今年のうちにダイエット!「食べるほどキレイになる!」マル秘食事法とは?
「クリスマスを最高に可愛い自分で迎えるためにどんな準備をしますか?」
1位を獲得した答えは、ずばり「ヤセる!」でした(Ray編集部調べ)。しかも、食事制限をしたり、特別な何かに時間を割くのではなく、毎日の生活で意識することを少し変えるだけの肌と体調にやさしいダイエットが理想とのコメントが多数。そこで、日々体をメンテナンスするような美人生活で自然とキレイにヤセられる食事法を管理栄養士の木下あおいさんに聞きました。これならストレスなく、クリスマスまで理想の体型に近づけます。
幸せホルモンで「食べるほどキレイになる!」9つの食事プラン
「幸福感の9割は脳ではなく腸で感じています。ということは腸をキレイにすれば幸せホルモンが出て自然とキレイになれるんですよ」とは、管理栄養士の木下あおいさん。下記の9つの食事法から一日ひとつでいいので意識して取り入れることで、腸からどんどんキレイに。
食事法1:旬の野菜をたくさん食べる
野菜が体にいいのは常識ですが、同じ野菜でも旬とそうでないものでは栄養価に違いがあります。差が大きいものでは2~3倍違うこともあり、それならば旬のものを食べたほうが格段に体に効果的です。旬野菜を意識して食べるようにしましょう。
食事法2:発酵食品や食物繊維を積極的にとる
ヨーグルトや納豆、おつけものなどの発酵食品は、腸内の善玉菌を増やすといわれています。食物繊維は腸内環境を整える働きがあるので便秘の人は積極的にとることがベター。この2つを意識してとることで腸の調子が驚くほどよくなります。特に納豆はぽっこりお腹、便秘がちの人にオススメです。
食事法3:自宅では箸置きを使ってよくかんで食べる
ものを噛むとヒスタミンという物質が脳から分泌され、満腹中枢に働きかけるとともに内臓脂肪を分解するといわれています。さらに、噛んで分泌される唾液はホルモンにも作用。よく噛むことは「ヤセて若返る」に直結します。「ひと口食べたら箸は箸置きに置いて、20~30回よく噛む」を意識しましょう。早食い防止にも効果的です。
食事法4:サラダのドレッシングに良質な生の油を使う
できれば朝食に生のサラダを。塩をふってレモンをしぼり、良質な油をかけていただきましょう。良質な油にはホルモンの働きを活発化する効果があり、美肌にも効果的です。オススメの油は亜麻仁油やえごま油などのオメガ3脂肪酸を含むもの。それ以外でも酸化していないものをとることが大切です。
食事法5:食べ過ぎた翌朝は大根おろしで胃腸を休ませる
体内の水分バランスを整えるのに役立つのが、大根おろし。デトックス作用も大なので、食べすぎた次の日にピッタリです。すりおろしてもいいですが、フードプロセッサーであまり細かくしすぎず、噛みごたえが残っているのがベスト。
食事法6:乾物を買ってみそ汁の具にする
海藻やひじき、切り干し大根などの乾物には食物繊維をはじめ、栄養がたっぷり入っているうえ日持ちします。常備しない手はありません。自炊をしたときにみそ汁の具にサッと入れれば、体にうれしい&便利です。
食事法7:お菓子が食べたくなったらまずフレーバーティーを飲む
もしも甘いものが食べたいときはフレーバーティーを飲みましょう。お菓子以外の「キレイになれるもの」から甘みをとることはできないかを考えながら、いったん「食べたい」頭をブレイクすることで、お菓子への欲求が少しおさまるかも。
食事法8:キャベツや白菜で浅漬けを作ってみる
野菜を洗って適度な大きさに切り、袋に入れて塩で10分程度もみ込むだけ。浅漬けは、サラダ以外で生の野菜を自然ととれる、栄養の宝庫です。自分で漬けると愛着もわきおいしさも倍増します。
食事法9:塩を使わずに代わりに黒酢に使う
ヤセられない原因のひとつとして、塩をとり過ぎていることがあげられます。カロリーや糖質をひかえても、塩分を気にせず過剰にとりすぎてしまい、体内に水分を余分に溜め込んで代謝が落ちているパターンがあるので、ときには塩を黒酢に変えてみて。減塩Dayをつくりましょう。
過度な食事制限をしなくても、毎日の生活の意識を少し変えるだけでヤセ体質にアプローチ。幸せホルモンが出るといわれている「腸内環境の美化」を早速生活に取り入れて、クリスマスまでにスッキリBODYを手に入れましょう。
木下あおいさん(管理栄養士)
日本インナービューティーダイエット協会理事長を務める。食べながらキレイにヤセる、美腸へ導く食事アドバイスが人気。著書に『美人はコレを食べている。』(大和書房)など。