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「エントリーシートが書けない!」ダウンロードする前に知っておきたい受かるESのヒミツとは?

「エントリーシートが書けない!」ダウンロードする前に知っておきたい受かるESのヒミツとは?
こんにちは。Ray編集部で働く学生記者のテラサカです。前回の記事「【18卒注目】東大&慶應生も通う就活塾に直撃!大学4年生になる前にやるべきこと」では、就職活動直前の今やるべきことをいくつか紹介しました。

今回は就活準備期間に多くの大学生3年生が悩んでいると思われる自己分析とエントリーシートのコツについて、前回と同じく東大生や慶應大学の生徒も通う就活塾の代表、北口さんに聞いてみました。

自己分析のコツは、人を頼ること

就活準備期間である大学三年生の2月。自己分析は必要不可欠ですよね。まずはインターネットや就活本で簡単に手に入る、自己分析シートを活用して、自分の人生を振り返ってみましょう。



自分は中学校では何をしていて、高校時代は何を頑張っていたのか、どんな生き方をして、どんなことを学んできたのか。自分自身で振り返り、自分の強みや短所を知ることができたら、自分のプレゼンを他人に聞いてもらうことがおすすめです。

『自己PRを友達や親、就活塾やキャリアセンターのプロである大人など、たくさんの人にプレゼンテーションしてみて、相談してみることが大事です。自分のことは、人との接点でわかってくるものですから』(北口さん)

人を頼り、いろんな人に自分の話を聞いてもらい相談することで、自分では気づくことができなかった新しい自分の一面や強みがわかるようになります。まずは友達同士でお互いに自己分析しあってみるのもいいですね。

就活において一番大切なことは、相手を知ること

そもそも、『就活をしていく上で、一番大切なことは相手を知ること』だそう。企業の求めているものを知ることから就活は始まります。エントリーシートを書き始める前に、企業の求めている思い、人物像、能力、素質を知りましょう。



『たとえばJTBグループは、リクナビの「求める人物像」という欄で「・新しい情報やスキルを継続的に習得し、自己成長への努力を惜しまない人 ・物事や組織の課題を認識し、その解決に向けて、自律的(主体的)に考え、行動できる人」とはっきりとJTBグループが求めている学生の特徴を記しています。他の企業も、マイナビやリクナビなどの就活サイトや、企業のホームページに求める人物像を書いている場合が多いです』(北口さん)

意外と見落としがちですが、実はとっても大事なんです。それは、求める人物像を知ることが、企業研究に繋がってくるから!

『企業の求めている事柄と、分析をした自分自身を照らし合わせてみてください。自分がどういうふうに働きたいのか、自分の強みは何なのか。そこに、企業が求めているものとズレが生じていると、その企業に行きたくなくなるかもしれません。もしくは、自分がその企業の求めているものになるために合わせてまで、その企業で働きたいのか、考え直すきっかけになります。ズレがあった場合、入社してから「自分と合わない」と思ってしまう可能性が高まります。もしそれでも、その企業に入りたいのであれば、企業の求めているものに自分自身を近づけていくことから始めましょう』(北口さん)

つまり、自分にその企業が合うか合わないかは、企業が求めているものを知ることでわかるのかもしれません。

受かるエントリーシートのヒミツ

エントリーシートは今の大学3年生にとって、一番の悩みどころかもしれません。私も何をアピールしたらいいのか、何を書いたらいいのかわからず困っていました。



北口さんによると、受かるエントリーシートには3つのヒミツがあるみたい。次ページから、詳しく見ていきましょう。

①相手の求めていることに当てはまるように書く

つまり、企業の求めている人物像が掲載されているのなら、そういう人物に見えるようなエントリーシートにすればいいということ。

求めている人材の項目(たとえばホスピタリティがあるとかコミュニケーション能力がある、など)が決まっていて、企業はそれにあわせてエントリーシートをチェックしているのだそう。だから企業の求めていることを知ることが大事なんですね。



でもここで問題が。

『例えば求める人物像としてコミュニケーション能力という項目があげられているとします。学生は、人と話すことが得意だとか、人見知りをせず会話を楽しむことができるという内容で、コミュニケーション能力があることをアピールしようとします。けれど、企業側が求めているコミュニケーションは、誰か他の人に、自分の意見を発表し、納得させられるレベルのコミュニケーション能力かもしれません』(北口さん)

つまり、自分の考えるコミュニケーションと、企業の考えているコミュニケーションには、差がある可能性があるということです。その企業の求めている能力は、どこまでのレベルのものなのかをよく考えてみる必要がありますね。

②短所はその企業にとって致命傷にならない程度に

短所って、何を書いたらいいのか悩む人も多いはず。でも、自己分析をして気づいた自分の短所を、ありのままに書いてしまうのはNGなんです。



『そもそも企業が短所を聞くのは、その企業にとって致命傷にならないかどうか気になるからです。例えばホテルやアパレルなどの接客業の企業にとって、「コミュニケーションが苦手」という短所は致命的ですよね。つまり、逆に考えれば、その企業にとって致命傷にならない程度の短所ならばいいのです』(北口さん)

また、改善策を考えているという点も重要です。例えば「人の名前を覚えることが苦手」ならば、その短所を放置しているのではなく、「だから、いつもメモをしている」のように、その短所に対してなにか対策をしているか、それがわかるように短所を書くことが大事です。

③ギャップは魅力になる

ここまで、自己PRや長所、短所は企業の求めていることに合わせて書くことがコツだと述べてきました。3つめのコツは、特技や趣味の欄について。



『特技や趣味については、まじめさよりも、面白さを重視したほうがいい。面白さというのは、ギャップです』(北口さん)

自己PRを読んだ企業の人は、きっと、「この人はこういう人なんだろうな」「こういう人に見える」と判断しています。その想像から違う部分、スカッと外すようなギャップのある特技や趣味を書くと、魅力的に見えるのだそうです。

今回の記事では、なによりも、就活をする上では企業のきもちを考えることが大事だということを伝えてきました。

私はエントリーシートに書きたいことが多すぎて、まとまらないという悩みを持っていましたが、この話を聞いて、企業の求めている部分を優先して書こうと思いました。さっそくエントリーシートを書き直してみようと思います。

次回は、女子学生の人気ナンバーワン、金融業界について伺った話をお伝えします。

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今回話を伺ったのは、前回に引き続き、「就活.salon」代表・北口泰伸さん



内定率100パーセントを誇る「就活.salon」は、『内定を獲得することに特化した』結果の出るメソッドを持ち、ひとり一人が幸せな就職を実現する』を目指した就活塾。講師は全員人事経験者であることが特徴的です。2018年卒総合コースの他、2019年卒・既卒コース、エアライン対策コース、留学生・海外大生コース、1day個別対策コースがあります。

【住所】 東京都中央区銀座6-16-12 丸高ビル3階

【電話】03-5860-0961

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