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第14回:“ちょうどいいブス”の純真アピール術

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第14回:“ちょうどいいブス”の純真アピール術
こんにちは。相席スタートというコンビで芸人をやってます山﨑ケイです。 

「お前、ちょうどいいブスだな」と先輩芸人に指摘されたことを機に、何の因果かちょうどいいブスとは何ぞやということを日々探求しています。

そんなわけでこの連載ではその探求結果をお伝えしているわけですが、今回も前回までに引き続き、男性からの「純真かどうかをうかがうような質問」にどう答えるべきかを引き続き考察していこうと思います。 

この「純真かどうかをうかがうような質問」ですが、前々回は「合コンにはよく行くの?」そして前回は「今まで何人彼氏いた?」について考察しました。

 「どのくらい彼氏いないの?」へのアンサーで気を付けるべき2点

今回はこれもよく男性から質問される「どのくらい彼氏いないの?」について考えていきたいと思います。この質問の答え方で注意しなければいけない点は以下の2点です。

1:あまりにもモテない感を出すこと

2:あまりにもビッチ感を出すこと

そう、過度なモテるアピール、またはモテないアピールは男性を引かせてしまうだけ。ここでも「ちょうどよさ」が求められるわけですね。過度なモテないアピールは男性に怖がられてしまいます。 

まず

1:あまりにもモテない感を出すこと

について考えてみましょう。

もしも本当に10年彼氏がいなかったとしても、「10年いない」とバカ正直に答えるのは厳禁です。これは純真アピールどころか恐怖アピールになってしまいますから。

かといってウソをつくといつかボロが出てしまいますので、「しばらくいないから忘れちゃった」などとあいまいに濁すのがいいと思いますね。芸人仲間の間ではこれ系を発展させたもっと露骨な質問をされることがあるんですよ。たとえば「最後にエッチしたのはいつ?」とか。

そんなとき、私は最初正直に「1年前です」とかって答えてたんですけど、意外とこういう回答ってそこで会話がストップしてしまって、その後が盛り上がらないことに気づいたんです。

そこで私が考えた回答がこうでした。

「山田さん、今日で更新しちゃいます?」

これは回答を巧みにかわしつつも、男性をちょっとドキッとさせ、なおかつ笑いにもつながる回答だと思いませんか? 

このように実際に彼氏がいなかったとしても、ちょいエロさをプラスしてかわす術を身に着けておくといいと思いますね。「ちゃんとしてない彼氏」の存在を匂わすことがちょうどいい?

次に

2:あまりにもビッチ感を出すこと

についてです。

たとえ、一昨日まで彼氏がいたり、また昨日エッチしていたとしても、それを正直に言うと「こいつは尻軽だ」という印象を持たれてしまいかねません。ここでも過度なビッチ感を隠しつつも相手にドキッとさせ、なおかつユーモアを感じさせる回答があるんです。 

それは「うーん、ちゃんとした彼氏はしばらくいないかなぁ」 

これによって、ある程度モテることのアピールにもなりますし、また「ちゃんとしてない彼氏ってなんなんだろう」とエッチな妄想をさせることができますし、さらには具体的な日数を言わないことでリアルなビッチ感を隠ぺいすることもできるんです。 

いずれにせよ、男性からの質問には“ちょうどいい”回答パターンがあります。それらを駆使し、自己プロデュースを上手にしていくことが、ちょうどいいブスの恋愛戦略と言えます。

これからもちょうどいいブスが生きるうえで役立つ戦略を考えていきますので、楽しみにしてくださいね。

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山﨑ケイさんprofileNSC東京校 13期生、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。相方の山添寛さんとコンビ「相席スタート」を結成し、男女のちょっぴりエロい日常をネタにしたコントや漫才で人気を博す。ツイッター https://twitter.com/kbbyky

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