【Ray就活体験記】東宝で1日インターン!映画プロモーションの業務とは?
東方で「映画のプロモーション」に参加したい!
訪問したメンバーはこちら
今回は、こんまい&レナレナ(プリ♥クラ)の2人が訪問♡
教えてくれたのは、上野美穂さん
大学卒業後、「人生を変える映画と出会う手伝いをしたい」という思いで2014年に東宝株式会社へ入社。宣伝部の広告制作室、経理財務部を経て現在の宣伝部パブリシティ室へ。パブリシティとは、雑誌や新聞などの媒体を通して料金を発生させずに宣伝する広報のこと。
東宝で働くってどんな感じ?
仕事のやりがいや働くうえで大切にしていることをインタビュー! 映画宣伝に携わる社員さんらしく、好きな映画のセリフを引用して答えてくれました。
働いていて、やりがいを感じる瞬間は?
本屋さんで近くにいた方が、自分の担当作品の取材記事などが掲載されている雑誌を見て「この映画、観に行きたい!」という会話をしている声を聞いたとき、頑張ってプロモーションしてよかったなと思います。
働く上で大切にしていることは?
①人との出会い
②何事も楽しむ
③感謝の気持ち
私の好きな映画のセリフに「人生はチョコレートボックスのような物である。開けてみるまで中身は分からない」という言葉があります。箱の中には甘いものも苦いものもたくさんあるけれど食べる前から一喜一憂するのではなく「チョコレートボックス(人生=贈り物)だから」と思うことで、毎日をより楽しく過ごせるという魔法の言葉です。この言葉を胸に、新たなことも楽しんで挑戦し、すべてのことに感謝しながら仕事をしています。
Topic031日のスケジュールはこんな感じ!
9:00 出勤・新聞の露出確認
どんな映画情報が露出しているか自社・他社あわせて確認後、切り取って情報を共有します。記事サイズや掲載ページもチェック。
10:00 部内・チーム打ち合わせ
12:30 マスコミ試写会 受付
担当作品のマスコミ試写会を準備します。
13:15 日比谷・銀座周辺でランチ
15:39 取材の立会い
担当作品の取材や撮影に立ち会います。
17:00 原稿チェック&事務作業
担当作品の原作本を読んだり、取材原稿の校正チェックやその他の事務作業などをします。
19:00 退勤
映画のプロモーション業務を体験しました!
映画の公開に向けて、プロモーションは何カ月も前から始まっています。東宝本社の試写室や撮影スタジオなど、映画の宣伝業務ならではの現場が多いお仕事体験となりました。
今回のお仕事体験でプロモーションした映画
『コーヒーが冷めないうちに』
9月21日(金)より全国東宝系にて公開!
とある街のとある喫茶店。店内の[ある席]に座ると、望んだとおりの時間に戻ることができるという。ただしそこには、いくつかのルールがあり......。"4回泣ける"と話題のベストセラー小説が待望の映画化。
2018「コーヒーが冷めないうちに」製作委員会
Pick up01東宝本社にてマスコミ試写会&プロモーション戦略会議
映画の宣伝のため公開前から行われているマスコミ向けの試写会や、プロモーションのターゲットなどを話し合う会議に参加しました。
台本や原作本をチェック
担当作品の台本を読んだり、原作がある作品であれば原作本も読んだりして映画との違いなどをチェックしておきます。
東宝試写室でのマスコミ試写会対応
ご来場いただいた方の受付業務
取材でインタビューをするライターさんや、作品の記事を掲載してくれる媒体の関係者が試写会に訪れます。
試写会が始まる前の前説
映画館で作品を観るときと違ってすぐに本編が始まるので、上映前に注意事項などを説明するための簡単な前説をします。
担当作品を観るのも仕事です!
プロモーションについての戦略会議
宣伝のカギを握るターゲティング
実際に作品を観て感じた作品のポイントや、どの年代に向けてプロモーションすべきかなどを話し合います。
女子大生日誌で感じたことを話します♪
Pick up02スタジオにて取材の立ち会い
作品を紹介してもらうため、出演俳優さんはさまざまな媒体の取材を受けます。この日は、主演の有村さんの取材が行われていました。
モニターで撮影カットのチェック
スタジオで進行している撮影に立ち会いながら、モニターに写るカットをリアルタイムで確認します。
出演俳優さんの控室セッティング
当日、取材を受ける俳優さんが入るメイクルームに飲み物や資料を準備します。その他、昼食の手配なども。
合同インタビューに向けた準備
撮影と同日にスタジオの一角で取材も行われるので、複数媒体によるインタビューのためにイスなどを並べます。
Topic05体験を終えての感想
こんまいの感想
出演者の撮影・取材から試写会まで、幅広い仕事内容があることを知り驚きました。体験ではありましたが、映画を作り上げる業務に携わることができて、貴重な経験になりました!
レナレナの感想
映画プロモーションには宣伝部の方やライターさん、カメラマンさん、ヘア&メイクさんやスタイリストさんなど多くの方が関わっていると知り、映画を観る際の視点が増えました。
以上、東宝のお仕事調査でした。ぜひ就活やインターンの参考にしてみてね♡
撮影/黒澤俊宏、土屋哲朗(ともに主婦の友社写真課)デザイン/大井晴未(ma-h gra) 一部文/森田智沙登