【髙橋ひかる】脱・白したい!20歳を迎えたひかるのオトナ像とは?
脱・白したいその理由
デビューしてからずっと大事な場面では白を身につけることが多くて、勝負服といえば白が当たり前でした。お世話になっているスタイリストさんも黒のお洋服は選ばないですし、プライベートでも白ばかり。すっぴんでも気負わず着られるし、自分の肌の色とも相性がいいなと思って。
でも、どこかに白に縛られている気もしなくはないというか・・・。白は清潔感や清純なイメージがあって、白が似合う自分でいなきゃと勝手に自分で自分を押さえつけていたのかもなんて思ったり。過去の私が黒髪や太眉に執着したように、キャラ立ちしたいがために白を選んでいた部分も多少否定はできません。
今、白の対極である黒に興味津々な理由は、黒はカッコよさの象徴ともいえる色だから。大好きな映画である『プラダを着た悪魔』のファッションや海外スナップでも、黒はキリッとしたキレイなオトナが着こなす色というイメージがあります。
でも、ただ単にカッコいい女性になりたいわけじゃなく、そういった一面も持ち合わせている多面性に憧れる。黒って何にも染まらないブレないイメージがあるからこそ、私自身オトナになるにつれて心が求めているのかもしれない。
普段もメイクする機会が増えたこともあって、強い色を着ることにも少しずつ慣れてきました。クローゼットも黒がだんだんと増えています。洗練されながら確固たる自分みたいなものを持てたらという願いも込めつつ、「黒に負けない人」になりたい。
Photograph/Motofumi Sannomiya(TRIVAL) Styling/Yurina Inaba(KIND) Hair & Make-up/Miho Matsuda Model/Hikaru Takahashi(exclusive) Text/Hazuki Nagamine