“深夜の飯テロドラマ”とSNSで話題！『忘却のサチコ』を演じる高畑充希の素顔

CULTURE2018/12/27

笑いあり、涙あり、食ありの新感覚グルメコメディドラマとして話題の「忘却のサチコ」に出演中の女優、高畑充希ちゃん。役柄に込めた思いや撮影裏話など、Ray編集部が独占インタビューしちゃいました♡

「前みたいにちゃんとサチコさんになれるかな」って不安もあった

1月のドラマスペシャルに続き、連ドラでサチコを演じることになって、最初はプレッシャーを感じました。同じ役を再び演じるときって「どんな感じだったっけ。前みたいにちゃんとサチコさんになれるかな」という気持ちになるんです。ひとつの作品が終わると、その役は自分の中から一度消えてしまう感覚なので、再び演じるときは、以前そうなっていたところまで「よいしょ！！」と持っていっています。それを思い出すまでには時間を要してしまうので、最初は「一生思い出せなかったらどうしよう」と不安になりました（笑）。

連ドラならではのサチコさん像

サチコさんは文芸誌の編集者。仕事に関してはいつも一生懸命な女性です。そして一生懸命になればなるほど、突拍子もない行動をするんですが、自分ではやっていることがヘンだって気がついていないというか。編集部のみんなが一緒にいるシーンは、サチコさんがやることにツッコんでくれるので楽しいんですけど、1人のシーンはボケ続けている感じで。これで大丈夫なのかなって、撮影中はドキドキしていました（笑）。今回は連ドラなので12話かけて起承転結が展開しています。たぶん1話を観てサチコさんのパーソナリティーがわかるかというと難しいかも！連ドラでサチコさんという女性が気になった方は、ドラマスペシャルも観ていただけるとうれしいですね。

私の口の中は意外と大きくて、一度にたくさん入りました（笑）

食べるシーンは大変でした！おいしそうな顔はまだまだ難しいけど、勢いよく食べることと、ひと口にいっぱい食べることがポイントかなと（笑）。私の口の中って意外と大きくて、けっこうたくさん入るんです。それを活用して、食べ物をたくさん口に入れるようにしていました（笑）。私自身もともと超絶おいしいもの好きで。ですが、撮影だとガーッと食べるシーンを撮るので頭も使うんです。ゆっくり味わえず……。プライベートでも行きたいなと思うお店がたくさんありました。

ラストの見どころ

ドラマはそろそろ後半。前半は1話完結みたいな感じでしたが、今後は物語が動いていきます。原作にも描かれていますが、俊吾さんと再会して、その後、彼との関係がどうなっていくかが見どころになると思います。原作がまだ完結していないので、最終回はドラマなりのエンディングになりますが、サチコが俊吾さんをどう消化していくのか……楽しみにしていてください。あと葉山奨之くんが演じる後輩の小林さんのサチコへのアプローチも見どころかな（笑）。年下男子の頑張りが可愛く描かれているんじゃないかと思います。

Profile高畑充希（たかはた・みつき）
1991年12月14日生まれ、大阪府出身。NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』では主演を務める。映画『こんな夜更けにバナナかよ　愛しき実話』が12月28日公開。2019年1月にTBS『メゾンド・ポリス』がスタート、4月には舞台『奇跡の人』の主演も決定。

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