その日焼け止め、選び方あってる?【美容クイズ】「SPF」と「PA」ってどういう意味?
意外と知らない!?日焼け止めの「SPF」と「PA」の意味は?
紫外線対策に欠かせないのが日焼け止め。
手軽に入手することができ、紫外線による肌のダメージを防ぐために多くの人が使用するアイテムです。
そして、日焼け止めに必ず表記されているのがサンケア指数といわれる「SPF」と「PA」
その意味や効果を正しく理解している人は意外と少ないのではないでしょうか?
正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。
果たして正解は?
SPFとは
SPFとは、エネルギーが強い「紫外線B波」によって、肌にあたると赤くなりヒリヒリする現象が起こるまでの時間を”どれだけ伸ばせるか”を表します。
この現象は、肌になにも塗らなかった場合、紫外線を受けてから20分~30分で起こるといわれています。
つまり、SPF30の日焼け止めを塗った場合、塗らなかったときの約30倍の時間(約12時間程度)、肌が赤くなりヒリヒリする現象を防げるということになります。
PAとは
PAとは、「Protection Grade of UVA」を略したもので、紫外線の約9割を占める「紫外線A波」に対する防止効果を表したものです。
「PA+」〜「PA++++」の4段階で表示され、“+”が多いほど防止効果が高いといわれています。
PA分類 | 効果 |
PA+ | 防御効果がある |
PA++ | 防御効果がかなりある |
PA+++ | 防御効果が非常にある |
PA++++ | 防御効果が極めて高い |
日焼け止めの正しい選び方とは?
SPFもPAも数値が高いものを選ぶと安心だと思っていませんか?
実は、数値だけで日焼け止めを選ぶと肌に負担がかかる原因になることがあります。
特に、乾燥肌や敏感肌の方は肌トラブルを起こしてしまうことがあるので注意が必要ですよ。
「どのくらいの時間、どのような場所で紫外線を浴びるか」をしっかりと考えたうえで、TPOにあった日焼け止めを選ぶことが大切です。
みなさんはわかりましたか?
正しい知識を身につけて、キレイな自分を手に入れてください♡
《参考文献》
・『日本化粧品検定 2級・3級対策テキスト』(主婦の友社)