第26回:天敵“アイドル系自虐ブス”とは……
この連載では私がよく言われる「ちょうどいいブス」の生態やちょうどいいブスというポジションを利用しての恋愛テクニックなどをご紹介していますが、今回は前回に引き続き、ちょうどいいブスの立場を脅かしかねない天敵「アイドル系自虐ブス」について考えていこうと思います。
「アイドル系自虐ブス」について簡単におさらいしますと、美人の世界の中ではややブス、だけど一般的にはそこそこかわいい女の子が「私ってブスだしモテないし~」と自虐することで男女問わず好感度を上げ、世の中をすいすい渡り歩いている女の子のことです。
アイドル系自虐ブスへの意外な対処方法とは?
最近は芸能界以外でも増えてきたと聞いていますので、早急に対処法が学んでおいたほうがいいでしょうね。彼女たちの存在があることで、彼女たちよりも容姿の劣る「ちょうどいいブス」は今までの戦略が通用しないようになり、苦境に立たされることが明白だからです。
可能であれば一緒のグループに属さないなど、とにかく離れることが先決ですが、それができずに一緒に行動しなきゃいけなくなった際は、ぜひともこれからご紹介する対処方法を参考にしてみてください。
たとえば合コンに一緒に参加したとしましょう。合コンという場ではアイドル系自虐ブスは確実に「ブスって言われる」だの「モテない」だの自虐でみんなの気を引こうとするはずです。
そんなときにどうすればいいか。
答えは「何もしない」です。
「え? そんなん対策でもなんでもないじゃん」と思われるかもしれません。でもね、大丈夫なんです。そういう子たちって、放っておいたらさじ加減がわからなくて自虐が行き過ぎてしまうことがあるんですよ。下ネタとかも間違えて言い過ぎちゃうことがあるんですよ。
アイドル系自虐ブスは自虐が行き過ぎるので自爆必至!
ずばり対処法は「自爆するのを待つ」、これにつきます(笑)。こっちは一日二日でできたブスじゃないんで自爆はなかなかしないんですけど、そこそこかわいいともてはやされてきた子たちが急に覚えた自虐は、もろいんです。
なんで虎視眈々と待っていれば必ず自爆します(笑)。
もし彼女たちが「私、ブスだし~」と自虐を始めたら、「いや、私とあなたのブスは次元が違うし」と、周りの目を気にして多少の牽制はしておくと思いますけどね。これしないと「お前のほうがブスなのに何納得してんだ」と思われたら癪じゃないですか。
モテない合戦にのるのは絶対にダメ!
また「全然モテないんです」という自虐モテない合戦にはのってはだめです。ただでさえブスなのに、ブスだのモテないと自虐すれば、ますます男性から興味の対象として見られなくなってしまいます。
ただ一応は最初、「とは言っても本当はモテるんでしょ」ぐらいは言ったほうがいいと思います。そのうえでアイドル系自虐ブスがさらにモテない自慢をやめなければ、「ごめん、やっぱ私のほうがモテるかも」ぐらいは言っちゃっていいと思います。
男としてはそれを聞いて、「この子にはブスなのに男にモテる何かがあるのか?」って興味がわいてくるはずですから。「私のほうがブスなのに私のほうがモテるってなんでだと思う?」って、こそっと思わせぶりに男性に聞いちゃうのもいいかもしれません。
芸能界にアイドル系自虐ブスがかなり増えてきたので、これは一般社会にも広がる傾向にあると思うんですよ。きっと来年の夏には、かなり増殖していると予想されますね。ちょうどいいブスの天敵である以上、今からしっかり対策をとっておいて損はないです。
次回もちょうどいいブスについて一緒に考えていきましょう。
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山﨑ケイさん
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NSC東京校 13期生、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。
相方の山添寛さんとコンビ「相席スタート」を結成し、男女のちょっぴりエロい日常をネタにしたコントや漫才で人気を博す。
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