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山﨑ケイのちょうどいいブスのすすめ:第57回「ちょうどいいブスが苦手な場所」

山﨑ケイのちょうどいいブスのすすめ:第57回「ちょうどいいブスが苦手な場所」
みなさん、こんにちは。相席スタートの「ちょうどいいブス」こと、山﨑ケイです。

みなさん、こんにちは。相席スタートの山﨑ケイです。

今日はちょうどいいブスが<苦手な場所>についてのお話をしたいと思っています。
以前この連載で、<ナイトプール>についてお話しましたが、いわゆる<華やか>で<リア充アピール>につながるような場所をちょうどいいブスは避ける傾向にあります。 

それはなぜか……。


ずばり、自意識過剰だから(笑)! これに尽きます。

恥ずかしながら、私もとっても自意識過剰。自意識過剰というのはどんな人にも多かれ少なかれあるものだとは思うのですが、ちょうどいいブスの自意識っていうのは、<こじれ>がベースにあるのでちょっとやっかいなんです。 

たとえば<ナイトプール>を例にとって考えてみますね。
ナイトプールに行きたくない、という人がいたとします。いったいどんな理由で行きたくないかによって、こじれがあるかないかが見えてくるんです。

まず第一の理由として、値段の高さ。
1万円以上もするところもあり、値段を理由に行きたくない、というより行けないという人が大勢いるのではないでしょうか。うんうん、この理由はいたってノーマル!

次の理由としては水着問題です。
ナイトプールはまずは水着を着なきゃならない。ここにひとつのハードルがあります。体型にコンプレックスがあると、このような場所は苦手になりがちですよね。このあたりは女性のみなさんならほとんどの人が感じることなのではないでしょうか。こんなコンプレックスを持つこともノーマルの範疇でしょう。 

こじれがない人はだいたいが上の2つの理由で行きたくないと言うと思うんですが、これにこじれが加わると理由も変化します。 

まずは<リア充気取ってんなよ、このやろう>的なインスタ女子をディスる方向性のアンチ的な理由でナイトプールを嫌がるパターンがそのひとつです。

キラキラした女子の世界観にどこか怯えつつも、バカにすることで上に立とうとするような心理状況です。ここにはある種のこじれが感じれますよね。 

このような心理状況はものすごーくわかるのですが、ちょうどいいブスがやるとただのひがみに見えてしまうので、リア充を真っ向から否定するのは控えましょう。ちょうどいいブス道からは外れる行為です! 

最後の<ナイトプール>を拒否する理由として、ちょうどいいブスが陥りがちなのは、<私なんかがこんな華やかな場所に行くことで、バカにされるのではないか。だから行けるわけもない>という劣等感からくる拒否です。

このこじれ方は行き過ぎると周りをげんなりさせてしまうので、ほどほどにしないといけませんね。

そう、何度もこの連載で言っていますが、ちょうどいいブスには行き過ぎた自虐はNG! あくまでも自虐はほどよくしなくてはなりません。 

次回もちょうどいいブスが苦手な場所について考察していきます。

連載を読む方はこちら↓【毎週火曜日更新】

山﨑ケイさん 
profile  NSC東京校 13期生、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。 相方の山添寛さんとコンビ「相席スタート」を結成し、男女のちょっぴりエロい日常をネタにしたコントや漫才で人気を博す。 ツイッター @kbbyky

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