No.33「涙腺ダムもどき女子」を分析!
一見普通に見える女子も、実はいろんなコンプレックスやプライドを持って生きています(よね?)。そのプライドの高さ故…コンプレックスの大きさ故…ちょっと「なによコイツ!」と思われるような方向に発酵してしまったのがここで紹介する女子たち。実は結構周りにいるのかも…?
発酵女子とは?
【ある特定の人物や周囲からよく見られたいという願望をうまく表に出せず、考え倦ねている間にそれを自らの中で消化できずに発酵させてしまった女子のこと。ストレートな感情表現を苦手とし、周囲にむけて屈折した何らかの自己アピールを送り続ける。または、一周してドストレート発言をしてしまうことも。発酵してしまうタイミングは人によって異なるが、自分に強いコンプレックスを持っていたり、理想が高い場合が多い】
そんな発酵女子の発酵菌を明らかにし、解決していくこのコーナー
DJあおいさん(以下:あ)
「さあ今回も発酵女子を分析していくわよ」
イラストレーター ツボユリ(以下:ツ)
「よろしくお願いします!」
※今回も研究者気取りでお送りしていきます
いるいる~! なんでも感情表現が「泣」の女子。幼少期に泣いた後にチヤホヤされたりした経験から、自己表現を涙に頼りがち。頭の中はまだ子供。「泣」以外の感情や言葉で他人を動かせないタイプ。大勢の前で突然泣いて注目を集めたり、彼氏の前でもひたすら泣く。そして何も語らない…彼女の言語は目から出る液体からしか測れない、ある意味で未来型タイプである。
あ「CMとかの短い間とかで泣いちゃう子っているよね」」
ツ「ああ…お父さんが結婚式で一生懸命ピアノを練習してきて頑張るやつとか… でも、すぐ泣く女って嫌じゃないですか?」
あ「またそういうこという」
ツ「すぐ泣く女マジうぜぇ」
あ「女はそう思うかもしれないけど、男サイドは必ずしもそうじゃないのよ」
ツ「え~ そうかな~」
あ「号泣は論外だけど、意外と『泣いてもいいんだよ、俺の胸で』って思ったりするもんよ」
ツ「え〜でもな~…涙かぁ… 彼女は注目されたいんですかね?」
あ「ん〜気付いて欲しいのはあるだろうけど、これは単純に表現力がないのよね」
ツ「表現力が?」
あ「うん。喜怒哀楽を上手く表現できないの。こういうタイプってSNSに投稿するときも、何か感動したりした事柄に対して、絶対”泣いた~!”って書くじゃん」
ツ「ああ~!! 確かに… 感動したときに泣いた! って書く人いますよね」
あ「泣いてないだろ」
ツ「えっ」
あ「絶対泣いてないよこれ」
ツ「無表情でツイートしてますね」
ツ「あんスタ始めましたね。本当に感動してたのか?」
あ「まぁ彼女が人前で泣くとしたら一番多いのは彼氏の前とかかな」
ツ「そうそう、こういう女子って彼氏と一緒にいるとき、都合が悪くなるとすぐ泣き出したりしますよね」
あ「泣いてないね」
ツ「えっ」
あ「絶対泣いてないよあれ」
ツ「泣いてないですね」
あ「泣いてないんだよ」
ツ「鏡みてますね」
あ「鏡みてるんだよ」
あ「感情を表に出さないのは今の若い人に多いんだけど、こういうタイプみたいに”言わなくてもわかってよ!”みたいなスタンスだと周りにいる人が疲れちゃう」
ツ「確かに… なんか面倒みなきゃいけない感じがすごいしますね…」
あ「そうそう。今自分と話しているのはお母さんではなく、お姉ちゃんでもなく、”友達”とか”彼氏”なんだということを忘れちゃってるよね」
ツ「ある意味、び、平等精神…」
あ「表現力のある人はちゃんと感想を言葉にできるから、SNSでも安易に”泣いた”なんて言葉使わないし、ちゃんと言葉にできるはずなんだよ」
ツ「そっか〜”泣く”っていう表現だけで色々貫き通すのも、大人だと難しいですね…」
あ「でもまぁこのタイプはさぁ…いざ話そうとしても表現力がないから話が長い上に、何もまとまっていない最悪な流れになるから、無理に話し始めてもアレなんだけどさ」
ツ「救えなi…じゃあもうこっちから接触すんの止めといたほうがいいですね」
あ「ツボユリって冷たいよね」
ツ「クールビズです」
あ「そっかぁ…もうそんな季節かぁ…」
~今回の助言~
ツ「こ…これは…?」
あ「いやね…色々言ったけど、なにも泣くなとは言ってないのよ。涙活って言葉もあるくらいで、涙を流すことはいいことなのよ。だからそんな涙を”泣いてる~”ってバカにする奴は私が泣かすよ。でも、ウソ泣きはほどほどにね」
ツ「アツいぜ、あおいさん! 私にわけてくださいそのアツさ!!」
あ「ツボユリと加瀬亮と私を足して、3で割ったら普通の人になるくらいの温度差だね」
ツ「加瀬亮足すんだ…何を調節したの?」
【涙腺ダムもどき女子カルテ】
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