ちょうどいいブスは、クリスマスにこそ働こう!の
ついに今年もやってきました、このシーズンが。
そう、「クリスマス」です!
「ケイさんは、クリスマスに悲惨な思い出がありますか?」という、明らかに「クリスマスにいい思い出なんてあるわけないよね」的スタンスな質問をされることが結構あるんですが(笑)、残念ながら実は私、そういった「クリスマスに対するネガティブなイメージや卑屈さ」がないんです。
いわゆる「リア中爆破しろ」的な思いを味わったことがなくって。
かといってリア充かといったらもちろん違うだろうし。
だから想像をすることはできても、真の意味でどちらの気持ちもわからないかもしれません。
でもそんなスタンスも「ちょうどいいのかな」と思っています。
山崎ケイにとって、クリスマスとは労働の日!?
クリスマスといって思い出すのは、大学時代。
前にこの連載でもお話ししたことがありますが、私、ずっと映画館でバイトしていたんですよね。
だからクリスマスなんて超掻き入れどき!
映画館で働きながら、カップル観察、というのが私の青春時代のクリスマスでした。
私は幸いにも(!?)、クリスマスに対する特別な思い入れがなかったので、「私は働いてるってのにイチャイチャしやがって」という意識もなぜかなく。
山添とか仲のいいちょうどいいブス友たちにも言われるんですけど、「ケイさんってちょうどいいブススタンスですけど、稀にブス忘れた言動しますよね」って。確かにクリスマスに関しては、ちょっとブス忘れてますね。
クリスマスに関してはなぜかフラットなんですよ。
彼氏がいてもいなくても、別に何ら問題視していないというか。
だからよくバイトのシフトを組むときに、「クリスマスに休みを入れようとする女子」に対しては何でだろうって不思議で。
その子たちの言い分を聞くと、「クリスマスなのに暇だと思われたくない」からと、約束もないのに、バイトを休むことで自分の心のバランスを保つのだとか。
でもね、思うんです。
それって健全ではないんじゃないかって。
だからクリスマスに限って休み入れる子に、「ツンツン」って突っついて「何で休むのぉ?」って聞いたりしてました。今思うと相当意地悪ですね。ごめんなさい。
でもね、実際に一緒にバイトしている身としては、忙しい時期に他に予定もなく休まれてはたまったもんじゃありませんから。
でね、1つ提案したいんです。
クリスマスにそんな変なプライドで苦しむぐらいなら、いっそのこと
「クリスマスは労働の日!」と割り切るってこと!
1人で悶々とその日を過ごすぐらいなら、いっそのことその悶々を労働意欲に変換し、お金を稼いだほうが気持ちいい一日になるんじゃないかって。
そんなわけで私も今年は「クリスマス=労働の日」として楽しむ予定ですよ!
みなさんにも幸あれ。
一足お先にメリークリスマス!
山﨑ケイさん
profile NSC東京校13期生、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。相方の山添寛さんとコンビ「相席スタート」を結成し、男女のちょっぴりエロい日常をネタにしたコントや漫才で人気を博す。ツイッター @kbbyk