「山﨑ケイ、父親公認の“ちょうどいいブスになる”の巻」
今日も前回に引き続き、三省堂書店池袋で行われた『ちょうどいいブスのススメ』発売記念イベントの模様をお伝えしますね。
――今日のファッション、白いシャツにデニムとものすごくさわやかですが、ポイントは?
ケイ:山口智子さんをイメージしました。私、山口智子さんに似てるって言われたことがあるんですよ。いや、本当です(笑)。
でもお仕事で唐沢寿明さんにお会いする機会があって「私、山口智子さんに似てるって言われるんです」と振ってみたら、ものすごく微妙な反応されましたけどね(笑)。
――印税の使い道は決まっていますか?
ケイ:多分事務所に大方行っちゃうはずなんで(笑)、そんなに使い道を迷うほどではないと思います。
――いや、もう信じられないほど本が売れたら?
ケイ:信じられないほど? それはうれしいですね(笑)。そんな時はものすごくよくワカんない使い方をしてみたいですね。後輩の女性芸人引き連れてホテルで女子会、みたいな。
ブスは自ら「ブス」と名乗るのが正解
――『ちょうどいいブスのススメ』ではさまざまな恋愛テクニックが紹介されていますよね。一番のおすすめはなんでしょう?
ケイ:そうですね。男性読者の反応が特によいのが「ひざチェックテスト」でした。(ひざチェックテストの詳細を知りたい人は本を読んでくださいね!)
――書籍出版したことをご両親が喜ばれていたようですが、自分の娘が「ちょうどいいブス」と名乗っていることに対して、お父様はどんな反応を?
ケイ:ちょっと考えた後、「確かに」と深く納得していましたね(笑)。そしてポツリと「いいブスになったな」って(笑)。理解のある父親で本当に幸せです。
――ケイさん、こうして拝見するととてもおキレイになられたようで。内心「ちょうどいいブス」と名乗ることへの葛藤があるんじゃないでしょうか?
ケイ:きましたよ。はい。これは私の戦略がうまくいっているという証明でもありますよね。自らブスって名乗っちゃえば、周りが勝手に「そんなことないよ」という心理誘導できちゃうんです。
それにちゃんと見てください! 葛藤するほどキレイになっていないですから(笑)。
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記者をも虜にした(⁉)ケイさん。
皆さんも実践してみてくださいね! 次回は囲み取材後のトークショーについてお届けします。
『ちょうどいいブスのススメ』(1000円+税 主婦の友社)
自分のことを“美人でもないけどブスでもない”と思っている全ての女性に捧げるレクイエム、……ではなく恋愛教本!
恋愛テクニックだけでなく、ブスであることがむしろ誇らしくなる、そんな人生哲学もぎゅっと凝縮しています!
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山﨑ケイさん
profile NSC東京校13期生、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。相方の山添寛さんとコンビ「相席スタート」を結成し、男女のちょっぴりエロい日常をネタにしたコントや漫才で人気を博す。ツイッター @kbbyky