遊び心があるオトナって素敵♡ ハタチになった髙橋ひかるが学んだこととは…?
遊び心があるオトナって素敵!
いろんなことを経験している人は経験の数だけいろんなものを見ているから視野が広い。お話を聞いていて面白いことがたくさんあって、私は保守的なところがあるのでオトナのみなさんにすごく刺激をいただいてます。
人間、根っこの部分ってそんなに簡単に変われないかもしれないけど、根っこから上の部分だけなら変われるって信じてるんですね。
今日は可愛いキャラ、今日はクールキャラというふうに自分とは別のキャラクターになりきってみることで柔軟になるトレーニングをがんばってます。
ちょうどオリンピックでサッカーを観たからだけど(笑)、パス回しで守ってばっかりじゃダメ、傷ついてもいいから変わる努力をしたい。クリエイティブなオトナの方たちは、とにかく「やってみよう!」っていう行動派が多い印象もあります。
現実的にはまだ難しいけれど海外旅行にも行きたいです。いろんな考え方や感情に触れたくて。今までは旅行も苦手だし、仕事以外では殻に閉じこもりがちだったけど、考え方や感情といった流動的なものは誰かと出会わなければ触れられないなって。
大河ドラマ『おんな城主 直虎』で共演させてもらった矢本悠馬さんはまさに遊び心のあるオトナ。警戒心の強い私があっという間に心を許せてしまうほど面白くてムードーメーカーな人。
主演の柴咲コウさんと矢本さんと3人でお話しさせてもらう機会もあったんですが、そのときに印象に残ったのが「人類みな自分が好き」という言葉。誰よりもまず自分が自分を好きじゃないと、自分に対して失礼だとおっしゃっていて。
経験豊かで遊び心のあるオトナへの第一歩は自分を可愛がって面白がることなのかなと学びになりました。
Photograph/Motofumi Sannomiya(TRIVAL) Styling/Yurina Inaba(KIND) Hair&Make-up/Miho Matsuda Model/Hikaru Takahashi(exclusive) Text/Hazuki Nagamine