ドラマ『3年A組のあのイケメンは誰?」答えは【神尾楓珠くん】だった!
誰もやってないことがやりたいと自らオーディションに
高1のとき、限界を感じてサッカーをやめたんです。それでまわりの誰もやっていないことをやろうと思って、今の事務所のオーディションを受けました。仕事に対する意識が変わったのは『アンナチュラル』から。『3年A組』でも共演した望月歩の、役に真摯に向き合う姿を見てからです。2才下なのにカッコいいなと思いました。『3年A組』の現場は刺激をたくさん受けました。菅田くんの熱量に圧倒されたし 、一挙手一投足を見て学びました。同世代もみんなすごかった!みんな個性があって「ああ、やられたな」と思うことが多かったです。
友達と一緒のときはしゃべってないと落ちつかない!
神尾楓珠は本名です。名前は「ふうじゅ」という響きで決めて、漢字を当てるときに「楓の葉のように大きく、真珠のように可愛く」という由来を後付けしたらしいです。普段は99%楓珠って呼ばれてます。
休日の過ごし方は音楽をずっと聴いてますね。ジャンルはロック、今いちばん聴いているのはハノイロックス。海外のまあまあ昔のバンドなんですけど、もともとTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTやTHE YELLOW MONKEYが好きで、そこからZIGGYを聴くようになってつながっていきました。友達といるときはずっとしゃべってます。最近は『3年A組』のメンバーと一緒にいることが多いから現場の話とかします。特に萩原利久と一緒にいることが多くて、数えてみたら1月は21日も一緒にいてビックリでした(笑)。1月21日が僕の誕生日でその日から4日連続一緒にいましたから。誕生日は祝ってくれませんでしたけどね(笑)。でも日付が変わった瞬間に「ハッピーバースデー」を歌ってくれました。
初デートは王道に、お祭りや花火大会を一緒に楽しめるコがいい
好きなタイプは何事にもちゃんと向き合っている人。熱を感じる人がいいですね。ファッションはこだわらないけど、髪型はショートが好き。性格は明るくてまっすぐなコがいいな。ひねくれてるコはちょっと苦手で…。気持ちと反対のことをいわれてもくみ取るのがめんどくさいです(笑)。
素直なコなら、初デートだってどこに行っても楽しそうですよね。ディズニーランドに行って2人でつけ耳したり、夏は海に行ったり、そういう王道がいいです。お祭りとか花火大会とか一緒に楽しんでくれるコがいい。僕は初デートでも普段と変わらない服で行くと思います。基本真っ黒で、トレーナー、パーカが多いかな。だから女のコもブランドとかあまり気にしないコがいいかな。女のコにほめられてうれしいこと?おもしろさです(笑)。別に僕の話に爆笑してくれなくていいんです。「話してると楽しい」っていってくれたらうれしい。気をつかわないってことだと思うから。
同性からカッコいいっていわれる男になる
1月21日に20才になりました。いちばん変わったのは味覚かな。辛いものが食べられるようになりました。炭酸も苦手だったけどビールもおいしいと思いました 。「大人になった」って気持ちのせいですかね(笑)。
今いちばん楽しいのはお仕事をしているとき。『3年A組』に出演して、みんなの個性を出し合ってうまく調和させることがこの仕事をする楽しさかなと思いました。これまで僕は何か背負っている役が多くて(笑)。でも映画『うちの執事が言うことには』は本当に何も考えてない最近の若者をやりました。でももっとハジけた役もやってみたい。憧れは窪田正孝さんです。ルックスも大好きだし、普段は飾ってないのに役になると何かに憑かれたみたいで。それがカッコいい!今の目標はいろんな役ができる幅広い役者になることです。そして10年たったら同性から憧れられる男になりたい。今の僕くらいの人たちから『カッコいい!』といわれたいですね。
Profile
神尾楓珠(かみお・ふうじゅ)
1999年1月21日生まれ、東京都出身。24時間テレビドラマスペシャル『母さん、俺は大丈夫』でドラマ初出演。ドラマ『監獄のお姫さま』、『アンナチュラル』、など話題の作品に次々と出演して注目を集める。5月17日公開の映画『うちの執事が言うことには』にも出演。
撮影/杉江拓哉(TRON) スタイリング/城田望(KIND) ヘア&メイク/遊佐こころ(PEACE MONKEY) 取材・一部文/佐久間裕子