女の子だってAVが観たい!ちょっと恥ずかしい夜の趣味が友達にバレた結果…
友だちに「ウブだよね」と言われるけれど
先日、ひとり暮らしを始めた麗奈の家に仲の良い女子4人で集まることになった。
久しぶりに4人全員で会えた嬉しさから、みんなお酒がいつも以上に進み、ほろ酔い状態。
レモンサワーの缶を片手に一番酔っていた麗奈は、ニヤリとしながらこう言った。
「ねえ、みんなでAV観ない??」
予想外の一言に「きゃー!」「何言ってんのー!(笑)」と声を上げつつも、まんざらでもない様子の夏美とひかり。
なかでも大きな歓声を上げた夏美は、ハッとした表情を浮かべて私の方を振り返った。
「あ、でも、美緒がいるからダメだよ! 美緒は汚れを知らないウブな子なんだから! AVなんて観たら気絶しちゃう」
その一言に他の2人も「美緒にはいつまでも清らかでいてほしいもんね」と納得している様子。
「……そういえばさ! 麗奈は最近彼氏とどうなの?」
ひかりのその一言で話題は麗奈の恋バナに変わったが、私はその間、苦笑いをすることしかできなかった。
だって、本当はウブな子なんかじゃないから。
たぶん、私が誰よりもAVを観ているから。
夜の楽しみは、ひとりでAVを観ること
楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、22時頃に麗奈の家を後にして帰宅した。
すぐに浴室に向かいシャワーを浴びている間、さっき言われた「ウブだね」「汚れを知らなそう」という言葉で頭がいっぱいだった。
ウブに思われる原因はおそらく、落ち着いた髪色、持って生まれた垂れ目と小さな唇が際立つナチュラルなメイク、女子アナウンサーのような服装、高くて子どもっぽい声。
好きな服装やメイク、変えようのない容姿や声が、私の「ウブで清らかそう」というイメージを作っているようだ。
なんだか複雑な気持ちになりながら浴室を出てパジャマを着ると、真っ先にベッドに向かった。
どんなに心がモヤモヤしても、「毎晩の楽しみ」が私を癒してくれるから。
癒しの正体は、AV。
数年前に、ちょっとした好奇心からパソコンで「女性向け AV」と検索した。
AVというと、男性向けで女性は楽しめないと思っていたが、女性向けの作品もたくさんあると知った。
ラブラブなカップルの営みを描いたものや、先輩からドキドキの言葉攻めを受ける学園もの。
Sっ気のある女性が年下男子を可愛がるものや、幼馴染のイケメン双子から愛されたり、マジックミラー号という外からは見えない車の中でHをしたりする「そんなのあり得ないでしょ!」とツッコみたくなる設定のものまで。
しっかりとストーリー設計がされていて、AV=セックスするだけではなかった。
最初はAVをただ観るだけだったが、徐々に身体が火照ってしまい、最近ではほぼ毎晩観ながらひとりでしている。
女性がひとりでするなんて……と最初は思ったけれど、ネットで調べると意外にも多くの女性がひとりHをしているとわかった。
今日も、好みのAV俳優さんの彼女になった気分が味わえるAVを観ながら、お気に入りのオモチャを使ってひとりで頂点に達し、朱里の家で感じたモヤモヤを解消して眠りについた。
ピンチ! AVを観ていることがバレて……
後日、今度は私の家に4人で集まることに。
観たい映画を私のパソコンで検索していた時、ちょうど注文していたデリバリーが届いたので私は席を外した。
ご飯を両手に抱えて居間に戻ると、麗奈・夏美・ひかりの目の前にある私のパソコン画面には、昨夜観ていたAVが映し出されていた。
しまった……! 昨日寝落ちしたときに消し忘れたんだ……!
私のことをウブで清純だと思っている3人に観られるなんて……。
こんなのを私が観ていると知ったら、きっと軽蔑されるに違いない。
嫌われてしまうだろうけれども正直に話そう、と覚悟を決めて「あの……」と声を発すると、麗奈は「……美緒もこういうの、観るの?」と言った。
「う、うん……みんなは私のことウブだと思っているけど、本当はそんなことないの。Hなことにはみんなと同じように興味があるし、ひとりでAVも観る……。私のイメージと違っておかしいよね……」
そう言って俯く私に、麗奈は思いがけない言葉をかけてきた。
「そんなことないよ!!! 私だってAV観るし、正直に言うと、私たちがちょっとHな話するとき美緒嫌じゃないかなってずっと気になっていて……。でも、なんて言ったらいいんだろ、その、美緒も私たちと一緒で嬉しい!!(笑)」
「うん! 全然おかしくないよ! むしろ健全!」
夏美も笑いながらそう言った。
「もう~、そういうことは早く言ってよね! 実は美緒に観て欲しいAVいっぱいあるんだからさ(笑)」と言うひかりも、なんだか嬉しそう。
「ごめんごめん(笑)気を取り直して、ご飯食べながらみんなでAVでも観る……?(笑)」
私の一言に、3人も顔を見合わせてフフッと笑い「観よ観よ!」「いいね、せっかくなら美緒のオススメが観たいな~」「その次は私の一押しを教えてあげる!」と笑顔を取り戻した。
恋愛も交友関係も絶好調、きっかけはAV
私の家で予期せぬAV鑑賞会をしてからというもの、私たち4人はより一層なんでも話せる仲になった。
そして変わったことがもう一つ。
麗奈がよく主催する合コンに呼ばれるようになり、人生で初めての彼氏ができたのだ!
同じ大学で同級生の彼は、学内でもイケメンと評判の有名人で、なんと私の大好きなAV俳優さんに少し似ている。
趣味や価値観はもちろんのこと、夜の相性も抜群♡
Hの最中に男性が喜びそうな言葉やしぐさをすると、彼もコーフンしてくれる。
この間は、AVを観て学んだコンドームのつけ方を実践したら、彼が「こんなことまでしてくれるなんて……!」と感激してくれて、何回もするうちに気付いたら朝になっていた。
AV鑑賞という、他人にはちょっと言いにくい恥ずかしいナイトルーティーンが、友だち関係や恋愛が上手くいくきっかけになるなんて。
今度は彼と一緒に観てみようかな……♡
デザインが可愛い♡初心者さんにおすすめの「iroha petit」
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