減点されない就活講座⑨就活なんでもQ&A編
OB・OG訪問~筆記試験・面接対策
Q:OB・OG訪問ってぶっちゃけ必要?
A:したほうがベター。生の情報が聞けます。
本やインターネットでは仕入れられない生の情報が得られますし、企業への思い入れも強くなります。何人かに訪問したエピソードを面接で話せば、“ヤル気がある”“会社への志望度が高い学生”と評価されることもありますよ。
Q:とにかく新聞を読めってよくいわれるけど、実際の試験で聞かれることがほとんどなかったという話も聞きます。必要ですか?
A:いい文章を読むことで文章力が上がります
企業によっては時事問題がないところもありますね。ただ、いい文章を読めば文章力アップにつながるので、読んで損することはありません。あと面接のネタで使えることだってあるんです。行動してムダなことはないんですよ。
Q:面接でのウソってどのくらいつくべき?
A:ウソをつくとあとで困るので気をつけて!
面接で受かることではなく、働くことが目的だということを忘れないでください。1次面接でウソをついて通ったとしても、3次面接まで言い方を変えた似た質問をされてウソがバレることも。性格診断テストでも、最初の問いと最後の問いで似た質問があり、試されることもありますよ。
Q:圧迫面接をされたらどうすればいい?
A:“なぜ?”と繰り返し聞かれることに慣れましょう
最近はあまり聞かないので、心配しなくても大丈夫だと思います。ただ、“なぜですか?”と繰り返し聞かれることはあるかもしれません。心構えとして覚えておくといいですね。
その他・気になっているコト
Q:Facebookを利用している会社もあるけど、始めるべきですか?
A:条件に入っているなら始めて。あとは使い方次第。
企業のファンサイトをチェックしたり、OB・OG訪問に役立てるといいでしょう。ただ、自分の顔写真には気をつけてください。日記やプライベートなことを書くのもあまりオススメしません。たとえば、酔っぱらった写真をアップしたり、人の悪口を書いたりするのは厳禁です。
Q:このご時世に就職浪人するってアリなの?
A:よほどの覚悟がない限りしないほうがいいです
内定をとる難易度が上がるので、リスクが大きい。これは既卒も同じです。それなら、1年目の就職活動を全力でやってください。そしてもし希望の職種じゃなかったとしても受かった会社で働いてみて。特に有名大学の学生に“この企業じゃなきゃイヤだ”と固執してしまう人が多いです。なぜそう思うのか、よく考えてください。
Q:先輩が辞退するときもめていたのですが、正しい辞退の仕方ってあるの?
A:時間をおかず今すぐに!誠心誠意、謝ってください
辞退は時間がかかればかかるほど大変になります。辞退を決めたらすぐに連絡を。そして誠心誠意、謝ってください。また、キープする会社は1社くらいにおさめるべきです。
【番外編】内定獲得のためにすべき5つのこと!
【1】企業を知ること
ヤル気や熱意は知っていることの中からしか生まれないので、まずは企業を知ること。本やインターネットでもかまいませんし、いちばんオススメなのはOB・OG訪問で生の話を聞くことです。
【2】コミュニケーション能力を磨く
働くことは、社会人とコミュニケーションをとることです。アルバイト、インターンシップ、社会人のセミナーに行く……どんなことでもいいので接する機会をつくって能力を磨いてください。
【3】文章力を高める
どんなに魅力的な人でも、ESや履歴書で書いて伝えられなければ内定は得られません。文章力は書くことで身につくので、ブログを始めるのも手。人に見られる意識をして書くのでいいと思います。
【4】常に当事者意識を持って
たとえばアルバイトをするにしても、なぜ売り上げが上がらないのか、上げるためにはどうすればいいのか。当事者意識を持っていれば、役立つ思考力が身につきますよ。
【5】常に謙虚な姿勢を忘れずに
自分のいたらなさを知ることで、もっと磨かなきゃって思いますよね。また、謙虚で素直な心あれば、わからなければ聞く、といった行動につながります。
今回監修してくれたのは
キャリアコンサルタント 田口久人さん
慶応義塾大学卒。今までに2000名以上の就職活動生を指導。著者に『受かる!自己分析シート(日本実業出版社)』、『20代からの自分を強くする「あかさたなはまやらわ」の法則(三笠書房)』など。
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