マイナビ編集長が辛口添削!面接官の心に響く『学生時代に力を入れたこと』とは?
読者のリアルな『学生時代に力を入れたこと(=ガクチカ)』がコレ!
私が学生時代において頑張ったことは、①カフェアルバイトでいかにしてお客様に素敵な一杯を届けることができるのか創意工夫したことです。私が働く店舗は、観光地にあることもあり、日本全国に約1400店舗ある中で、全国売り上げが常に10位に入る多忙店です。常に多くのお客様が並んでいるために、どうしても多店舗に比べて一杯の飲み物を提供するのに時間がかかってしまいます。そんな中、②「この店舗に来てよかった」と思っていただくために、持ち前の明るさを生かして、必ずプラスαの一言を添えるようにしたり、積極的に声をかけてお客様一人一人に合わせた飲み物をおすすめしたりするなど工夫をしました。
また、忙しくなるとお店の雰囲気自体が暗くなってしまうので、お客様だけではなく、一緒に働く仲間に対しても、自分から場がパッと明るくなるような言動をするように常に心がけました。実際にお客様から「素敵な一言のおかげで今日一日頑張る」といっていただいたり、店長から「○○さんの明るさや気遣いは、この店舗のよさ」といっていただいたことがとてもうれしく、多忙店で大変なこともたくさんある中、私自身がこの店舗で勤めてよかったと心の底から思いました。
マイナビ編集長によるチェックポイントはココでした
①この経験で何を得たの?
「『お客様や店長からほめられた』という記述はありますが、成長した部分がわかりません。こんなに頑張ったのなら『バイタリティや責任感』など何かあったはず。そこに言及して」
②そう思った理由が知りたい
「この設問で特に重要なのは、なぜ力を入れようと思ったか?という部分。『人に喜んでもらうために動くことが好きだから』のように、『なぜ?なぜ?』を繰り返して掘り下げよう!」
Check!同じ時給なのに「なんでそんなに頑張ったの?」
「この設問で、企業はあなたの考え方や価値観を知りたいと思っています。エピソード自体は素敵なので、そこまでに至る心情の変化などを書いてみては」
教えてくれたのは高橋誠人さん
マイナビ編集長。学生の就活支援に携わった後、企業の採用コンサルティングも経験したため企業・学生両方のリアルな視点を熟知!
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一部文/森田智沙登
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