第13回:“ちょうどいいブス”の純真アピール術
この連載では“ちょうどいいブス”である私の恋愛戦術をはじめ、ちょうどいいブスにまつわるさまざまな考察をしていますので、ぜひ過去の連載もチェックしてみてくださいね。
今回は、“さりげなく自分が純真な女であることをアピールする方法”という、非常に難易度高めのテーマでお届けしたいと思います。
なぜ男性は女性に「純真かどうか質問」をするの?
前回の記事では、男性が合コンで知り合った女性に対し、「合コンってよく行くの?」という質問を投げかけてきた時の適切な回答について考察しました。そもそもなぜ男性はこのような質問を女性に投げかけるのでしょうか。
それは「なんだかんだで付き合うならマジメで身持ちの固い女性がいい」という考えがベースにあるんです。そこで女性に「純真かどうかをうかがうような質問」を投げ込んでくるんです。
過去に彼氏は何人いたと答えるべき?
“純真かどうかリサーチ会話”にはいろいろなパターンがありますが、「今まで何人彼氏いた?」という質問はその代表例ですね。ある程度大人になってからのこの質問は、彼氏の人数=経験人数を暗にさしていますので、ここでどう答えるかは難しいところです。
これに対するちょうどいい返しですが、ひと昔前の恋愛マニュアル本なんかでは「3人」と答えるのがいい、なんて載っていたりしたもんですが、多かろうと少なかろうと人数を言うのは避けたほうがいいと私は思うんです。
まずウソをつくことは今後の関係を考えてやめたほうがいいですし、かといって正直に答えるのもどうかなって。たとえその人数が少なかったとしても、男性に具体的な想像をさせてしまうわけじゃないですか。
私ならこう答えますね。
「うーん、みんなよりたぶん少ないから恥ずかしくて言えない」と。
この回答が優れている3つの理由とは?
この回答の意図・効果は大きく3つあります。
1:経験人数が少ないという経験上での純真アピールができる
2:人数が少ないことが恥ずかしいと思うようなマインド面でも純朴な女であることをアピールできる
3:経験は少ないけど処女ではないという微妙な経験値で男性を翻弄できる
この1、2、3をバランスよくアピールできるので、この回答はおすすめですね。
特に、自身のブス度が高めと認識していて、さらにはある程度の年齢がいっている女性は、3のアピールが重要です。「ブスだからやっぱり処女かよ」って思われちゃうんじゃないかっていうのを気にしている女性は多いんです、案外。
男性は本当に好きになった女性が処女であればうれしいと思うかもしれないですけど、そうでもない場合、ましてやブスだったりすると処女は利点ではなくマイナスに映ってしまいがちですから。
さてさて次回も“ちょうどいいブス”がすべき恋愛戦略について考えていきましょう。
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山﨑ケイさん
profile
NSC東京校 13期生、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。
相方の山添寛さんとコンビ「相席スタート」を結成し、男女のちょっぴりエロい日常をネタにしたコントや漫才で人気を博す。
ツイッター https://twitter.com/kbbyky