山﨑ケイのちょうどいいブスのすすめ:第60回「ちょうどいいブスの天敵⁉<相談女>について考える」
今日は女性の天敵ともいえる“相談女”について考えてみたいと思います。
“相談女”がどういう女なのかわからない人のために簡単にご説明すると、「恋愛相談をきっかけに、男性に近づく女性」のことを指します。
自分の彼氏にこういう相談女がよく近づいたりする被害報告もよく聞くので、女性にとっては天敵になりがちな存在です。
ちなみに私は、男性女性問わず、基本的には誰にも恋愛相談をしません。
「実は彼とはこうなったんだ」っていう結果報告はしますけど、「どうしたらいいと思う?」という相談はしないんです。
というのも「私は自分がどういう状況で何をしたいかが、自分でわかっているから」なんです。だから迷いませんし、それを相談しようとも思いません。
だから相談女を見ていると、こう思うんです。
「恋愛で悩んでいるくせに、楽しもうとまでしているなんて貪欲な女だな」と(笑)。
あと、相談女だけでなくボディタッチ女を見ていても思うんですけど、彼女たちって獲物を瞬時に吟味していますよね。
たとえばボディタッチをする女性をよく見ていると、イケてる男の子ばかりを狙っていて、いまいちな男のことは華麗にスルーしてるんですよ。
相談女も同様で、やはり狙ってる男にだけ相談しているんです。だから相談することが目的ではなくあくまでも手段なんですよね。
でもこういうある種<差別的な行動>って、私的には絶対にNGですね。自分が男性にこの手のことやられたら、コンプレックスが刺激されて落ち込みますから、自分も男性にはそういう失礼な態度をとりたくないんです。
こういう誰かが気分悪くなるようなことを恋愛テクニックとして利用するのは、もうやめにしませんか?
やるなら平等に!です。ぶさいくだろうとなんだろうと、ボディタッチするなら全員に! 相談するのも全員に! それができないなら全員にしない! これでどうでしょう。
誰も傷つけず、それどころか楽しくなるような方法で恋愛シーンを乗りこなしてこそ、ちょうどいいブスなんです。
あと相談女が言いがちなセリフとして「あーあ、○○君が私の彼氏だったらなあ」というのがありますが、これも卑怯なのでタブーです。相談する中で、こういう「誘い言葉」いうのって、なんかルール違反な気がするんですよ。
あくまでもあなたは<今の彼との恋愛を相談しているんでしょう?>って。相談に乗っちゃう男にも隙がありすぎますけど、女性からこんな風に言われたら、誰だってデレっとなっちゃいます。男のかっこ悪いところを引き出してモノにしようとする恋愛手段は、あまり私は好きじゃないですね。
これのバージョン違いとして、「あーあ、○○さんの奥様って幸せなんだろうなあ」、という不倫誘発ワードもありますが、この手のセリフってとっても卑怯だし、誰も幸せになれないと思うんですよ。ガチすぎて遊び心がないっていうか。
私ならもっと遊び心がありつつも、人を傷つけない方法で恋愛心を盛り上げますね。
その方法は次回ご紹介したいと思います。
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山﨑ケイさん
profile NSC東京校 13期生、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。 相方の山添寛さんとコンビ「相席スタート」を結成し、男女のちょっぴりエロい日常をネタにしたコントや漫才で人気を博す。 ツイッター @kbbyky