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夢に近づくために大切なことって?THE RAMPAGE【川村壱馬】の“原点”のハナシ

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夢に近づくために大切なことって?THE RAMPAGE【川村壱馬】の“原点”のハナシ
アルバム『ROUND & ROUND』をリリースするTHE RAMPAGE。今回はメンバーの川村壱馬さんに、少年時代から現在の話まで語ってもらいました。どん底を経験しながらもデビューし活躍している壱馬さんが語る、夢を叶える秘訣はきっとみんなにも刺さるはず♡

TOKYO STORY of KAZUMA

夢を叶えるために必要なことは愛情と熱量

大阪で生まれ育ち、「マセガキとよく言われてました」という少年時代を送っていた壱馬さん。そのころ思い描いていた夢と現在の姿は、想像以上のリンクをしているそう。

「物心ついたときからドラマやテレビを見て、“僕は将来ここにいるだろうな”と漠然とイメージしていたんです。もしかしたら意識したのは、音楽よりお芝居のほうが早かったかもしれない。

そこから歌やラップと挑戦の幅が広がっていって、今の自分は想像以上に面白いことになっているなっていう感覚がありますね。

イメージできることって、現実として起こりうる可能性があると僕は思っていて。だから夢を叶えるためには、そのビジョンを明確にして、あとはアクションを起こすこと。結局やらなければなにも始まらないから、自分がやるかどうかです。

その上で大事なことは、たぶん“好き”であることなんですよね。僕も、人から見たら努力って言われるのかもしれないですけど、あんまり自分がやっていることを努力と思っていなくて。

好きだからこそ突き詰めていける、本気で考えているから効率も考えられる。夢に近づくためには愛情と熱量、この2つが大切だと思います」

どん底を味わったから今のTHE RAMPAGEがある

THE RAMPAGEは2014年に正式メンバーが決定するも、翌年には活動休止に。デビューまで約2年の下積み生活を送っていた。

「僕らが未熟だったということもあって活動休止になったり、精神的に追い詰められた時期がありました。あのときは、さすがにもうやめようと思って母親に伝えたんですよね。

でも、昔から僕の夢に対して否定しない母が初めて“あかん。後悔させたくないから、もうちょい頑張ってみ”と言ったんです。

その言葉で踏んばれたし、どん底を味わったメンバーと再結集したから今がある。あの経験はターニングポイントというか、自分たちに必要なことだったと思います。

今16人でパフォーマンスをしていると、安心感が半端じゃないんですよ。そこに甘えてちゃいけないなと思うんですが、16人が一体となったときのパワーはすごいです。

意見がぶつかったらぶつかったで、腹を割って話せばいいし。だから16人いてよかったというよりかは、このメンバーでよかったなと思います。

新しいアルバムでも、そんな僕らが出せているんじゃないかな。推し曲は『ハジマリノウタ』ですね。出会いと別れを感じさせるようなリリックとサウンドが、春独特の切なさにぴったりだと思います」

大阪に来たときは誇らしくなります

地元の大阪と東京、どこにいてもスタンスは変わらないという。それだけブレない芯がある。

「話すときに標準語と関西弁の違いはありますけど、東京だから、大阪だからと特別視する感覚はなくて。このテンションも地元にいるときと変わらないですし。自分としては、あまり外から影響されないように生きています。

ただ、ツアーでメンバーが大阪に来たときは、ちょっと誇らしくなるんですよね。“俺ここ、地元”みたいな(笑)。“大阪は飯がうまいんだよ!”って言いたくなります」

Check!5th Album『ROUND & ROUND』

通常盤 5,720円/rhythm zone
2023年2月22日発売

THE RAMPAGEの5枚目となるアルバム。CDには映画『HiGH&LOW THE WORST X』主題歌「THE POWER」などのシングル曲に加え、アルバムリード曲「NO GRAVITY」などの新曲4曲を含む全12曲を収録。

PROFILE

川村壱馬(かわむら・かずま)

1997年1月7日生まれ、大阪府出身。THE RAMPAGEのボーカリストとして、2017年1月にメジャーデビュー。昨年は『HiGH&LOW THE WORST X』『貞子DX』などに出演し、俳優業でも活躍。

Photograph:Yuzo Touge Styling:Keisuke Yoshida Hair&Make-up:oya Text:Akiko Yamaguchi

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