大日本印刷のアニメ関連事業をのぞいてみたい！

大日本印刷株式会社（DNP）

書籍・雑誌や日用品の商品パッケージの印刷、広告・販促などのマーケティング支援、ICカードや電子部材の製造など幅広い事業を展開。印刷技術と情報技術を融合させて、顧客や社会の課題解決に取り組んでいる。

今回のメンバー

今回はまいまい＆あっこ（プリ❤クラ）の2人が訪問♡

教えてくれたのは、山本万葉さん

DNPのグループ会社に入社後、2017年にDNPへ転籍。現在はコンテンツコミュニケーション本部アミューズメントビジネス推進部プロデュース課にて、アミューズメント業界などの店頭販促物の企画制作や、東京アニメセンターの展示、物販の企画にも関わっている。

1日のスケジュール

10:00出社・メールチェック
フレックス制なのでラッシュを避けて出社。
11:00課会
課のメンバーで会議を行い、各々の進捗状況などを共有。先輩たちが提案する面白いアイディアを聞くことができる貴重な時間です。
12:00企画案のアウトプット・デザイン原稿作成
日頃感じたことやインターネットで話題になっていることをもとにアイディアをまとめ、デザイナーと共有する資料を作成します。
13:00昼食
14:00得意先と打ち合わせ
企画アイディアを提案。得意先の要望をうかがいながら展示物の内容などを詰めていきます。
16:00デザイン会社と打ち合わせ
得意先からの要望をデザインにどう落とし込んでいくか、細かいニュアンスを伝えます。
18:00帰社後、残務処理
20:00退社

お休みの日は流行をしっかりチェック！

休日はSNSで見つけた流行の飲食店へ実際に出向くことが多いです。洋服やコスメの新作をお店に見に行ったりもします。写真は代々木八幡のmimetというカフェのホットケーキ♡

プライベートではぬいぐるみの洋服作りが趣味♡

もともと何かを『作る』ことが好きなので、ぬいぐるみの服を自分の好きな布とデザインで作ったりもしています。裁縫は独学ですが、今度は浴衣にも挑戦しようと思っています！

東京アニメセンター in DNPプラザでアニメの企画展について学ぶ！

人気のサッカーアニメとコラボして、原画や映像が見られる展示会を開催。描き下ろしのキャラクターの衣装を考えたり、ファンにとって見に来る価値のある展示を作ります。

印刷会社なのに＂アニメ＂！？

＂印刷＂でつながってきた企業と新たな形でビジネスを展開！出版社やアニメ制作会社と組んで、グッズ制作やイベントを開催している。ICカードを使った仕掛けなど、DNPの強みを生かした企画を提案します。

DNPプラザってどんなところ？

市ヶ谷のDNPプラザは、いろいろな体験ができる複合施設。B1Fには展示が行われている東京アニメセンターがあり、訪日外国人も訪れるんだとか。

まずは展示にちりばめられた＂こだわり＂を知る

サッカーアニメなので人工芝を設置したり、キャラクターの性格を反映したロッカーを作ったり、特別感のある展示内容を考えます。

ロッカールームも再現♡

見せ方もひと工夫！

会場内には置きパネルもありますが、大きなパネルは天井から吊るすことで劇中の躍動感が伝わるように工夫されています。

展示の企画にも挑戦！

企画書は展示の設計図のようなもの。展示会の企画書を見ながら、各コーナーがどのように生まれていったのかを完成図から逆にたどっていきます。細かな設定に驚き！

入場チケットもアニメにちなんだデザイン！

グッズや来場者特典の考案にも関わります！

展示に合ったグッズや、来場者に喜んでもらえる特典などを考えて提案するのもDNPの企画担当者。普段から流行をリサーチしておけば、こういった場面で役に立ちます。

直撃！DNPで働くってどんな感じ？

何かしら「アイディアを形にする仕事」に関われると思ってDNPを選んだ山本さん。実際に働いてみて、感じているやりがいや魅力を聞いてみました！

やりがいを感じる瞬間は？

SNSで自分の携わった広告や展示が話題になっていたり、ファンの方が楽しんでいる写真を発信して拡散されているのを見たりすると、思わず心の中でガッツポーズしますね（笑）。

DNPの魅力は？

さまざまな分野の事業があるため、挑戦できる領域が広い企業です。結婚や出産を経た女性社員が多く活躍しているので仕事を続けていく環境も整っています。

働く上で大切にしていることは？

自分自身も楽しむこと。常に消費者目線は忘れずに市場の需要に合わせながらも、できあがったときに自分も楽しいと思えるものを作ることを心がけています。

プリ♡クラのコメント

まいまい

「『大日本印刷』という企業名なので印刷業務だけをしている会社なのかなと想像していたのですが、幅広い仕事内容があることを知り驚きました！固定観念を払拭する体験になりました」

あっこ

「企画展示の来場者特典やグッズを考えながら、知らないアニメでもまずは観て細部のネタまで研究し、自分がお客さんだったらどんなものがうれしいかを考えることが重要だと感じました！」

撮影／千葉太一