「山﨑ケイ、自身のグラビア写真の“ちょうどよくない”見方を伝授する!、の巻」
本をきっかけに、日本中に『ちょうどいいブス』の輪が広がっているようで何よりです(笑)。
さてさて、今週も出版記念トークショーの模様をお届けします。
周囲のおだてに流されまくった初グラビア
——ところで今回、巻頭にグラビアページがありますよね。その感想をお聞きしたいのですが。
ケイ:はい。なすがままでした(笑)。撮影中は風をなびかせていただいたり、寝そべったり、上目遣いになってみたり、スカして目線を宙に浮かせてみたり。カメラマンさんと周りのスタッフのおだてのまま、自分の意志を持たずに、私らしく自我を持たず、流されましたね(笑)。
——周りの反響はどうでしたか?
ケイ:上々でした(笑)。でも私の性格の悪い友達が、「いつも以上に盛れてて悔しいから、なんとかブスに見える角度はないか凝視したんだけど、逆さまに見たらやっぱりブスだったよ」って言ってきたんです(笑)。
なので書籍をお持ちのみなさん、ぜひ本を逆さまにしてみてください。ちゃんとブスに映ってるはずなんで(笑)。
——書籍を改めて読み返してみて、「私、いいこと言ってるじゃん!」って思ったのはどんなところでしょうか?
ケイ:好きな映画のくだりです。「好きな映画は?」と聞かれた時に、最初はマニアックな映画を言いつつ、その後すぐに「でもなんだかんだ言って『ブリジットジョーンズの日記』が好きなんだよね」という二段構え回答は、我ながらバランスいいなぁって改めて思いましたね(笑)。
——逆に「あの時の私、どうかしてた」って思うネタはありましたか?
ケイ:ありました、ありました(笑)。男性と一晩を明かしたことを人に報告する時に、「○○くんと『おはよう』って言い合っちゃった」と言う、みたいなこと言ってるんですけど、何言ってんだって自分をぶん殴りたくなりましたね(笑)。そんなこと言ったこともないし、多分今後も言わないと思います(笑)。この本は基本的に全て真似していただきたいと心から思っていますけど、この部分だけは真似しないようお願いします。ただのわけわかんない痛い女になっちゃいますから(笑)。
次回もトークショーネタをお届けします。
現在、この連載をさらにパワーアップさせるためにネタ仕込み中です。
もうしばしお待ちくださいね。
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山﨑ケイさん
profile NSC東京校13期生、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。相方の山添寛さんとコンビ「相席スタート」を結成し、男女のちょっぴりエロい日常をネタにしたコントや漫才で人気を博す。ツイッター @kbbyky
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