【蚊帳】の読み方はなに?夏に関係する寝具のこと!
TRIVIA
普段の生活でよく使う言葉なのに、実は間違って読んでいた!そんな漢字、意外と多いですよね。今回は、大人でも間違えてしまいがちな常識漢字クイズをご紹介。就活や社会人生活で恥をかかないように、今一度確かめておきましょう!
「蚊帳」はなんて読む?
夏の虫「蚊」に「帳」を加えた熟語「蚊帳」。
「蚊帳」は、夏に関係する寝具の名前です。
シンプルに「かちょう」とも読みますが、より耳馴染みのある読み方がありますよ。
いったい、なんと読むのか分かりますか?
正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。
果たして、正解は?
正解は「かや」でした!
「蚊帳」とは、夏の夜、蚊や害虫を防いで安全に眠れるように寝床に吊り下げる覆いのことです。麻や木綿などを織って作られますよ。
実は「帳」には「とばり」という訓読みがあり、垂れ下げる布のことを表します。
「蚊帳」は中国から日本に伝わったとされ、奈良時代から本格的に作られるようになりました。当初は高級品でしたが、江戸時代になって庶民に広まったそうです。
現代では、エアコンや扇風機が普及して就寝時に窓を開ける必要がなく、「蚊帳」も使われなくなりました。
それでも、不利な扱いを受けることを意味する「蚊帳の外」という慣用句は今でも残っていますね。
みなさんは分かりましたか?
家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!
《参考文献》
・『デジタル大辞泉』(小学館)
・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
・『日本大百科全書』(小学館)
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