第50回:「SNS講座④ちょうどよくないLINEアイコンって?<その4>」
引き続きLINEアイコンの分析をしていきたいと思います。
今までのLINEアイコン分析 → 第47回、第48回、第49回
今回からは、自分が映っていない系のアイコンづかいの人たちの分析を始めますよー。
守りに入り過ぎて、つけ入る余地なし!
LINEアイコンfile07:料理・景色・ペットの三種の無難族(種別:自分映ってない系)
食べ物とか、旅行先の風景とか、はたまたペットとか、誰から見ても恥ずかしさのない、守備力が最大級に高いLINEアイコンがこの手のタイプです。
自分の顔が映ってないだけじゃなく、変なマウント意識もほとんど感じさせず、また「私はこういう人間です」という自己顕示欲もほぼ見られません。
そういった意味では優秀で隙のないアイコンと言えますが、私的には無難すぎて、少々物足りなさを感じてしまいますね。
もしも気になる人がこのアイコンだったとしたら、攻め入る隙が見出せなくて、かなり手こずる予感がします。
「こんな私を見て!」という自己顕示欲がドドーン
LINEアイコンfile08:趣味嗜好投影族(種別:自分映ってない系)
アイドルや俳優、スポーツ選手、またアニメや映画のワンシーンなど、自分が好きな人物やキャラクターなどをアイコンにしている人がいますが、これは単純にそのものが好きという感情だけでなく、そういうものが好きという「私を見て!」という自己顕示欲が感じられます。
だって別に自分の好きなものを外に発信する必要は普通ないわけですよね。それをあえてするという心理は、本人が否定しようがしまいが、「こんな私を見て!」という気持ちが根底にある証拠なんです。
自分の顔アイコンにしている人たちのように<自分自身を見て>というのではなく、さらに内面、奥に入っているので、少々面倒くさい人が多い印象です。でも私、面倒くさい人けっこう好きですけどね(笑)。
そのアイコンに関する共通の趣味があれば仲良くなるスピードは速いですし、興味がないことでも話のきっかけになったりと、わりと恋愛に関しても取っ掛かりはつかみやすいのではないでしょうか。
次回も引き続き、自分が映っていない系のアイコンについての分析をしていきます。
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山﨑ケイさん
profile
NSC東京校 13期生、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。
相方の山添寛さんとコンビ「相席スタート」を結成し、男女のちょっぴりエロい日常をネタにしたコントや漫才で人気を博す。
ツイッター https://twitter.com/kbbykyv