No.22「インスピレーション女子」を分析！

CULTURE2015/11/16

なんでかな〜〜〜〜〜〜〜

ふしぎだな〜〜〜〜〜〜〜〜〜

と

思ってたんですよ。

一見普通に見える女子も、実はいろんなコンプレックスやプライドを持って生きています(よね？)。そのプライドの高さ故…コンプレックスの大きさ故…ちょっと「なによコイツ！」と思われるような方向に発酵してしまったのがここで紹介する女子たち。実は結構周りにいるのかも…？

　発酵女子とは？　

【ある特定の人物や周囲からよく見られたいという願望をうまく表に出せず、考え倦ねている間にそれを自らの中で消化できずに発酵させてしまった女子のこと。ストレートな感情表現を苦手とし、周囲にむけて屈折した何らかの自己アピールを送り続ける。または、一周してドストレート発言をしてしまうことも。発酵してしまうタイミングは人によって異なるが、自分に強いコンプレックスを持っていたり、理想が高い場合が多い】

そんな発酵女子の発酵菌を明らかにし、解決していくこのコーナー

DJあおいさん（以下：あ）

「さあ今回も発酵女子を分析していくわよ」

イラストレーター　ツボユリ（以下：ツ）

「よろしくお願いします！」

※今回も研究者気取りでお送りしていきます

いるいる〜！　このタイプは「実は私…霊感あるんだよね」と周囲からの注目を集めたがるタイプ。”霊感がある”というキャラクターをフルに活用し、夏は怪談話に重宝され、ことあるごとのイベントでは、そういう系の話になると主役に躍り出る…そんな彼女の発酵菌とは一体？

あ「霊感あるって言う人いるよね」

ツ「実際どうなんですかね？　高校生くらいまでリアルに信じてたんですけど…最近はあんまり信じなくなっちゃって」

あ「本当のところはわからないけど、こういう怪談話とかホラーとかって、娯楽の一つじゃない？」

ツ「娯楽！　確かに。”ほん怖(ほんとうにあった怖い話)見た!?”とかってテレビの話題で盛り上がりますもんね。それに、怖い話って皆でいるとき絶対出てくるコンテンツだもんなぁ」

あ「そうそう。ホラーもそういう娯楽のひとつのはずなのに、な〜んか現実に持ち出しちゃってる感があるよね。ダメよ、娯楽はその場で楽しむもの。本来それより外に出ちゃいけないのよ」

ツ「そう言われてみればそうかもしれないですね」

あ「まぁ一種のブランディングなのよね」

ツ「ブランディング、ですか？」

ツ「確かに個性はたつか…でもなんか良い意味での個性ではない気が…」

あ「うん。まず男性にはモテないよね。というか女性としてみれない！！」

ツ「マイナスばっかじゃないですか」

あ「でも他に特技が無いから。ここで個性を出すしか無い…過去にホラー話かなにかで注目される気持ちよさを体験してしまったのね。そしてそれに味をしめてしまった…」

ツ「もうわけわかんねぇよ…」

あ「話続けるけどさ、ホラーが好きな人ってエロい人が多いんだよね」

ツ「えっ!? そうなんですか？」

あ「ホラーで感じるドキドキと、エロで感じるドキドキって感覚がちかいのよ。だから、ホラーが好きって言ってる人は大抵ドスケベだね」

ツ「ドスケベ…」

あ「それにホラーが好きって言ってる人は大体フェロモンムンムンな服着てたりすることが多いの。フェロモンを小出しにすれば”ミステリアス”っていうブランドがつくかもしれないのに…もうミステリアスどころじゃなくなっちゃってることが９割ね」

ツ「でもそれって男寄ってくるんじゃ…？」

あ「いや…違う違う…なんか”ヤバいモンスターに遭遇した”みたいな感覚になるやつ…」

ツ「なるほど、ゲテモノ系か」

あ「まぁ第一印象はゲテモノでも、このタイプは出会いがキーになってくるから積極的に男性に出会っていった方がいいわよ」

ツ「第一印象ゲテモノで出会いまくってたら、それこそ事件おきそうですけどね」

あ「もしも、そんなゲテモノを本気で気に入ってくれる人がいたら…」

ツ「いたら…？」

あ「そのときやっと、醜いゲテモノは本来の人間の姿に戻れるのです！！」

ツ「本来の…！！？　つまり…どういうことですか？」

あ「それはつまり…！」

ツ「つまり…！？」

あ「……………あっ思い出した。ちょっと話それるけど、シャンプーの時に背後に気配感じるって言うじゃない。あれ、本当は上にいるらしいよ」

ツ「ぬごぉぉ！　本来の姿の詳細はよ！！！！！」

〜今回の助言〜

あ「迷える”インスピレーション女子”の皆さん、あなたを救うのはズバリ”恋愛をする”ことよ。出会いなさい。いろんな男性と！　そしたらあなたはホラーから解放されて本来のあなたに戻ることでしょう。エロとホラーはドキドキが一緒って言ったけど、彼氏でも作って自分が満たされるとホラーなんてものに見向きもしなくなるはず。そっちでドキドキが足りちゃうからね。一刻も早く出会いの場に行って恋愛しないと、一生黒歴史の過去ができちゃうわよ…」

ツ「ありがとうございます…！」

【インスピレーション女子カルテ】