第5回:“ちょうどいいブス”のちょうどいいお酒の飲み方
この連載では「ちょうどいいブス」の生態について分析したり、「ちょうどいいブス」がとるべき恋愛戦略なんかをお伝えしていこうと思っていますが、今回のテーマは恋愛戦略的にすごく使えると思いますよ。
そもそも「ちょうどいいブスって何よ」という方は、ぜひ今までの連載をチェックしてみてくださいね。
第2回:あなたは美人?それとも“ちょうどいいブス“? 判定テスト
ではいきましょう。今回のテーマは「ちょうどいいブスのちょうどいいお酒の飲み方」です。
ちょうどいいブスは男性に「酔ったらいける」と思わせるのが大前提なので(笑)、“お酒の場”というのがとても大事なんですね。
ちょうどいいブスが取るべき“ちょうどいいお酒の飲み方戦略”を指南します!
では、早速みなさんに質問です。
男性とふたりで居酒屋に行ったとしますよね。一杯目はビールで乾杯。その後2杯目に……という流れになり、男性から「何飲む?」と聞かれたら、どう答えるのが「ちょうどいい」と思いますか?
私がおすすめする回答はこうです。
まずは男性に「何飲みます?」と聞き返すんです。そして「私もそれにしようかな」と、男性が飲むものと同じものを頼むんです。たとえば向こうがワインを飲むなら、さらに使えるワザがあります。それは「じゃあボトル頼んじゃいます?」攻撃!
この「ボトル頼んじゃいます?」攻撃には主に2つのメリットがあるんです。
ワインボトルをふたりで空けると、こーんなに素敵なことが待っていた!?
まず第一に、グラスで飲むよりも安くすむので、金銭的なメリットがあります。もしも男性が支払いをするのであれば、男性的には心の中で「安く上がってラッキー」、さらにはそんなあなたに対しても「ありがとう」という気持ちが沸き上がり、「気遣いできるすてきな女性だな」と評価してくれる可能性すらあります。
たまにいるんですよ、美人で。「私、シャンパンしか飲めないの~」とかいう女。めちゃ高くつきますよね。そういう振る舞いをちょうどいいブスは絶対にしちゃだめですよ。美人だからギリ許されるんです。
第二のメリットとして、ふたりで何かを成し遂げた達成感が味わえること! これ、不思議な感覚なんですけど、男性とふたりで1本のボトルを空けると急に連帯感や親しみが沸いてきて距離が縮まるんです。それで「次いっちゃう?」みたいなテンションになれるんですよ。
「ボトル頼んじゃいます?」攻撃は、ワイン以外のお酒だとちょっと難しいかもしれません。焼酎や日本酒を1本空けるとなると、相当な大酒飲みじゃないと無理ですし(笑)。
そうそう、別にお酒は強くなくても大丈夫ですよ。あまり飲めない子は、たしなむ程度でOK。無理をせずに「ちょっとだけ同じのをいただきます」と、少し口をつけるだけでも十分だと思います。
ミラーリング効果で深層心理から男心を操作するべし!
あくまでも“あなたと同じものを飲みたいんです”という心意気や姿勢が重要なんです。だからさまざまな男性の嗜好についていけるよう、いろんな種類のお酒をたしなめるようになると、お酒の席での恋愛能力がグンと上がりますね。私はビール、ワイン、日本酒、焼酎etc.となんでも飲めるんで、なんでも飲めることを喜んでくれる男性はすごく多いですよ。
ちなみにカラテカの入江さんも同じことを言っていました。入江さんはこのテクニックを企業のお偉いさんとかと飲むときに実践しているそうです。ミラーリング効果っていうんですよね、確か。自分と同じ仕草や行動をとる相手に、人間は無意識に好意を抱くという心理効果があるんです。
今回はここまで。お酒の席では美人より輝くちょうどいいブスに一緒になっていきましょう(笑)!次回もちょうどいいブスのみなさんが役立つ情報をお送りしますので、楽しみにしていてくださいね。
連載を読む方はこちら↓
山﨑ケイさん
profile
NSC東京校 13期生、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。
相方の山添寛さんとコンビ「相席スタート」を結成し、男女のちょっぴりエロい日常をネタにしたコントや漫才で人気を博す。
ツイッター https://twitter.com/kbbyky