【GENERATIONS】佐野玲於が魅せた俳優としての意外な素顔とは
GENERATIONS のパフォーマーと俳優業の違いって?
俳優は他人の人生を表現するもの。自分のバックボーンがすべて乗っかるのがダンス。お芝居の現場に行った後って、情報がどんどん入ってきて、自分の感性が鋭くなる気がします。お芝居をすることで自分の心の扉が1枚開ける気がして。今まで自分にはなかった表現ができたりもします。
悲しいことがあったら
すごく落ち込みますね。この映画のように密接に関わった人が亡くなったら、 自分の感情が悲しみに取り込まれてしまうかも。でも、それを乗り越えるというよりも、事実として受け止めた上で自分はどう生きていくのか......。それが大事なことだと思います。
佐野玲於の家族愛とは?
家族からの愛は日々感じています。例えば東京ドームのステージに立てることって当たり前ではないから。席に座っている親を見つけたらすごく感謝しますし、自分が活躍する姿を見せられて僕もうれしい。それが最大の親孝行でもあるのかなと。
涙した瞬間
カウアイ島のきれいな海と空、そして山を見て泣いちゃったんです。僕って、自然を見ただけでこんなにくらうんだって思いました(笑)。山を見て自分が泣くとは思わなかった。
Topic0420代の生き方
今は何事もいちばん吸収できて、土台を作る時期。この若い時期をどう生かしていくのか、そして何が残せるか、が大事ですよね。「ハゲたおじさんになって何も残せてなかったらせつないよ」ってHIROさんによくいわれるので(笑)、今のうちにできることをしないと!
Topic05叶えたい夢と夢への近づき方
いつかお店を持ちたい。古着屋とカフェがいいですね。夢を叶えるため、 好きなことをやるためには犠牲を払わなければいけないと思います。僕は努力は得意というか大変なことは好き。それに関してはドM。 納得いくまでやります。
撮影/来家祐介(aosora)スタイリング/吉田ケイスケ ヘア&メイク/寺本剛(JYUNESU)取材・一部文/佐久間裕子 デザイン/佐藤潤(スタジオ・パ・マル)構成/本田理恵