ』とか『M-1グランプリ』とかをYouTubeで探して見ました。
編)もしかしてお笑い好きですか?
あんまり好きではないんですけど、勉強のために見ました(笑)。すごく話すのが速いので、最初は何を言っているのか分からなくて…でもどんどん慣れてきて、話の間とかタイミングをUNBのライブで使ったらファンの皆さんがめちゃくちゃ喜んでくれました。
Q8UNBの活動を通して何か新しく得たものは?
兄弟です。実はピルドクさんとは8年前からの知り合いで、彼の全てをJUNは知っています(笑)。ピルドクさんも僕の全てを知っていると思うし。他のメンバーは知り合ってから今年で2年なのですが、喧嘩したり、一緒に泣いたり、笑いあったり、2年という期間がすごくあっという間でした。一緒に色々な苦労をして来たので絆も強くなったと思います。
UNBとしての活動は終了して、今はそれぞれのメンバーの活動を応援していますが、何だか少し心残りな部分もありますし、申し訳ないなという気持ちもあります。何故なら僕がドラマの撮影があって2枚目のアルバムの活動にあまり参加できなかったんですよ。そのことで失望させてしまったファンもたくさんいましたし、メンバーにも申し訳ないとずっと言ってきました。活動を終えて振り返ってみると、そこがすごく心残りですね。でも、かけがえのない兄弟たちを得ることができたので、その面ではとてもよかったと思っています。
今もメンバーの方達と連絡を取り合ったりする?
ついさっき、ピルドクさんと連絡を取りました! 彼も絵を描くので、お互いにどんな絵を描いたかスマホで送り合っているんですけど、作業の時にスプレーをよく使うんですね。それを誤って顔に吹きかけてしまったみたいで(笑)。
編)うわ!目痛そう…
幸いにも眼鏡をかけていたので大丈夫だったみたいですけど、顔が真っ黄色になっていました(笑)。 それと、日本にくる前々日にピルドクさんの家に泊まりに行きました。僕達、お互いの家のオートロックの暗証番号を知ってるんですよ。
編)何だか恋人みたいですね(笑)。
はい、恋人です(笑)。
Q9キソプさんとフンさんの入隊も決まり、U-KISSメンバー全員での活動はしばらくお休みになりそうですが、再活動までの自分なりの展望や目標って?
入隊の話を聞いた時はすごく不安な部分が大きかったです。2人がいなくなるとイライさんとJUNでU-KISSを守らなきゃならないじゃないですか。僕が何をすればいいのかという考えで頭がいっぱいで、いつも寝られませんでした。でもJUNは、だからこそ2人がいない間は僕とイライさんがファンの皆さんと会える時間をもっと増やしたいと思っています。そうすれば寂しさが和らぐかもしれないから。僕達がもっと頑張ってU-KISSを守っていきたいと思います。二人が戻ってくるまで、自分が兄貴たちに頼られる存在になれるよう成長していきたいです。
Q10日本に訪れた際、よく行く場所やお店はどこですか?
ラーメンが好きなのでラーメン屋さんによく行きます。例えば、朝は一蘭とか一風堂で食べて、昼はTETSUっていうつけ麺のお店に行って、夜は油そばを食べに行きます(笑)。三食全部ラーメンでも全然平気です。
Q11日本のファンの皆さんとデートに出かけるならどこに行きたい?
東京タワーに行きたいです! 外から見たことはあるんですけど、実際に中に入ったことがなくて。東京タワーの中でご飯を食べて、コーヒー飲んで、グッズを買って、夜まで待って夜景を見てから帰りたいです。
Q12今後、歌手活動以外に日本でやってみたいお仕事はありますか?
実は2つあって、僕が今年の12月に韓国で絵の展示会をする予定があるんですけど、それをできれば日本でも、もう少し頑張って準備してやりたいなと思っています。もう1つはファッションが好きなので、モデルの仕事を本当にやってみたいです。ランウェイとか、歩いてポーズ決めて・・・というのをやってみたいです。
Q13既に日本語がお上手だと思いますが、最近の日本語の勉強法は?
アニメとかドラマを見て、知らない単語があればそれをメモして意味を調べて実際に必ず使うようにしています。スタッフさんに使い方とかも質問したりしていますね。昔はアニメで覚えた言葉を使ったりしていて、敬語がちゃんとできていなかったんですけど、今は敬語をすごく頑張って勉強しています。「感謝しております」とか「この場を借りて」とか「今日は来てくださってありがとうございます」とか。
編)すごい…!日本の敬語って韓国の敬語よりも何倍も難しくないですか?
難しいです。でも、勉強するのが楽しいし日本が好きだから、もっと上手くなりたいです!
Q14Ray読者の中でも韓国旅行はとても人気ですが、韓国でおすすめのスポットはある?
実は僕、あんまり外で遊んだりしなくて…家もソウルから遠いし、仕事が終わったらすぐに帰るので場所に詳しくないんですよ。でも、延南洞(ヨンナムドン)とかいいと思います。オシャレなお店とか人達もすごく多いし、美味しい食べ物もいっぱいあるし、いつかJUNも機会があればそこで展示会をやってみたいです。
Q15プライベートではどんなファッションなの?
特に決まってないですね。その日の気分によって違う格好をします。今日は楽な格好をしたいなと思ったらジャージを上下違う種類のものを合わせて着てみたり、そこにアクセサリーを追加したり、大切な約束や予定がある日の場合はフォーマルな服を着たり、あとコートもたくさん着ます。でも普通に着るだけじゃなくて、自分好みのスタイルにアレンジして着るようにしています。
編)楽な格好の方が好みですか?
はい。でも着てるJUNは楽だけど、他の人から見たらすごくかっこいいと思われるような着こなしになるように意識しています。
Q16女の子のどんなファッション、ヘアスタイルが好み?
JUNには妹がいるんですけど、妹がしていたファッションの中で一番好きだったのは、タートルネックにコートを羽織って、ブラックのスキニーを履いて、そこにキャンバスシューズを合わせるコーディネートがすごく可愛かったです。ヘアスタイルはお団子が好きです。初めて妹がお団子をしているのを見た時、思ったより可愛いなと思いました。
編)ロングヘアーとショートヘアーなら、どちらが好みですか?
中間?ミディアムが好きです。
Q17肌が綺麗ですが、普段どのようなスキンケアをしているの?
本当ですか? JUNはこの肌がコンプレックスなんです。肌の色も黒いし…
編)いやいやいや!白いですよ!
他のU-KISSのメンバー達が白いんですよ。そのせいで僕がより黒く見えてしまって、一緒に写真撮るのがちょっと嫌ですね(笑)。あと、僕はあまり凝ったスキンケアしません。化粧水塗ってクリーム塗って…くらいですね。
編)じゃあ、肌が綺麗なのは生まれつきなんですね。
それが違うんです。皮膚科で痛い思いをしながら必死に治しました。
他に美容のためにしているルーティンは?
前日に遅く寝た日って、朝起きると顔が浮腫んでパンパンになるじゃないですか? その時は急いでシャワーを浴びて、10分くらい逆立ちをします。そうすると血のめぐりがよくなって顔がスッキリするんです。でもこれ本当に大変です(笑)。無理してやると頭も痛いですし、目の血管が破裂して赤くなったこともあるので、ちょっと注意してやる必要がありますね。
More!では、最後に読者へのメッセージをお願いします!
みなさん、U-KISSのJUNと申します。4/10に初のソロアルバムが発売されます。今まで見せてこなかったJUNの魅力はもちろん、最高のパフォーマンスも用意してやる気満々なので、期待して待っていてください。
そして、Rayを見てもっとオシャレな人になってほしいです。JUNもこの雑誌を見て勉強したり使ってみたいアイテムとかもたくさんあるので、是非チェックしてみてください。大好きです!
ありがとうございました!
Coordinateinformation
JUN(from U-KISS)
2019/4/10 Release★Debut Single『Phenomenal World』
<LIVE>
『JUN(from U-KISS) 1st Event 2019 ~Phenomenal World~』
●4/6(土)
会場:松下IMPホール(大阪)
1部 開場/開演 13:00/14:00
2部 開場/開演 18:00/19:00
●4/8(月)
会場:SHIBUYA TSUTAYA O-EAST(東京)
1部 開場/開演 13:00/14:00
2部 開場/開演 18:00/19:00
ヘアメイク/kohey スタイリスト/Nemoto Akihiko 取材・文/佐藤梨香