【鼎談】はなんて読む?ニュースでよく見る言葉!
TRIVIA
日常生活で使う機会はあまりないけれど、知ってるとちょっと自慢できる!そんな難読漢字を今回ご紹介します。社会人の多くが間違えてしまうこの漢字、あなたは読めるかな?
「鼎談」はなんて読む?
日常生活ではなかなか見かけない熟語「鼎談」。
1文字目は「県」という字に似ていますが、「けんだん」ではありません。
いったい「鼎談」はなんと読むのでしょうか。
正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。
果たして、正解は?
正解は「ていだん」でした!
「鼎談」とは、机を囲んで三人で話し合うことです。
「三国の首脳が鼎談する」や「三党首による白熱した鼎談」といった使い方ができますよ。
「鼎」という字は単体で「かなえ」と読み、古代中国で食器や祭器として使われていた三本脚の釜を意味します。
そんな「かなえ」の三本脚のように三人が向かい合って話すのが「鼎談」というわけです。
また、二者が向かい合う「対談」や「対立」、「対峙(たいじ)」という言葉は聞いたことがあると思います。
実は「鼎」という字にも「鼎談」のほか「鼎立」や「鼎峙」といった熟語が存在し、どちらも「三者が向かい合うこと」という意味です。
「対」を「鼎」にしただけで「三人」という意味が付加される、面白い熟語たちですね。
みなさんは分かりましたか?
家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!
《参考文献》
・『デジタル大辞泉』(小学館)
・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
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